
養成課程は中小企業診断士を目指すうえで、2次試験を免除できるルートです。
大学院や民間教育機関で実施される養成課程では、実務に即した演習を通じて診断士に必要なスキルを体系的に学べます。
本記事では、養成課程の概要や実施機関、メリット・デメリットに加え、働きながら通える機関をご紹介します。
実際に養成課程を経て中小企業診断士になった方の声も紹介するので、自分に合った学び方を見つけるヒントにしてください。
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中小企業診断士の「養成課程」とは
中小企業診断士の養成課程とは、確実に中小企業診断士の資格を取得できるルートのひとつです。
一般的に養成課程といわれるもののなかには「養成課程」と「登録養成課程」があり、どちらを修了しても中小企業診断士の資格登録が可能になります。
中小企業診断士の資格登録や養成課程の種類を解説します。
中小企業診断士資格取得ルートのひとつ

中小企業診断士資格取得ルートは2つあります。
1つは、「1次試験→2次試験→実務補習→資格取得」という一般的な流れです。
2つ目は、「1次試験→養成課程→資格取得」というルートがあります。
2つ目のルートでは、養成課程を修了すれば2次試験が免除されるのが特徴です。
中小企業診断士試験は難しく、合格までに何年も費やすケースが多いので、確実に資格取得ができる養成課程ルートを検討する受験生も多くいます。
養成課程と登録養成課程の2つがある
養成課程とは、中小企業大学校や大学院などに通学し、主に演習や実習を通して中小企業診断士の実務に必要な実践力を身につけられるコースです。
一般的に「養成課程」と呼ばれるものは、正確には2種類あります。
養成課程は国の中小企業大学校が唯一の実施機関で、約6カ月の集中型プログラムです。
一方、登録養成課程は民間の大学院などが実施しており、柔軟な通学スタイルを採用していることが多く、働きながら学びたい方に対応する機関もあります。
いずれも同等の内容で実施されるため、学べる内容は基本的に同じです。
そのため、どちらを修了しても中小企業診断士の資格登録は可能となります。
働きながら中小企業診断士の養成課程に通うのは厳しい?メリット・デメリットとは?
中小企業診断士の養成課程は、2次試験免除という大きなメリットがあります。
しかしながら、通学や課題提出などの負担が大きいため、働きながら通うのは難しいと考える方も多いでしょう。
そこで、社会人が中小企業診断士の養成課程に通うメリット・デメリットを解説します。
- 2次試験が免除になり確実に中小企業診断士になれる
- 実践的に中小企業支援を学べる
- 中小企業診断士を目指す仲間ができる
- 費用の負担が大きい
- 拘束時間が長く仕事や家庭との両立が難しい
メリット1:2次試験が免除になり確実に中小企業診断士になれる
養成課程の最大の魅力は、修了すれば2次試験(筆記・口述)が免除される点です。
診断士試験の中でも特に難関とされる2次試験は、合格率が毎年15~20%程度と低く、数年挑戦しても受からないケースも少なくありません。
養成課程で所定のカリキュラムと演習を修了すれば、実務補習などを経て確実に資格登録が可能となるため、「確実に診断士になりたい」という方には非常に魅力的なルートといえます。
メリット2:実践的に中小企業支援を学べる
養成課程では、単なる試験対策ではなく、実際の中小企業を対象とした経営診断や戦略提案など、実践的なスキルを体系的に学ぶことができます。
グループ演習や企業訪問、診断報告書の作成など、現場さながらの学習機会が豊富で、独立後や転職後にも即戦力として生かせる力を身につけられます。
試験勉強では得にくい「リアルな経営支援経験」を積める点は、将来の業務に大きなアドバンテージとなるでしょう。
メリット3:中小企業診断士を目指す仲間ができる
養成課程では、チーム単位での演習やグループ課題が多く、同じ志を持つ仲間と深い関係を築けるのも魅力の一つです。
社会人経験や業種が異なる受講者と意見交換をしながら学ぶことで、多角的な視点や思考法が身につき、刺激的な学びの場となります。
また、修了後も同期とつながるケースが多く、独立後や副業を始める際の協業・紹介など、キャリア形成において大きな財産となるでしょう。
デメリット1:費用の負担が大きい
養成課程の費用は、受講料が100万〜350万円前後と高額になるのが一般的です。
教育訓練給付金などを活用すれば一部が補助される場合もありますが、それでも相応の自己負担が発生します。
働きながら無理なく支払えるか、家計やキャリア計画と照らし合わせた慎重な判断が必要です。「費用対効果」に納得できるかどうかが、受講を決断する重要なポイントになるでしょう。
