無料お試し

【減点必至!】公務員試験面接で一発アウトのダメ回答例まとめ

【減点必至!】公務員試験面接で一発アウトのダメ回答例まとめ

スタディングの面接講座では、質問に対する回答に関しての解説が充実しており、「合格にとても役に立った」と皆様から好評を頂いています。
今回は、その中から「ダメ回答例」を一部抜粋して紹介します。

講座内では、「ダメ回答例」から更に踏み込み、質問の趣旨やどう答えたら良いのかまでも解説しています。

■質問例1:「どうして民間企業ではなく、公務員なのですか?」

ある回答
「民間企業で営利追求のために働くよりも、住民のために働く公務員に魅力を感じました。お金ではなく人々の幸せのために生きたいと思っております。」


・営利追求のために働くよりも住民のために働く公務員に魅力

→何故、営利追求がダメなのか、住民のために働くとは具体的にどういうことなのか、をきちんと説明しなければいけません。

・お金ではなく

→では無償で働きますか? 公務員と言ってもきちんと給金をもらいます。日本は資本主義であり、営利追求は認められています。お金や営利を否定する発言は適切ではありません。


■質問例2:「もしこの試験がダメだったらどうしますか?」

ある回答
「私は合格を目指して頑張ってきましたので非常に困ります。今の仕事は全く考えていません。合格するまで何年でも諦めずにチャレンジし続けます!」


・非常に困ります

→勿論、進路が閉ざされてしまう訳なので困るとは思いますが、あくまでも選考される立場となりますので、それを直接伝えるのは配慮が足りません。

・今の仕事は全く考えていません。何年でも続けます

→今の仕事に誇りを持てないのは何の仕事をしてもできない印象を与えます。また、もしも不採用が続いたら無職のまま過ごすこととなります。将来設計における計画性の無さが出てしまっています。


■質問例3:「今、最も関心のある事は何ですか。」

ある回答
「公務員試験に合格できるかどうかということです。一生懸命勉強をしてきたので、その成果が出ると良いと思います。」


・公務員試験に合格できるかどうかが一番の関心事

→確かに、公務員試験は人生を決める重要な転機であり、それが一番の関心事であることも当然ですが、この質問で正直に公務員試験と言ってしまうのは、視野が狭いことを露呈してしまっています。


■質問例4:「困難を克服した経験を教えてください。」

ある回答
「私は人見知りで、なかなか自分から挨拶ができませんでした。今の職場に就職した際も最初はなかなか自分から挨拶ができず、上司や先輩に心配されましたが、毎日の努力の末に三ヶ月かけて挨拶ができるようになりました。」


・人見知りで

→実際に人見知りなのかもしれませんが、住民とのやり取りをする公務員において人見知り、と言う性格は致命傷です。

・挨拶ができませんでした

→そこから改善した、と言う展開にしたいのでしょうが、元々挨拶すらできない、と言うのはマイナスポイントとなります。

・努力の末に三ヶ月かけて挨拶

→挨拶をするのに三ヶ月も努力しないとできない人、と言うマイナス評価となります。


■質問例5:「今までの人生で一番感動した瞬間と一番悔しかった瞬間を教えてください。」

ある回答
「私は広報部に所属していたのですが、一番感動した瞬間は2年目の時の企画が採用されたことです。企画は初年度から懸命に温めてきたので、長年の努力が報われました。一番悔しかったのは、その次の会議では私の企画は選ばれず、別の同僚の企画が選ばれたことです。その同僚は私より能力が乏しく正直あまり納得ができなかったため、私はその企画には協力しませんでした。」


・企画が採用されたことです

→これは感動した瞬間には違いありませんが、自分の手柄を感動するよりも、チームや友人のことで感動したことを言った方が、共感力の点でプラス評価となります。

・悔しかったのは、別の同僚の企画が選ばれたこと

→これは嫉妬以外の何物でもありません。

・その企画には協力しませんでした

→思い通りにならないと協力しないと言うのは、かなりのマイナス評価となります。


■質問例6:「今まで、失敗できない大切な場面にどのように乗り切りましたか。状況を具体的に教えてください。」

ある回答
「新商品の販売イベント企画のプロジェクトリーダーを務めました。いくつかの班を作って分担して作業をしていたのですが、班の連携が上手くいかず、困難の連続でした。結局、私は過度のストレスを抱え体調を崩してしまいました。当日は欠席をしたため、結果がどうだったかは不明ですが、リーダーの大変さを実感しました。」


