市役所の公務員試験を攻略する方法!筆記・面接対策を解説

公務員試験の中でも市役所試験は、専門試験を実施しない市も多いこと、筆記よりも面接を重視する傾向があることなどが特徴です。

この記事では市役所試験の難易度、日程と試験内容を解説。
また、試験日程の前倒しや独自日程での選考が増える一方で、以前として多くの市役所試験が行われている「C日程」の対策について解説します。

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目次 Contents

市役所の公務員試験を攻略する方法!筆記・面接対策を解説


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市役所の公務員試験の特徴

公務員にはさまざまな種類があり、試験もそれぞれ異なっています。

国家公務員試験や地方上級(都道府県や政令指定都市の職員)試験と比べた時、市役所の公務員試験の特徴としては以下のような点が挙げられます。


▼筆記試験は教養択一だけの場合も多い

国家公務員や地方上級は、教養択一の他に専門択一も行われることがほとんどです。

中には専門記述試験が課される場合もあります。


それに対し市役所の試験は教養択一のみというパターンが多く、試験勉強の負荷が比較的軽くなっています。


▼筆記試験よりも面接(人物試験)が重要

最近ではどの公務員試験でも人物試験を重視する傾向にありますが、市役所の試験は筆記試験の負担が少ない分、人物試験の配点が高いです。

他の受験者との違いをアピールする必要がある面接の場が、特に重要になってきます。


市役所の公務員試験の難易度

では、市役所の公務員試験の難易度はどのくらいでしょうか。

自治体による差が大きい部分はありますが、試験問題や倍率などの面から見ていきます。


公務員試験の中で市役所試験の難易度は?

試験問題が簡単でも、採用数が極端に少なければ合格は難しくなりますし、受験者が少なくても試験問題が難しければ、やはり難易度が高いと表現できます。

試験の倍率と、筆記試験の難易度・科目数に絞って市役所試験の難易度を考えてみましょう。


▼試験の倍率

市役所は、国家公務員や都道府県庁職員などと比べて規模が小さくなるので、採用数が少ないと言えます。

一方で転勤を望まない層に人気となるため、倍率は他の公務員試験より高めです。


▼筆記試験の難易度、科目数

前述のとおり、市役所の公務員試験は教養試験のみの場合が多いです。

最近では民間の採用テストを導入する自治体が増えていることもあり、専門試験が課される公務員試験と比べて対策がしやすいと言えます。


【あわせて読みたい】目指す公務員の難易度・合格率は?職種別にみる、試験難易度


市役所試験の倍率

下記の表は、総務省が公表している公務員試験の競争率の推移です。


▼市区の試験倍率(都道府県との比較)

市区 都道府県
年度 大卒区分 高卒区分 大卒区分 高卒区分
令和4(2022) 6.2 6.8 4.2 5.1
令和3(2021) 6.9 7.5 4.6 6.5
令和2(2020) 7.3 8.6 4.2 6.1
令和元(2019) 6.6 7.6 4.7 6.6


※倍率=受験者数÷合格者数。政令指定都市は市区に含む

【参考】総務省「令和4年度地方公共団体の勤務条件等に関する調査結果」


令和4年(2022年)の市区(市役所試験)における大卒区分の試験倍率は6.2倍でした。

都道府県の試験倍率と比べると、市区の方が高くなっています。

市役所試験の倍率は、全体で見ると低下傾向です。


しかし、採用数があまり多くない自治体が多いため、その年の受験者数によっては倍率が大きく跳ね上がる可能性があることに注意が必要です。


【あわせて読みたい】【2024年最新】公務員試験の倍率を解説!