デメリット2:拘束時間が長く仕事や家庭との両立が難しい
養成課程では、平日夜間や週末に授業があるだけでなく、企業診断演習やグループ課題など、授業外の準備・課題にも多くの時間を要します。
養成課程の機関によって期間は異なりますが、実践的な学習に約6カ月~2年費やすことも少なくありません。
仕事をしながら参加する場合、日常業務との調整に加え、家庭や育児への影響も避けられないでしょう。
とくにチーム単位での活動が中心となるため、個人の都合だけでは動けない場面も多く、柔軟な時間管理と周囲の協力体制が不可欠です。
仕事や家庭との両立には、計画性と強い意志が求められます。
養成課程の概要とは?カリキュラムや申し込み条件も解説
仕事や家庭との両立には相当の覚悟が必要と言われる養成課程では、実際にどのような内容を学習しているのでしょうか。
今回は養成課程の実施機関のひとつである中小企業大学校東京校を例に、養成課程の内容やカリキュラムを説明します。
養成課程のカリキュラム
中小企業大学校東京校のカリキュラムは「経営診断Ⅰ(前期)」と「経営診断Ⅱ(後期)」で構成されており、それぞれに演習と実習が組み込まれています。
授業は平日に実施され、演習では午前9時40分から午後4時40分までが学習時間、実習では午前9時40分から午後5時40分までです。
下記をすべて修了すると、中小企業診断士の登録へと進めます。
学ぶ内容は下記のとおりです。
経営診断1(期間中前期)の演習 | 助言能力 経営機能別マネジメント 経営戦略 等 (合計246時間以上) |
経営診断1(期間中前期)の実習 | 流通業 経営診断実習 製造業 経営診断実習 (合計120時間以上) |
経営診断2(期間中後期)の演習 | 創業、ベンチャー 経営革新 総合戦略 等 (合計84時間以上) |
経営診断2(期間中後期)の実習 | 戦略策定 実習1 戦略策定 実習2 経営総合ソリューション 実習 (合計192時間以上) |
養成課程の特徴

養成課程は「演習」と「実習」の2つのプログラムで構成されています。
それぞれのカリキュラムは、現場の最前線で活躍する中小企業診断士や、中小企業支援を熟知した実務家から指導されるため、リアルな知識やノウハウを学べるのが特徴です。
演習
演習はトータルで330時間以上行われ、実際の支援ケースをもとにグループワークが実施されます。
分析と討議を行うことで、中小企業診断士としての思考力を磨くことが可能です。
実習
実習は、5〜8名の実習班に分かれて計5回実施されます。実際の中小企業の経営現場を題材とし、現地調査から報告書の作成まで行います。
プロの中小企業診断士と同じ手順を踏むため、実務に基づいたスキルの習得が期待できるでしょう。
期間・開催時期
2025年度 第44期・中小企業診断士養成課程募集日程
応募受付期間 | 2025年3月24日(月)~2025年4月9日(月) |
開催期間 | 2025年9月17日(水)~2026年3月26日(木) |
第44期の定員は40名です。
次回第45期は定員80名ですが、応募期間や開催期間などの詳細は未定です。
受講料
受講料は234万3,000円です。
全額前払いが原則ですが、分割2回払いの納付にも対応しています。
【参考】独立行政法人 中小企業基盤整備機構 中小企業大学校 東京校
落ちた人もいる?養成課程の試験(選考)の内容や倍率
中小企業大学校東京校の養成課程で学ぶには、応募条件を満たしたうえで、試験(選考)を受ける必要があります。
応募条件
応募条件の1つとして、1次試験の試験合格者であることが挙げられます。
科目合格者は条件を満たしていないため、受験することができません。
また、実務経験年数にも条件があります。
具体的には、養成課程の開講日時点で、企業などへの就業経験が通算約2年以上あることです。
なお、業種や職種、雇⽤形態は問われません。それに加え、社会⼈として基本的な常識やマナーがあると判断できることも条件として提示されています。
また、応募には基本的なパソコンスキルも必要です。
養成課程でのグループ演習および実習では、パソコンを使っての数値分析や図表作成、報告書作成などを行うため、WordやExcel、Powerpoint、Web検索などの基本的なスキルが必須となっています。
試験(選考)と倍率
試験には、「書面審査」と「面接審査」があります。
書面審査では、応募の際に提示されたテーマに基づき、800字以内の小論文を提出します。その小論文を受⼊審査委員会が評価・選考し合格と判断されれば、次は面接審査です。
面接審査は中小企業大学校東京校内で行われ、その面接に合格できれば受講が決定します。
試験(選考)の倍率は公表されていません。1.1〜3倍と言われるケースもありますが、参考程度に留めておくとよいでしょう。
オンライン・通信で学べる?
