中小企業診断士は実務補習や仕事がきついって本当?事前に知っておきたい実情とは

中小企業診断士は、経営コンサルタントとして活躍したい方などにおすすめの国家資格ですが、一方で「きつい」との意見もあります。資格取得を検討している方のなかには、「本当に中小企業診断士でよいのだろうか」と不安に感じる方もいるかもしれません。

本記事では、中小企業診断士の実務補習や仕事内容について、本当にきついのかどうか実情をご紹介します。中小企業診断士の取得を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次 Contents

中小企業診断士は実務補習や仕事がきついって本当?事前に知っておきたい実情とは


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中小企業診断士は実務補習がきつい?

中小企業診断士試験への合格後には、実務補習を受けるのが一般的です。

実務補習の概要とどのようなきつさがあるのか、見ていきましょう。


実務補習とは

中小企業診断士として登録を受けるには、以下3つの選択肢があります。

  • 2次試験合格後、15日間の実務補習を受ける
  • 2次試験合格後、診断実務に15日以上従事する
  • 1次試験合格後、中小企業診断士養成課程を受講する

このうち、もっとも一般的なのが実務補習の受講です。

実務補習は合格から3年以内に修了すればよいため、複数年に分けて受講することも可能です。

しかし、多くの人はまとめて実務補習を終了できるよう「15日間コース」を選びます。


実務補習は一般社団法人中小企業診断協会が実施しています。

内容としては、5人程度のグループに分かれ、5日間で1社、15日間で計3社のコンサルティングを行うといったものです。


試験ではなく実務経験を積むためのプログラムであるため、欠席することなく受講を修了すれば、基本的には中小企業診断士としての登録が受けられます。


関連記事:中小企業診断士の実務補習は働きながら受講可!日程・内容・免除などを解説

関連記事:中小企業診断士の養成課程一覧!働きながら夜間・土日の通学で資格取得へ


実務補習はきついのか

中小企業診断士の実務補習について、「きつい」との意見もあるようです。


合格制ではありませんが、本業を継続しながら計15日間のプログラムに参加する必要があるため、時期によっては調整が難しいと感じる方もいるでしょう。

週末や祝日を中心に日程が組まれているものの、夜遅くまで打ち合わせや発表準備に追われることもあるようです。


「15日間コース」は2~3月の土・日・祝日を使ったスケジュールになっていることが多く、本業と実務補習の両立に負担を感じるかもしれません。

しかし、中小企業診断士の資格は一度登録されれば5年間有効であり、その後も専門知識補充要件と実務要件を満たすことで更新が可能です。

中小企業診断士として登録を受ける価値を考えれば、一時的な負担は十分許容範囲だともいえます。


関連記事:中小企業診断士の更新は5年に1回!要件・研修・維持費用は?


中小企業診断士は仕事がきつい?

次に、中小企業診断士の仕事内容について見てみましょう。


仕事内容はさまざま

中小企業診断士は、経営状況の分析とそれに基づく解決策の立案・アドバイスなどが主な業務となります。

ただし、働き方としては以下のようにさまざまです。

  • 企業内診断士として経営に関する知見を活かす
  • コンサルティング企業で経営コンサルタントとして働く
  • 独立して経営コンサルタントになる
  • 独立して経営に関する知見を活かしながら自身の会社を経営する

企業内診断士として働く場合でも、自社の経営状況の分析はもちろん、顧客への営業提案やマーケティング戦略の立案などさまざまな場面で活用が可能です。


また、一般社団法人中小企業診断協会「中小企業診断士活動状況アンケート調査」によると、中小企業診断士のなかで独立している方の割合は47.8%と高く、残りの回答者のなかでも「2〜10年以内に独立したい」という方の割合が23.4%にのぼります。