・当日は欠席をしたため、結果がどうだったかは不明

→途中までは面白い展開でしたが、最後の最後に全てを放棄してしまったところから、最低の評価となってしまいます。体調を崩したのは仕方ないにしても、終了後の結果も知らないままであるのは問題です。

・リーダーの大変さを実感

→エピソード自体が困難から逃げた話になっているため、「困難が大変になったら逃げる人」と言う低評価となります。


■質問例7:「今までにない新しい発想・柔軟な発想で行動した経験を具体的に教えてください。」

ある回答
「私は朝が苦手でいつも寝坊ばかりしていました。遅刻が原因で上司や同僚に何度も迷惑をかけてしまったため、目覚まし時計を複数購入し、部屋の様々な箇所に設置し、朝は目覚まし時計を止めて回ることでしっかりと起きる習慣を身に付けました。」


・遅刻が原因で上司や同僚に何度も迷惑をかけてしまった

→マイナス面を露呈してしまいました。短所や失敗経験そのものを聞く質問よりもこのような質問回答の中でうっかりマイナスポイントを言ってしまいがちなので気を付けてください。

・目覚まし時計を複数設置し、起きる習慣

→確かに自分の生活スタイルに新しい発想を取り入れていますが、朝起きると言う、小学生が取り組むようなスケールのため、あまり評価されません。チームや部署など組織の中で新しい発想・柔軟な発想を用いた行動を述べましょう。


■質問例8:「友人の中でのポジションを教えてください。」

ある回答
「ずばりリーダーです。自ら率先して実行し、周囲からの信頼を得て様々な問題を解決に導いています。」


・自ら率先して実行し

→何を実行したのかがわかりません。実行した内容について具体的に説明する必要があります。

・周囲からの信頼を得て

→信頼を得たかどうかは相手が判断することです。こちらからPRする際は信頼を得たことを裏付けるエピソードを伝えます。

・様々な問題

→様々な問題とはどのような問題ですか。具体的な説明がなければ全く評価の対象にはなりません。


■質問例9:「会話の際に何に最も気を付けていますか。」

ある回答
「自分の意見をはっきりと伝えることです。以心伝心と言いますが、違う人間である以上、きちんと言葉にして意思を表明することで後々のトラブルが回避できると思います。相手にも思ったことは何でも言ってもらうように伝え、お互いに遠慮無く意見を言い合えるように努めます。」


・きちんと言葉にして意思を表明することでトラブルを回避

→信頼関係が構築されておりお互いが同様の考え方を共有している場合に限り、有効な意思伝達が可能となりますが、ただ一方的に自分の意見を言うだけだと、それ自体がトラブルの原因となるかもしれません。

・相手にも思ったことは何でも言ってもらうように伝え、お互いに遠慮無く意見を言い合えるように

→伝えたからと言って、相手が何でも言うようになるかどうかはわかりません。表面的な言葉よりも信頼関係の構築が大切です。


■質問例10:「ストレス解消方法を教えてください。」

ある回答
「私のストレス解消方法は、ストレスの原因を友人に話してスッキリすることです。自分一人で悩んでもストレスが膨れ上がるばかりなので、口に出して発散し、友人に共感をしてもらうことで解消することができます。」


・ストレスの原因を友人に話してスッキリ

→原因が人間関係である場合、悪口を言ってスッキリするとも受け取れます。

・口に出して発散

→組織の不満も平気で友人に話してしまう人だと思われてしまいます。


講座では、「ダメ回答例」から更に踏み込み、質問の趣旨やどう答えたら良いのかまでも解説しています。
続きが気になる方はぜひスタディングの面接講座をご受講ください。