中小企業大学校東京校ではオンラインや通信講座を実施していません。
ほかの機関ではオンラインで説明会可能性もありますを実施しているケースもあり、今後養成課程の一部をオンラインで学ぶことができるようになる可能性もあります。
そうはいっても、養成課程のなかに企業訪問やグループ実習が含まれるため、完全にオンラインで修了することはありません。
養成課程実施機関一覧!働きながら通えるところはある?
中小企業大学校東京校は平日7~8時間の授業を受ける必要があるため、働きながら通うのは難しいでしょう。
しかしながら、登録養成課程のなかには社会人が働きながら通うことができるように、平日の夜間や土日に授業を実施しているところもあります。
エリア別の養成課程実施機関をご紹介します。
(養成課程実施機関の情報は、2025年8月時点のものです)
北海道・東北エリア
所在地 | 実施機関 | 特徴 | 期間 | 募集人数 | 働きながら通える? |
---|---|---|---|---|---|
北海道 | 札幌商工会議所 | 北海道・東北エリアでは初の中小企業診断士登録養成課程。 | 約6カ月 | 30名 | ×(全日制集中型なので両立は難しい) |
関東エリア
所在地 | 実施機関 | 特徴 | 期間 | 募集人数 | 働きながら通える? |
---|---|---|---|---|---|
東京 | 中小企業大学校東京校 | 宿泊寮・食堂・読書室などの設備も充実。 | 6カ月 | 40~80名(募集時期による) | ×(全日制なので両立は難しい) |
東京 | メイ・ウシヤマ学園(ハリウッド大学院大学) | 通学スタイルを選択可能。2年制のビューティビジネス専攻への同時入学も可能。 | 1年制、2年制 | 16名 | ○(平日夜間と週末中心) |
東京 | 法政大学大学院 | MBAを取得可能。厚生労働省の専門実践教育訓練給付金の対象。 | 1年 | 35名 | △(授業は昼間中心) |
東京 | 城西国際大学 | MBAを取得可能。 | 2年 | 16名 | ○(水曜日の夜間と土曜日に開講) |
東京 | 日本工業大学 | 技術経営収支(専門職)の資格を取得可能。厚生労働省の専門実践教育訓練給付金の対象。 | 1年 | 記載なし | ○(火曜日・金曜日の夜間と土曜日に開講) |
東京 | 東洋大学大学院 | MBAを取得可能。厚生労働省の専門実践教育訓練給付金の対象。 | 2年 | 24名 | ○(平日夜間と週末に開講) |
東京 | 公益財団法人 日本生産性本部 | 日本生産性本部が認定する「経営コンサルタント」の試験を受験可能。 | 6カ月 | 48名(最低人数12名) | ×(全日制なので両立は難しい) |
東京 | 株式会社日本マンパワー | 厚生労働省の専門実践教育訓練給付金の対象。 | 1年 | 24名 | ○(平日夜間と土曜日中心) |
千葉 | 千葉商科大学 | 厚生労働省の専門実践教育訓練給付金の対象。 | 2年と1日 | 28名 | ○(平日夜間と土曜日中心) |
中部エリア
所在地 | 実施機関 | 特徴 | 期間 | 募集人数 | 働きながら通える? |
---|---|---|---|---|---|
愛知 | 名古屋商科大学 | MBAを取得可能。厚生労働省の専門実践教育訓練給付金の対象。 | 2年 | 記載なし | ○(平日夜間と土曜日中心) |
愛知 | 一般社団法人 中部産業連盟 | 働きながら学びやすい時間帯に開講。 | 1年 | 32名 | ○(平日2日夜間と土曜日の開講) |
近畿エリア
所在地 | 実施機関 | 特徴 | 期間 | 募集人数 | 働きながら通える? |