市役所の公務員試験の日程・試験内容

市役所の公務員試験の日程と、試験内容についてそれぞれ見ていきましょう。

まず試験日程です。

市役所の試験は、基本的には筆記試験の実施日によって大きく4つに分かれます。


▼主な市役所試験の日程

A日程(6月) 県庁所在地など、比較的大きな市の試験が開催される
B日程(7月)
C日程(9月) 多くの市で試験が行われる
D日程(10月) あまり多くはない


従来は上記のような4つの日程に分かれていましたが、近年は公務員試験全体で試験日程が早期化する傾向があり、市役所試験においても試験日程を前倒ししたり、独自日程で試験を実施したりする自治体が出てきています。


志望する自治体が、昨年と同じ日程で試験を実施するとは限りません。

併願については、日程が重ならない限りは可能です。


ただ、例年6月中・下旬に開催されるA日程は、比較的規模の大きい市の試験が行われますが、同日に地方上級の試験があるので、その併願はできません。

また、C日程は依然として多くの市の試験が集中するため、1つに絞る必要があります。


なお、受験料は無料です。


【あわせて読みたい】地方公務員になる!「地方上級」ってどんな試験?


市役所試験が多いのは「C日程」

先ほど触れたように、市役所の公務員試験は従来のA・B・C・D日程の4分類がやや崩れてきましたが、依然として試験を実施する自治体が多いのはC日程です。


多くの場合、筆記試験の試験科目は教養試験論文・作文です。

A日程では規模の大きい市の試験が行われますが、教養試験だけでなく専門試験が課されることがあるので、教養試験のみの対策では受験が難しいと言えます。


「C日程」の代表的な自治体は?

令和5年(2023年)にC日程で試験を実施した市の一例を紹介します。


▼C日程の試験が行われた市の例(2023年9月17日)

北海道・東北地域 岩見沢市、釧路市、滝沢市など
関東地域 川越市、木更津市、足利市、ひたちなか市、富岡市など
東海・中部地域 四日市市、伊勢市など
関西地域 京丹後市、田辺市、大和高田市など
四国・中国地域 東広島市、浅口市、鳴門市、三豊市、伊予市など
九州・沖縄地域 飯塚市、山鹿市、薩摩川内市、南九州市、那覇市など


近年のC日程では、下記のような変更も珍しくありません。

  • 早期化や独自日程化
  • 行政、技術などの試験区分によって別日程
  • 一定期間の間にテストセンターで試験を受ける形式

志望自治体の情報は早めに集め始めるのが鉄則です。


市役所の公務員試験「C日程」の対策

ここからは、市役所の公務員試験が多い「C日程」の対策方法をご紹介します。

次の3項目について、それぞれの試験の特徴と、突破のための対策を取り上げます。

  • 1次試験:教養試験
  • 1次試験:論文
  • 2次試験:面接


【1次試験・教養択一】新教養試験「Standard-Ⅰ・Ⅱ」の対策を

1次試験となる筆記試験では、教養択一試験が行われます。


多くの自治体では、2018年から始まった新教養試験が採用されています。

試験には3つ種類があり、その中でも従来の教養試験と共通性が高い、標準タイプである「Standard-I・II」の試験が多くの市で選ばれているようです。


この試験に合わせて対策をしましょう。


Standard-I・IIでは、知能分野知識分野の問題がそれぞれ20題ずつ出題されます。

知識よりも論理的思考などの知能を重視するタイプであるLogical-I・II(知能分野27題、知識分野13題)と比べると、知識問題の割合が少し高いため、知識対策も必要です。

また、知能分野に分類される「数的処理」の科目を苦手としている受験生は多いですが、Standard-I・IIの試験では知能分野の出題割合があまり高くないことに加え、他の公務員試験と比べて数的処理の問題の難易度が低いのもポイントです。

