中小企業診断士の資格試験に挑戦するにあたり、学習方法を選ぶのは非常に重要なポイントになります。
独学で合格できれば費用面ではいいのですが、「実際に合格できるのか」「どの様に勉強をすればいいのか」「どれくらい勉強すればいいのか」などがわからずお困りなのではないでしょうか?当記事ではそういったお悩みに対してのアドバイスとおすすめの勉強法をご紹介したいと思います。
おすすめの学習法は最後に書いてありますのでぜひ最後までお読みください。
中小企業診断士の試験に独学で合格できるかについて結論から申し上げると
独学で合格している人もいるため、合格は可能と言えるでしょう。
ただ、その人達がどのレベルで試験勉強を始めたのかはわかりません。
普段からコンサルティングに関する業務に携わっていて、
すでに一定の知見を持っていたのかもしれません。
逆にもしあなたが初学者ではじめて試験にチャレンジするのであれば、試験合格に必要な知識を一から習得する必要があります。
専門性の高い国家資格試験だけに、生半可な努力では合格できません。
独学で合格できるかどうかを知りたければ
まず「いつまでに合格したいのか」と「今の自分のレベル」を明確にしましょう。
現時点でのレベルがどの程度であるか、それをしっかり見極めることで必要な勉強時間と勉強量が見えてきて、
その情報が勉強方法を決めるひとつの基準にもなります。
ここまで読んでくれた方はおそらく、「今の自分のレベル」の知り方を知りたいと思います。さっそくご紹介しますと
自分の現時点のレベルを知る一番良い方法は「過去問を解いて答え合わせをする」ことです。
中小企業診断士試験は、科目ごとに試験があるのでまずは1次試験の7科目を解いてみて
どのくらい回答ができるか、確かめてみましょう。
しっかり回答できたり、必要知識がしっかり吸収できそうなど合格に向けて不安がなければ独学で合格を目指してもいいでしょう。
ちなみにあくまで一般的にはなりますが中小企業診断士の合格には1,000時間の勉強が必要と言われています。
これは一般的な勉強時間になるので、もともと知識がある人や通学で勉強している人なども含めているので、
初学者で独学を選ぶとなると1,000時間以上の時間が必要になる可能性もあります。
ここまで読んでいただいた方は中小企業診断士の試験に独学で合格するのは難しそうと思っているかもしれませんが
おすすめの勉強方法は、過去問をしっかり分析してインプットとアウトプットを繰り返すというのがいいかと思います。
分析というのはどのような問題が出ているのか、配点はどのくらいなのか、どこを勉強すれば合格点を集めることができるのか…などです。
そしてテキストなどで知識をインプットして、問題集でアウトプットして知識の定着具合を確認しながらすすめるのが良いのではないかと思います。
スタディングも、過去問をしっかり分析して、講座の時間配分を作っていますし、
インプットのあとにはアウトプットをして知識を定着させるようにしています。
参考書を購入すれば、もしかしたらどの様に勉強を進めていけばいいのか書いてあるものもあるかもしれません。
ここまで読んでいただいた方の中には、過去問分析をしてインプットとアウトプットを繰り返すだけならシンプルでできそうだなと思っている方は注意が必要です。
過去問分析をして、自分のレベルからどのくらいの勉強時間がどのくらいなのかと言うのを実際に洗い出すのは非常に難しいです。
今までやったことのない作業の必要時間なんてわからないと思いますが、それと同じです。
また、中小企業診断士は1次試験にと2次試験があって、1次試験に受かってから2次試験の勉強を始めるのは非常に非効率です。
1次試験の勉強もしながら2次試験にも応用を利かせる様に勉強をする必要があります。
これを初学者の方が実行するのはかなり難しいのではないでしょうか?
つまり、学習計画を建てるというところが相当むずかしいのです。
参考書のわかりやすさも大切ですが学習計画についても対策を取る必要があるのです。
独学ではこの点が非常に大きなネックになってくることになりますが逆に言うと自分でその管理がしっかりできるようであれば、
独学での学習スタイルに向いているのではないでしょうか?
そこに自信がない方は独学以外の勉強法も含め検討してもいいと思います。
ここまでで独学の勉強のポイントについてご紹介してきました。
改めていいますが、学習内容と学習計画。この2点が大切になります。
学習計画に自信がないという方は独学以外の方法も含めて勉強方法を検討してもいいと思います。
検討にあたり、それぞれの勉強法についてメリット・デメリットを比較してみましょう。
また最後におすすめの勉強法を書いてありますが、
順を追ってお読みいただかないとなぜおすすめなのかがわからないので、順を追ってお読み下さい。
独学で国家試験合格を勝ち取ると言うタスクは、魅力的であり、モチベーションの原動力にもなります。しかし、現実はそう簡単でないことも知る必要があります。
下に比較表を作成してみました。
独学 | 通学 | |
メリット | 費用が少ない 気楽に勉強できる(勉強の自由度が高い) |
合格のノウハウがある 専門講師の指導 勉強仲間の存在 充実した情報提供 |
デメリット | スケジュールや勉強法は自分で管理 アドバイスしてくれる人がいない 学習教材選びで失敗の恐れあり |
受講料が高い 講師のレベルにバラツキがある 個別の理解度に合わせられない(合わせにくい) 授業に出るだけの受け身になりやすい |
独学と通学のメリット・デメリットについてご説明しましたが、どちらがいいか判断はつきましたでしょうか?
ここまでお読みいただいた方の多くは
独学は確かに安いという面では魅力的ですが、本当に自分で合格できるのかが不安になってきた、
だからといって通学の費用は負担が大きいですし、働きながら通うことができるのかというのも不安がある。
といった気持ちでいるかと思います。
そこでおすすめしたいのがスタディングを始めとしたオンラインでの独学の勉強法です。
オンラインの特徴は下記に比較表で示していますが、特に注目したいのが「市販の書籍による独学のメリット」と「従来の通学・通信講座のメリット」の両方を取り入れている点にあります。
比較内容 | 最新のオンライン学習 | 従来の通学・通信講座 |
---|---|---|
学習場所と時間 | いつでもどこでも学べる 学習の自由度が高い |
教室や、自宅など勉強のための場所 通学型は授業の時間が決まっている 1回の授業時間が長い |
インプット学習 | 専用スタジオによる高品質な映像講義 視て・聴いて分かりやすい講義 |
教室などの講義を撮影した映像 テキストが無いと理解できない |
テキスト | WEBでいつでも参照可能 オプションで冊子版もあり |
冊子のみ 冊子が多い |
問題練習 | オンラインでいつでも練習できる | 冊子が中心 問題集を持ち歩く必要がある |
学習方法 | 自己学習を前提にカリキュラムが組まれている | 講義以外の学習は、自己責任で行うためいつ何を学習したらよいかわかりにくい 結局自己学習が必要 |
講師 | 誰でもベストな講師の講義が受けられる | 通学だとアルバイト講師に当たる場合も多い |
質問回答 | 質問回答サービスは無いことが多いが、現在は検索で確認できる WEB上でのQ&Aやチケット制の質問サービスなどもある |
質問回答サービスが付いている場合が多いが実際に利用するのはごく一部の受講生というのが実態 |
価格 | 低価格 書籍1冊よりは高いが、従来の通学・通信講座に比べて1/2~1/5程度の講座が多数存在する |
高価格 教室、冊子印刷&配送、質問対応など、原価や固定費にコストがかかる |
独学では合格が難しそう・通学は費用高いというお悩みのあなたに丁度いい学習法になっています。
今なら無料でお試し受講ができますのでぜひ一度試してみてください。
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監修 市岡 久典
中小企業診断士 |
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