---|---|---|---|---|---|
大阪 | 大阪経済大学 | 厚生労働省の専門実践教育訓練給付金の対象。 | 1年 | 24名 | ○(平日2日夜間と土曜日に開講) |
大阪 | 関西学院大学 | MBAを取得可能。 | 2年 | 16名 | ○(平日夜間と週末中心) |
兵庫 | 兵庫県立大学 | MBAを取得可能。厚生労働省の専門実践教育訓練給付金の対象。 | 2年 | 16名 | ○(平日夜間と週末中心) |
九州・中国・四国エリア
所在地 | 実施機関 | 特徴 | 期間 | 募集人数 | 働きながら通える? |
---|---|---|---|---|---|
福岡 | 一般社団法人 福岡県中小企業診断士協会 | 厚生労働省の専門実践教育訓練給付金の対象。 | 1年 | 12名 | ○(火・木曜日の夜間と週末中心に開講) |
養成課程を選んで中小企業診断士になった方の声
1次試験に合格し、養成課程を受講するかを検討している受験生にとって、実際に養成課程を経て中小企業診断士になった方がどのように働きながら勉強したのかが気になるはずです。
養成課程に働きながら通った方の実際の声のなかで多かったのは、以下のような感想です。
- 2次試験+実務補習よりもお金がかかる
- 仕事や家庭と両立させるには、職場と家族の理解が必須
- 養成課程にも受験があり、倍率の高い機関では落ちることもある
- 実践的な内容を学べて、自信を持って独立開業できた
養成課程を経て中小企業診断士になった方から最もよく聞く声として、「お金がかかった」ということです。
養成課程自体の受講料だけではなく、通学に交通費がかかったり、受講中は定時で退社するため残業代を稼げなかったりすることで、家計を圧迫したという意見がありました。
また、職場や家族の理解がなければ養成課程を続けられないという声も、働きながら中小企業診断士を目指す方から聞かれました。
家族がいる場合は、一緒に過ごす時間が少なくなることと同時に200万円程度の費用がかかることも理解してもらう必要があります。
近年、中小企業診断士資格の人気が高まっていることに伴い、養成課程を希望する受験生も増えています。
地域や機関によっては入学の倍率が大変高く、希望すれば必ず通えるという訳ではありません。
養成課程に落ちた場合も、落ち込みすぎずに再度チャレンジする、もしくは2次試験に向けて勉強を始めるなど、気持ちを切り替えることが大切です。
費用がかかり通学も大変な養成課程ですが、その内容は実践的で独立開業するための自信やノウハウを手に入れられたという意見も多く見受けられます。
同期やOB・OGとのつながりを持つことができる点も、養成課程の魅力として挙げる声がありました。
働きながら養成課程を検討する際に知っておきたいこと
働きながら養成課程の受講を検討する際に、知っておきたいことが主に3つあります。
- 補助金制度を利用できる可能性がある
- 短期集中型か平日夜間・土日通学を1~2年続けるか?
- MBAも同時に取得できる機関もある
養成課程実施機関の選択にもかかわるため、ぜひ事前に確認しておきましょう。
補助金制度を利用できる可能性がある
養成課程は100万円以上の高額な費用がかかることが一般的ですが、「専門実践教育訓練給付金」などの補助金制度を利用すれば、受講料の一部を負担軽減することができます。
この制度では、最大で学費の70%(年間上限56万円・最長3年)が支給されるケースもあり、条件を満たせば実質負担を大きく抑えることが可能です。
申請には事前の手続きが必要なため、検討段階で制度の詳細を確認しておくことをおすすめします。
短期集中型か平日夜間・土日通学を1~2年続けるか?
