TOEICにはどんな問題が出る?問題形式や問題練習法を紹介

TOEICの問題形式がしっかりと頭に入っていますか。

TOEICでスコアアップをめざしたいなら、やみくもに勉強するのではなく、問題形式を把握し、問題に慣れることが重要です。

この記事では、TOEICの問題形式や、試験問題に慣れるための問題演習法を解説します。

後半では、スマートフォンで勉強できる「スタディング」も紹介します。
スキマ時間の勉強で目標スコアを取りたい人は、ぜひ最後まで読んでください。
目次 Contents

TOEICにはどんな問題が出る?問題形式や問題練習法を紹介


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【パート別】TOEICの問題形式

TOEICの試験問題は、リスニングセクション100問、リーディングセクション100問の合計200問で構成されています。

前半部分のPart1〜Part4がリスニングセクション、後半部分のPart5〜Part7がリーディングセクションです。

まずはパートごとにどのような問題が出題されるか、確認していきましょう。


Part1

Part1は写真描写の問題です。問題用紙に印刷されている1枚の写真について、4つの短い説明文が放送されます。

説明文は印刷されていません。4つの文のうち、もっとも正しく写真をあらわしているものを選んでください。


Part1は全部で6問出題されます。なお、リーディングセクションすべてに共通するのですが、音声は一度しか流れません。

聞き逃さないように注意しましょう。

【参考】TOEIC Program|IIBC「TOEIC Listening & Reading Test サンプル問題Part1」


Part2

Part2は応答問題で、全部で25問あります。

1つの質問や文と、それに続く3つの応答が放送されます。はじめの文に対して、もっとも適切な答えを選ぶ問題です。


TOEICの問題は基本的に4択問題ですが、このPart2のみ3択問題になります。こちらも文、選択肢ともに問題用紙に印刷されていません。

問題用紙には「Mark your answer on your answer sheet.(答えを解答用紙にマークしてください。)」とだけ書かれています。

【参考】TOEIC Program|IIBC「TOEIC Listening & Reading Test サンプル問題Part2」


Part3

Part3は会話に関する問題です。はじめに2〜3人による会話が放送されます。

問題用紙に質問と4つの選択肢が印刷されているので、もっとも適切なものを選びましょう。

質問は問題用紙に書かれているだけでなく、音声でも読み上げられます。


会話の中で話されていることだけでなく、問題用紙に載っている図などから情報を読み取って、解答しなければならないこともあります。

問題数は1つの会話に対して3問ずつ、全部で39問です。

【参考】TOEIC Program|IIBC「TOEIC Listening & Reading Test サンプル問題Part3」


Part4

Part4は説明文に関する問題です。最初にナレーションやアナウンスのようなミニトークが放送されます。

問題用紙に質問と4つの選択肢が印刷されているので、もっとも適切なものを選びましょう。


問題形式としてはPaet3と似ていますが、最初に流れる音声が「会話」ではなくアナウンスやナレーションのような「説明文」になっています。

問題数は、1つの説明文に対して3問ずつ、計30問で構成されています。

【参考】TOEIC Program|IIBC「TOEIC Listening & Reading Test サンプル問題Part4」


Part5

Part5以降はリーディングセクションです。

リスニングセクションの終わりに「This is the end of Listening test. Turn to Part5 in your test book.(これでリスニングのテストは終了です。問題用紙のPart5に進んでください。)」とアナウンスがあるのでリーディングセクションへ進みましょう。


