独立した診断士はどんな仕事をしていますか?


独立した中小企業診断士はどのような仕事をしていますか?   
独立後の中小企業診断士の仕事は様々です。


独立診断士の仕事は多種多様

独立した中小企業診断士がどのような仕事をしているのか、独立していない人にとってはなかなか分かりづらいかもしれません。実は独立している診断士にとっても、他の独立診断士が何をしているのかはあまり分からないものです。

というのも、税理士ならば税務代理・相談や税務に関するコンサルティング、社会保険労務士ならば社会保険に関する事務代行や人事労務のコンサルティングというように、おおよそそれぞれの専門分野で活動しています。

中小企業診断士の場合は、中小企業の経営に関して幅広く対応しますので、一口に独立診断士といっても、人によって活動している領域や内容はさまざまです。ですから、独立している診断士自身も他の人がどんな仕事をしているかはよく分からないのです。

大きく分けると「公的業務」「民間業務」「研修」

とはいえ、「人それぞれです」では全く分かりませんので、独立している中小企業診断士の仕事を大きく分類して見ていきましょう。

まずは、公的な仕事に携わる「公的業務」というものがあります。公的業務とは、行政機関や中小企業支援センター、商工会議所・商工会などから委託されて業務を行うものです。業務の内容は、中小企業の経営者の相談に乗る「窓口相談」や企業を訪問してコンサルティングする「専門家派遣」、創業や経営に関する「セミナー講師」などです。公的業務については、「中小企業診断士の「公的業務」は何があるの?」(※記事へのリンクを載せてください)に詳しく書きましたので読んでみてください。特に地方に行くほど独立診断士の数が少なくなりますので、公的業務に携わる割合が高くなるようです。

次に、一般の中小企業に対してのコンサルティング業務があります。いわゆる「中小企業診断士」のイメージに最も近い仕事でしょう。公的業務と区別するために「民間業務」と言われることもあります。この中小企業へのコンサルティングにもさまざまな種類があり、人によって活動している領域はまちまちです。たとえば、事業計画の策定支援を中心に活動している人、金融機関からの融資の支援を行っている人、マーケティングのコンサルティングをしている人、Webを含めた情報システムの改善・活用を手掛けている人、事業再生や事業承継の分野で活動している人など、挙げればキリがありません。中小企業になる前の「創業」の支援を行っている人もいます。

他には、独立診断士として企業研修を行っている人も多くいます。専門分野に関する研修を行っている人もいますが、ロジカルシンキングや問題解決、マネジメントといったジェネラルなテーマの研修を行っています。中小企業診断士の論理的な思考力などが活かせる仕事と言えます。企業研修の場合は、中小企業向けよりも大企業向けの方が多いでしょう。

これ以外にも、診断士の受験専門機関や養成課程で講師として活動する、大学や専門学校で教鞭をとるなど、「話す・教える」という内容でもいろいろな仕事があります。

このように、中小企業診断士で学んだ知識と各自のスキル・経験を組み合わせて、それぞれ価値を提供できる領域で活動しています。同じ人でも数年後に会うと活動している分野が大きく変わっていることも珍しくありません。独立してからの業務実績やご縁によって変わっていくのですが、診断士だからこそ企業のニーズに応じた多様な価値を提供できると言えるでしょう。


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監修 市岡 久典

中小企業診断士
ITコンサルタントとして働きながら、中小企業診断士試験に合格。 その後、ベンチャー企業の経営企画部門の責任者を経て独立。現在は独立診断士として、中小企業診断士講座講師、創業支援、事業計画策定、資金調達、 経営管理、事業再生など、幅広い分野で中小企業のコンサルティングを行う。

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