養成課程というと「平日昼間に通うもの」というイメージを持たれがちですが、近年では働きながらでも通えるよう、夜間や土日を中心としたカリキュラムを設けている機関が増えています。
夜間や土日を中心としてカリキュラムを組んでいる機関は、修了までに1~2年ほどかかることがほとんどです。
反対に、平日昼間に通う全日制の場合、半年で修了できるカリキュラムになっています。
たとえば、半年間休職できる場合や転職準備期間に受講する場合などは、短期集中型の全日制を選ぶのもよいでしょう。
通勤距離や家庭環境に合わせて柔軟に選べるようになってきているため、各機関の開講形態を比較検討してみましょう。
MBAも同時に取得できる機関もある
中小企業診断士の登録養成課程のなかには、MBA(経営学修士)を同時に取得できる大学院もあります。
たとえば、法政大学や城西国際大学などでは、診断士資格と経営学の専門知識を並行して学ぶことが可能です。
診断士としての実践力に加え、経営戦略や組織論などの理論的背景を持つことで、より高い専門性と信頼性を備えたコンサルタントとして活躍できるでしょう。
将来的に独立やキャリアアップを目指す方にとっては、大きな付加価値となります。
養成課程ルートが難しい場合は効率よく試験に合格しよう!働きながら試験合格した中小企業診断士の声
養成課程ルートが難しいと感じる受験生は、2次試験対策をしっかり行い効率よく合格を勝ち取ることが大切です。
スタディング 中小企業診断士講座受講者から、令和6年度の2次試験では230名の合格者が出ました。
働きながら難関の2次試験に合格した中小企業診断士の代表的な声は以下のとおりです。
- スマホ1つで勉強できる教材を選び、スキマ時間を徹底的に利用した(なかには、エレベーターの待ち時間に1問だけでも問題を解いていたという声も)
- 気分転換ができるように、ランニングしながら音読しながらと、さまざまな勉強方法を駆使した(スマホやタブレットを使った教材だからこそできることという声も)
- 初学者なので試験内容の全体像を把握して、効率よく勉強できるように工夫した(スタディングの「ロジックマップ」が役立ったという声も)
- モチベーションを持続できるように、平日の早朝に勉強しあえて土日は休んだ(やみくもに勉強せず納得しながら勉強を進めることが大切という声も)
スタディングの教材を使って、8カ月程度の勉強で1次試験・2次試験ともに合格した受験生もいます。
効率よく勉強ができれば、働きながら中小企業診断士試験に合格することができます。
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忙しくてもスキマ時間で合格
\スタディング 合格者インタビュー/
まとめ
中小企業診断士の養成課程は2次試験と実務講習が免除できるため、1次試験合格後確実に資格取得をしたい受験生には大きなメリットがあります。
それに加え、養成課程は演習や実習などを通して中小企業診断士の仕事を実践的に学べるので、独立開業を目指す方にとって魅力的です。
しかし、働きながら養成課程をこなすためには、相当な覚悟と職場・家族の理解、また金銭的な負担が大きな問題となります。
また、養成課程にも受験があるため、倍率の高い機関では不合格になる可能性もあります。
養成課程に通うのが難しい場合は、2次試験合格ルートで中小企業診断士資格を取得しましょう。
働きながらでも効率よく勉強を進め、合格を勝ち取るには教材選びが大切です。
スキマ時間を上手に使いながら勉強をしたい受験生には、スマホ1つでの学習も可能なスタディング 中小企業新打診講座がおすすめです。
忙しい受験生向けに作られた教材なので低価格にもかかわらず、わかりやすく効果的に知識を定着させられます。
「まとまった勉強時間を確保できない」「難しくて暗記できない」といったお悩みを持っている受験生は、ぜひ一度スタディングを無料で試してみませんか?