中小企業診断士試験で使える電卓とは?覚えておきたい使い方も紹介

中小企業診断士試験の受験にあたり、どのような電卓を用意すべきか悩む方は多いでしょう。試験直前に慌てることがないよう、試験での使用に問題がなく、使いやすい電卓を選んでおくことが大切です。

本記事では、中小企業診断士試験で使える電卓の種類・サイズ・機能や選び方、覚えておきたい使い方などをまとめてご紹介します。中小企業診断士の取得を目指している方は、ぜひ参考にしてみてください。

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中小企業診断士試験で使える電卓とは?覚えておきたい使い方も紹介


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中小企業診断士試験では電卓が使える?

中小企業診断士の1次試験では、電卓の使用が認められていません。

一方、2次試験では携帯用電卓の使用が認められています。

順番に見ていきましょう。


1次試験は使用不可

令和5年度中小企業診断士 第1次試験案内・申込書」によると、中小企業診断士の1次試験では電卓の使用が認められていません。

「下記の機器類については、机上に置くことも、身に着ける(ポケットなどに入れる)ことも、使用することもできません。」との記述があり、該当機器類の1つとして電卓が挙げられています。


試験時間中に守られていないことが発覚した場合、不正行為とみなされるため注意が必要です。

誤解を招かないよう、1次試験当日は電卓を持参しないほうがよいでしょう。

また、電卓を使わず計算できるよう普段の勉強から慣れておくことが大切です。


関連記事:中小企業診断士1次試験の徹底攻略ガイド|合格率や必要な勉強時間、免除制度について解説


2次試験は使用可能

一方、中小企業診断士の2次試験においては電卓の使用が認められており、机上に1台だけ置くことが可能です。

令和5年度中小企業診断士 第2次試験案内・申込書」には、「第2次試験においては電卓を使用することはできますが、使用できるのはいわゆる携帯用電卓で、単純な計算機能を持つものに限ります。」との記述があります。


2次試験においては電卓を使用する前提で学習を進めるとよいでしょう。


関連記事:中小企業診断士の2次試験対策!合格をつかむ3つの基本戦略を解説


中小企業診断士2次試験で使える電卓とは

ここでは、中小企業診断士2次試験で使える電卓について、種類・サイズ・機能の観点で見ていきましょう。


種類

中小企業診断士2次試験で使用できる電卓は「いわゆる携帯用電卓」とされています。

具体的には、四則演算(加減乗除)や√(ルート)、%、数値メモリなどの単純な計算機能を持つものが認められています。

一方で、以下のような電卓は使用できません。

  • 関数電卓
  • プログラムの入力機能や記憶機能を持つもの
  • 電子手帳・携帯電話などに付属する電卓
  • 記録紙の出るもの
  • ほかの受験者の妨げになるような音の出るもの
  • 電源コードを使用するもの

上記に該当すると判定された場合、使用が不可となるのはもちろん、別の電卓の貸与もありません。

問題なく使えるものを選んで購入し、慣れておきましょう。


サイズ

使用できる電卓のサイズは、「おおよそ縦180ミリ、横100ミリ、高さ30ミリ以内程度」とされています。

自身の手に合ったサイズの電卓を選ぶことは大切ですが、上記の目安を逸脱しないよう注意しましょう。


機能

前述の通り、関数電卓やプログラムの入力機能・記憶機能を有する電卓は使用できません。

関数電卓は、微分・積分などの複雑な計算に対応できるようさまざまな関数機能を備えた電卓です。

基準に適合するかどうかは監督員が判定することになっているため、判断に迷う電卓は使用しないようにしましょう。


中小企業診断士試験にはどんな電卓がおすすめ?

ここでは、中小企業診断士試験におすすめな電卓の特徴として、以下3つのポイントを解説します。

  • 大手メーカーのもの
  • サイズ感がフィットするもの
  • 十分な桁数を表示できるもの 順番に見ていきましょう。


大手メーカーのもの

大手メーカーの電卓であれば、操作性に優れているものが多く、故障リスクも比較的小さいと考えられます。

キーの配置や操作の方法は、大きく分けてシャープ派(シャープ・キャノンなど)とカシオ派の2種類があります。


本番前にメーカーを変えると操作ミスなどが生じやすくなるため、サイズ感やボタンの配置などの観点で操作しやすいと感じる機種を選び、普段から使用しておきましょう。


サイズ感がフィットするもの

自分に適した電卓のサイズは、実際に手に取ってみないとわかりません。

店頭で実物を手に取り、ボタンの押しやすさなどを確認するとよいでしょう。

中小企業診断士試験だけでなく、ほかの試験や仕事でも使用できる電卓を選ぶのがおすすめです。


十分な桁数を表示できるもの

電卓を選ぶ際は、十分な桁数、具体的には12桁以上表示できるものを選ぶとよいでしょう。

売上が1億円以上の企業であれば、8桁の電卓では足りません。

余裕を持って対応できるよう、12桁以上を目安に電卓を選ぶのがおすすめです。


中小企業診断士試験で覚えておきたい電卓の使い方

中小企業診断士試験での計算を正確かつ効率よく行なうため、以下2つの電卓操作を覚えておきましょう。

  • GT(グランドトータル)
  • M(メモリー)


GT(グランドトータル)

GT(グランドトータル)を使えば、複数の計算結果を集計できます。

例えば、別々の掛け算を行って「=」で計算結果をそれぞれ出したあと、GTキーを押すと各計算結果の合計が表示されます。

1つ1つ書き留め、最後に足し算をするといった手間が省けるため、ぜひ覚えておきましょう。


M(メモリー)

M(メモリー)キーを使えば、数字を一時的に記憶させておくことが可能です。

M+は計算結果を加算、M-は計算結果を減算するためのボタンです。

そして、RM/CMを押すことでメモリーに記憶させた数値の合計を出力したり、メモリーに記憶させた数値を削除したりできます。


引き算を含む集計の際など、M(メモリー)キーを使いこなせれば効率よく計算できます。


まとめ

本記事では、中小企業診断士試験で使える電卓の種類・サイズ・機能や選び方、覚えておきたい使い方などをまとめてご紹介しました。

ポイントをまとめると、以下の通りです。

  • 中小企業診断士試験では、2次試験のみ電卓が使用できる
  • 使用できる電卓は携帯用電卓で、サイズの目安などが決まっている
  • 大手メーカーでサイズ感がフィットし、十分な桁数を表示できるものがおすすめ

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