すでに独立している、または将来的な独立を視野に入れている中小企業診断士がきわめて多いことがわかります。


仕事はきついのか

多様な働き方が可能な中小企業診断士ですが、仕事がきついとの意見もあります。

まず、資格を取得しただけでは仕事の獲得や年収のアップにつながらない点が挙げられるでしょう。


中小企業診断士の仕事は独占業務ではありません。

経営コンサルティングは資格がなくても可能な仕事であり、大切なのは企業の経営改善に向けた的確なアドバイスができることです。

資格を持っているだけでは依頼が増えず、思っていた以上に「きつい」と感じるかもしれません。


経営コンサルタントとして継続的に仕事を得るには、自身の強みを磨くとともに、クライアント候補となる企業の経営者・担当者との人脈を形成する必要があります。


また「きつさ」という意味では、クライアントの期待に応えるため、稼働時間を増やすことを余儀なくされることがあるかもしれません。

稼働時間が増えれば、身体的な負担を感じるでしょう。

しかし、実績が増えてくれば将来的な独立も視野に入ります。


独立後に自身の裁量で業務量をコントロールしたり、人員を増やしたりできる可能性があると考えれば、一時的にきついと感じたとしても、十分将来性のある仕事だといえます。


関連記事:中小企業診断士とは?取るべき人や取得メリット、試験のポイントなどを解説


中小企業診断士はメリット・デメリットを理解したうえで取得しよう

「きつい」との意見も聞かれる中小企業診断士ですが、そのぶんメリットも大きい資格です。

ここでは、中小企業診断士取得のメリット・デメリットを改めて整理してみましょう。


中小企業診断士のメリット

中小企業診断士取得のメリットとしては、以下のような点が挙げられます。

  • 経営の診断・改善に必要な知識が体系的に身につく
  • 企業内でのキャリアアップにつながりやすい
  • 国家資格であり、社内外からの信頼が高まる
  • 社外での人脈形成につながりやすい
  • 転職の際のアピールに使える
  • 将来的な独立開業を目指せる

中小企業診断士の資格を取得することで、経営コンサルティングを中心としたさまざまな働き方が可能になります。

現在の勤務先でのキャリアアップはもちろん、転職や独立によってよりよい働き方・収入を実現できる可能性もあります。

取得当初は「きつい」と感じる部分があっても、十分目指す価値のある資格だといえるでしょう。


関連記事:中小企業診断士のメリット・デメリットは?働きながら勉強するコツも解説


中小企業診断士のデメリット

一方、中小企業診断士取得のデメリットとしては以下のような点が挙げられます。

  • 勉強時間の確保が難しい
  • 国家資格だが独占業務がない

中小企業診断士試験の合格には、約1,000時間の勉強が必要だといわれています。

毎日3時間の勉強を1年続けてようやく合格を目指せるレベルであり、働きながらの取得は難しいと感じる方もいるでしょう。


関連記事:中小企業診断士の勉強時間は1,000時間!1次・2次・科目別の時間は?


しかし、中小企業診断士試験には科目合格の制度があるため、複数年での合格を目指せば十分到達可能な目標だともいえます。


関連記事:中小企業診断士の科目合格を徹底解説!何年有効?科目合格率は?


また、中小企業診断士には独占業務がない点もデメリットの1つだといえるでしょう。

クライアントを獲得するには、自身の専門性を磨き、期待に応えていくことが求められます。

将来性や需要がある分野を選ぶことも意識しておくのがおすすめです。


関連記事:中小企業診断士の将来性・需要がある分野は?現役診断士の声


まとめ

本記事では、「きつい」ともいわれる中小企業診断士の実務補習や仕事内容について、その実情をご紹介しました。

ポイントをまとめると以下の通りです。

  • 合格後の実務補習は計15日間受講する必要があり、きついとの意見も
  • 独占業務がないことから仕事の獲得が難しいと感じる人もいる
  • しかし、中小企業診断士取得によって働き方の選択肢が広がることは大きなメリット
  • 企業内診断士や経営コンサルタントとしての活躍はもちろん、将来的な独立の可能性も
  • メリット・デメリットの双方を踏まえ、取得を検討すべき

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