試験の説明には、「これまでと比べて時事を重視する」との記述があり、ICTや環境問題などをはじめとした社会の幅広い題材について出題される傾向にあります。

よって、直前期に時事問題をインプットしておくと、点数の上積みを目指せます。


教養試験は科目数が多く、範囲も広いので完璧を目指すのは無理があります。

5〜6割という合格ラインを意識した学習計画を立て、要領よく進めましょう。


【あわせて読みたい】「公務員試験「新教養試験」と「社会人基礎試験」とは?」

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【1次試験・論文】論文の難易度は低い

1次試験で行われる論文・作文の難易度はあまり高くありません。

脱線せず問いに答えることを意識する・自分の考えを入れる・字数制限を守るなどの基本を守り、論理的な文章を書ければOKです。


「リーダーシップとは?」「あなたにとって働くとは?」など抽象的設問から、「少子化・高齢化対策」など行政に関するものまで、どんなテーマが来るか予想がしにくいため、日頃から公務員として働くことを意識し、自治体の課題などについてアンテナをはっておきましょう。


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【2次試験】C日程は面接対策が最重要

2次試験では面接が行われます。

近年では面接を重視して人物試験の配点を高くする自治体が増えていますが、市役所試験のC日程の場合も、面接対策が最も重要なポイントになります。


C日程では募集人数の少ない自治体が多いのですが、倍率が同じ10倍でも、100人中の10人に入るのと10人中の1人に入るのでは、後者の方が難易度が高いでしょう。

合格するためには、面接で他の受験者との違いを出し、いかに「この人を採りたい」と思わせられるかにかかっています。


面接は、簡潔に分かりやすく、また相手が納得できるように論理的に答えるのが基本です。

「志望理由(志望動機)」「自己PR・長所」「学生時代に力を入れたこと」などの定番の質問には、自分の体験を元に説得力ある回答ができるように準備しましょう。


受験先の自治体を研究し、「なぜここで働きたいのか、どうして公務員なのか」についてしっかり答えられるようにするのが大切です。


ただし、市役所の試験では、優秀な受験生が落ちることがあります。

「自治体研究をしっかりしている」「行政の勉強もすごく頑張っている」「公務員として働く上での目標なども明確に持っている」といった優秀な学生は、面接官から「うちの自治体は規模が小さくてやりたいことが叶わないのでは?」のようにミスマッチであると認識されてしまう恐れがあります。


それを回避するには、受け答えの相場観を養うことが大切です。

市役所C日程対策については、YouTube「スタディング 公務員チャンネル」でも講師が解説しています。




【Q&A】市役所の仕事に関するよくある質問

最後に、市役所の仕事に関するよくある質問を2つ取り上げます。


市役所職員の仕事内容とは?

市役所職員の仕事は大きく「事務職」と「技術職」に分かれます。


▼事務職

市役所には「市民課」「福祉課」「財政課」「スポーツ振興課」「子育て支援課」などさまざまな課があり、事務職はそれらの部署に配属されて担当の仕事を任されます。

一般的に役所の仕事としてイメージされる、住民対応の窓口業務なども含まれます。


▼技術職

各分野の専門職である技術職は、道路の修復工事は土木職、水質汚染のチェックや検査は化学職など、それぞれの専門を活かした業務を行います。


【あわせて読みたい】市役所職員の仕事とは?一日の仕事内容の例


市役所職員の収入はどれくらい?

市役所職員の収入は、それぞれ条例で定められているため自治体によって異なります。

総務省「令和4年 地方公務員給与実態調査」をもとに一般行政職で比較すると、給与月額の平均は政令指定都市が43万1,588円、市が39万4,875円で、政令指定都市の平均が高いことが分かります。


給料月額の差は数千円でほぼ変わりませんが、諸手当の月額が政令指定都市11万3,278円、市が7万9,365円で3万円以上の差があるため、それがそのまま給与月額の差として表れています。


【あわせて読みたい】公務員の年収・初任給・ボーナスは?年齢や勤務先による違いも解説


まとめ

この記事では、公務員試験の中の市役所試験について、試験日程、筆記試験の内容や面接対策

などについてご紹介しました。

  • 市役所の公務員試験は募集人数が少ないので、高倍率になる可能性がある
  • 従来のA・B・C・D日程の4分類から早期化・独自日程化しているが、依然としてC日程が多い
  • C日程は面接対策が最重要

市役所試験の合格には、とにかく面接対策が大切です。

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