中小企業診断士資格は、エンジニアの方に相性が良い資格です。エンジニアの方が資格を取得することで、様々な面で役に立ちます。主な資格の活用パターンを見ていきましょう。
経営が語れるエンジニアとしてステップアップ!
業務システムを開発するエンジニアにとって、その会社の業務や経営を理解していることは、非常に役に立ちます。
業務を理解していることにより、お客様とのコミュニケーションがスムーズになり、より深く要件を理解することができます。その結果、開発業務がスムーズになります。
また、中小企業診断士を取得すると、お客様から見た第一印象も変わってくることが多いです。これは、一般のビジネスマンの中で、中小企業診断士という資格が難関資格として広く知られており、それが取得者に対する評価につながるためです。
更に、中小企業診断士の内容は、MBAのようにマネジメントの基礎知識でもあるため、プロジェクト・マネージャ(PM)になりたい方にとっても役に立ちます。
ITコンサルタントとしてキャリアアップ!
エンジニアからITコンサルタントにスキルアップしていきたい方にとっては、中小企業診断士は心強い味方になります。
中小企業診断士は、経営コンサルタントの国家資格ですので、このスキルを活かすことにより、上流工程から、経営課題を解決する提案が可能になります。これにより、単なるシステム開発要員ではなく、提案や要件定義など、付加価値の高い業務を行っていくことができます。
将来はCTOやCIOに!
エンジニアの方にとって、キャリアゴールをどこに置くかは人それぞれです。中には、CTO(最高技術責任者:Chief Technology Officer)/CIO(最高情報責任者:Chief Information Officer)のように、ITの技術を活かしながら経営陣の一員として活躍したいという方もいらっしゃるかと思います。
そういった方にとっては、中小企業診断士はうってつけの資格と言えます。自分自身のエンジニアとしてのスキルと、中小企業診断士資格取得で得られる経営の知識を組みあわせることができるため、CTOのように、経営とITをミックスさせたマネジメント業務に向いているためです。
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