資格を目指す際に気になる点のひとつに、「どれくらい費用がかかるのか」があります。
中小企業診断士試験に合格するまでには、勉強そのものにかかる費用と、試験にかかる費用と、大きく2つの費用があります。(試験合格後、診断士登録するまでに別途かかる費用もありますが、今回は割愛します)。
この記事では、中小企業診断士の合格までにかかる費用について解説します。
勉強にかかる費用
勉強のやり方によって、かなり費用が変わります。独学の場合、市販のテキストや問題集、過去問を購入すると、最低でも3万円以上はかかります。入門書や模擬試験などをあわせて5万円程度は見積もっておくと良さそうです。
受験校に通う場合、大手受験校では通年コースで20万円~30万円程度かかるようです。さらに苦手科目向けのオプション講座を受講すると、数万円追加です。
通信教育を利用する場合、大手通信教育の講座では10万円以上が必要です。模擬試験が含まれていない場合は、その分が追加で必要になります。
試験にかかる費用
日本中小企業診断士協会連合会のホームページによると、受験手数料は1次試験で14,500円、2次試験で17,800円となっています(令和4年度実施試験の手数料)。 試験会場まで当日行けない場合には、宿泊代などが別途必要になります。
実際には電車代やカフェ代(カフェで勉強する場合)など、その他の費用がかかることになりますが、大きくは上記2つの費用の合計が目安になるでしょう。
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スタディングを利用して中小企業診断士合格した人の声
【実例】S.Dさん 2024年合格
・受験勉強で工夫されたこと
1次試験は練習問題と過去問セレクトを繰り返し解きました。解説を見てから応用もきくように心がけました。
・モチベーションの保ち方
先に計画を立てて、期限までに学習を終えるように心がけました。なるべく早く過去問演習に入った方が、解けるようになる感覚を持てるので良いと思います。
・スタディングの活用方法
動画を2倍速で聞くと集中もできておすすめです。
※一部抜粋
出典:スタディング「動画を2倍速で聞くと集中もできておすすめです。」
【実例】tyさん 2023年合格
▪️受験勉強で工夫したこと
一次試験に向けてはスタディングのみを実施しました。トータル350時間程度の学習量でした。昨年二月から開始し、早く2周回すことを目標に五月までに予定通り進捗しました。六月からは中だるみしましたが、記憶が曖昧な点はノートに書き出して記憶の定着を図りました。
二次試験はスタディングに加え、インターネット動画、ブログを参考にして、事例4対策で市販の問題集を実施しました。
▪️スタディングの活用方法
基本的な使い方は推奨されているとおり、動画を高速で見て、問題集でアウトプットしました。また用意されているテキストを繰り返し読んで理解する、覚えることを実施しました。
※一部抜粋
出典:スタディング「基本的な使い方は推奨されているとおり、動画を高速で見て、問題集でアウトプットしました。」