【公務員・人物試験】面接対策のポイントや回答のNG例を解説

公務員試験の人物試験では、個別面接、集団面接、集団討論などが実施され、近年は人物試験に重きを置く試験種が増加しています。特に地方公務員試験では配点割合が最も高くなっていて、最終合格まで油断せずに臨む必要があります。

この記事では人物試験の基本情報、面接対策、志望動機の書き方などについて解説します。
目次 Contents

【公務員・人物試験】面接対策のポイントや回答のNG例を解説


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公務員試験の「人物試験」とは?

公務員試験の基本的な流れ

公務員試験は「筆記試験」と「人物試験」で構成されます。多くの場合、1次試験で筆記試験、2次試験以降で人物試験が課されることになります。


人物試験の代表的な形式は、次の3つです。

面接試験の内容


▼個別面接

個別面接は、受験生が1人で深掘りされる面接です。

どの試験種でも必ず実施され、個別面接1回だけという試験種も多く存在します。

地方公務員試験では、個別面接が複数回実施されることもあります。


▼集団面接

集団面接は、面接官が3〜8人程度、受験生が3~10人程度という形式で行われる面接です。

一問一答形式で面接官に質問された人から順番に答えていきます。

形式は異なるものの、質問内容は個別面接とほぼ変わりません。


集団面接の攻略法は、こちらの動画で解説しています。


▼集団討議・グループワーク

集団討論では、5~8人程度のグループで1つのテーマについて議論し結果を発表するものです。

通常、3人程度の面接官が議論する様子を見て集団における個人の性格や行動を評価します。

チームワークを大切にすること、場の雰囲気を読むこと、相手の意見を受け止め自分の意見を発信する力が求められます。

この記事では主に面接対策について解説していきます。集団面接、集団討論・グループワークについては、こちらの記事で詳しく解説しています。


【あわせて読みたい】【人物試験】集団面接、集団討論、グループワークの違いについて


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公務員試験の面接対策のポイントは?

公務員試験の面接対策は、次の3つのポイントをおさえましょう。


(1)事前に提出する「面接カード」を書く

公務員試験では、事前に提出した面接カードをもとに質問をされることが多いです。カードの書き方次第で、面接官の質問を答えやすい内容に導くことができます。


(2)「面接評定票」から面接官の採点基準を読み解く

公務員試験の面接には、面接官が見るべきポイントについてマニュアル化してある面接評定票が用いられます。

面接評定票から逆算して、面接カードに書く内容を決めていきましょう。


(3)体験(エピソード)を語る

最近の面接は、受験者の体験・エピソードに基づく自己PRや志望動機から「なぜそう考えたのか」「なぜその行動に出たのか」などが深掘りされる傾向があります。

このような質問を通じて、公務員として求められるスキル・能力といった特性に合っているかどうかを見られているのです。

簡潔でわかりやすく、説得力のある回答が求められます。

体験を効果的に織り交ぜた回答ができるよう、PREP法やSTR法を用いて話したい内容を整理しておきましょう。

これら3つのポイントについて、こちらの記事でより具体的に解説しています。


【あわせて読みたい】【例文付き】公務員試験を受けるなら面接対策をしっかり練ろう!


公務員試験の面接の「定番の質問」とは?

公務員試験の面接では公務員特有の質問があり、その質問に対して短時間でいかに根拠を持って論理立て伝えるかが求められてきます。

面接の定番の質問は次の3つです。


(1)志望理由(志望動機)

志望理由(志望動機)は、【過去→現在→未来】という流れで語ることでオリジナル要素が盛り込まれた説得力のある内容になります。

「なぜこの自治体か」という質問に対しては、自治体の基本情報、取り組み、課題をおさえた上で自分の考えを伝えましょう。


(2)自己PR・長所

自己PR・長所は【結論→課題→行動→成果】というストーリーで語ることで、オリジナル要素が盛り込まれた説得力のある内容になります。

最初に「強み」から考えるのではなく、「体験・エピソード」から書き出すと矛盾のないストーリーに仕上がります。


(3)学生時代に力を注いだこと

学生時代に力を注いできたことは、実は「自己PR」と表裏一体です。

自己PRと同様に【結論→課題→行動→成果】の順でストーリー性を持たせて語ることで、オリジナリティと説得力を備えた内容になります。

これら3つの質問への回答を作成する手順や例文を、こちらの記事で紹介しています。


【あわせて読みたい】【例文付き】公務員面接対策!面接でよく聞かれる質問集


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公務員試験の面接の「ダメ回答」とは?

「面接で公務員にふさわしくない回答をしたらどうしよう……」と不安に思っている人は多いのではないでしょうか。

面接でよくある質問に対する典型的な「ダメ回答」には、次のようなものがあります。

【Q】どうして民間企業ではなく、公務員なのですか?
民間企業で営利追求のために働くよりも、住民のために働く公務員に魅力を感じました。お金ではなく人々の幸せのために生きたいと思っております。

【Q】もしこの試験がダメだったらどうしますか?
私は合格を目指して頑張ってきましたので非常に困ります。今の仕事は全く考えていません。合格するまで何年でも諦めずにチャレンジし続けます!

【Q】今、最も関心のある事は何ですか。
公務員試験に合格できるかどうかということです。一生懸命勉強をしてきたので、その成果が出ると良いと思います。


これらがなぜ「ダメ回答」なのか、わかりましたか?

わからなかった方は、こちらの記事でスタディング講師による解説をチェックしてみてください。


【あわせて読みたい】【減点必至!】公務員試験面接で一発アウトのダメ回答例まとめ


民間企業の採用面接との違いは?

公務員試験の「人物試験」は、民間企業の面接試験と比べると「落とす面接」の要素が強いと言えます。

なぜなら、「問題を起こさないか」「個性が強すぎないか」など、マイナス部分をみるという視点が民間企業より重視される傾向があるからです。

公務員の面接試験で主に重視される評価ポイントは、次の6つです。

  • 積極性
  • 社会性
  • 信頼感
  • 経験学習力
  • 自己統制力
  • コミュニケーション力

詳しくはこちらの記事で解説しています。


【あわせて読みたい】公務員試験の面接対策!民間企業の面接と何が違う?


オンライン面接で合格をつかむコツは?

オンライン面接とは、ZoomなどのWeb会議サービスを利用してリモートで実施される面接です。

コロナ禍で対面での試験が困難となったことなどから、ここ数年で一気に普及しました。


オンライン面接を受ける場合、対面の面接とは異なる準備が必要です。

まずは安定的で高品質な映像や音声のやりとりができるように機材を揃え、面接までに画質や音のセッティングを済ませておきます。

面接中は目線、表情、声について、オンラインであることを意識して、対面での面接との違いを意識しておくことが大切です。


オンライン面接の準備や印象をよくするコツについて、具体的な方法はこちらの記事で解説しています。

【あわせて読みたい】実施自治体増加中!オンライン面接の攻略法


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まとめ

今回は公務員試験の人物試験について、面接対策を中心に解説しました。

「スタディング 公務員講座」の面接対策講座では、指導経験豊富な講師陣による講義に加えて、第1志望先を想定したES・職務経歴書の添削とフィードバックも受けることができます。

受験のプロのアドバイスを受けて、自信をもって面接に臨みたい人に最適です。

講座は無料で体験できるので、合格を目指す方はぜひ試してみてください。


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