Part5は短文穴埋め問題です。問題用紙には一部空欄になっている文が書かれています。

正しい英文になるように、空欄に当てはまるものを4つの選択肢から選びましょう。

ここでは30問出題されます。

【参考】TOEIC Program|IIBC「TOEIC Listening & Reading Test サンプル問題Part5」


Part6

Part6では長文穴埋め問題が出題されます。


メールや手紙などの1つの文章の中に4つの空欄があるので、それぞれもっとも適切なものを選択肢の中から選びましょう。

Part5と同じように穴埋め問題ですが、文法知識や語彙力だけでなく、文章を読み理解する力も問われます。

なおPart6の問題数は全部で16問です。

【参考】TOEIC Program|IIBC「TOEIC Listening & Reading Test サンプル問題Part6」


Part7

Part7は長文問題で、全部で54問出題されます。


1つの文書に関する問題29問、複数の文書に関する問題25問から構成されています。

1〜3つの文書を読み、4つの選択肢の中から、もっとも適切なものを選んでください。


文書の内容としては、メールや広告、請求書などが多いです。

Part7はリーディングセクションの約半分の問題数を占めているうえに、文章量も多くかなりのスピードで解くことが求められます。

【参考】TOEIC Program|IIBC「TOEIC Listening & Reading Test サンプル問題Part7-1」

【公式】TOEIC Program|IIBC「TOEIC Listening & Reading Test サンプル問題Part7-2」

【公式】TOEIC Program|IIBC「TOEIC Listening & Reading Test サンプル問題Part7-3」

【公式】TOEIC Program|IIBC「TOEIC Listening & Reading Test サンプル問題Part7-4」


TOEICの問題に慣れるための勉強法

TOEICでは約2時間で200の問題を解く必要があり、素早く正確に問題を解いていく力が求められます。

スコアアップをめざすには、英語力の強化と合わせて、TOEICの試験問題に慣れておくことが大切です。

そこで、ここからはTOEICの試験問題に慣れるための勉強法として、次の2つを紹介します。

  • TOEIC問題集に取り組む
  • 無料サイトを利用する

それぞれ確認していきましょう。


TOEIC問題集に取り組む

TOEIC問題集に取り組むことで、出題形式に慣れ、スコアアップをめざせます。

実際のTOEICの試験問題に近い問題を解きたい場合は、TOEIC主催団体のIIBCが販売している「公式問題集」を選ぶとよいでしょう。


実際の試験問題と同じプロセスで作成されているうえ、リスニングの音声も本番と同じ公式スピーカーによるものです。

より本番に近い練習をしたい人におすすめです。


また公式問題集以外にも、市販のTOEIC対策問題集は数多く販売されています。

市販の問題集は公式問題集に比べ、解説が豊富な傾向にあります。


解答テクニックが紹介されていたり、重要単語がまとめられていたりするため、初心者の方や英語が苦手な方は取り組みやすいかもしれません。

市販の問題集はスコア別やパート別にわかれているものもありますので、自分に合った問題集を選べるのもメリットです。


無料サイトを利用する

無料でTOEIC対策の問題を紹介しているサイトもあります。

サイトによってそれぞれ特徴が異なります。


たとえばリスニングに特化しているサイトでは、スクリプトと日本語訳、解説がそれぞれ確認できたり、リスニングの音声速度を変更できたりします。


ほかにも間違った問題を繰り返し解くことができたり、日替わりで問題が紹介されていたり、英単語に特化していたりするサイトもあるので、自身に合ったサイトを探してみるとよいでしょう。


TOEIC対応問題は、語学学習に関するサイトや、資格問題の過去問を集めたサイトなどに載っていることが多いのでチェックしてみてください。

TOEIC公式サイトにもサンプル問題として、各パート数問ずつ問題が載っています。

はじめてTOEICを受験する人や、まだ一度もTOEICの問題を解いたことがない人は、こちらも解いてみるとよいでしょう。


TOEICの問題に慣れるなら演習量が豊富なスタディングがおすすめ!

TOEICの問題に慣れ、スコアアップをめざすには、演習量が豊富なスタディングがおすすめです。

スタディングならTOEIC満点を誇るカリスマ講師の動画視聴や、演習ドリル、実施テストなどさまざまな方法で英語学習を進められます。

スタディングならではのスコアアップのポイントは、次の3つの機能です。

  • TOEICの問題形式に即した「ミニテスト」「マンスリーテスト」
  • 3つのモードが選べる「問題集機能」
  • 最適な復習をうながす「AI問題復習機能」

ひとつずつ紹介します。


TOEICの問題形式に即した「ミニテスト」「マンスリーテスト」

スタディングでは定期的なテストを通じて、知識の定着や、テクニックの習得が期待できます。

週に1回本番と同じ形式の「ミニテスト」に取り組むことで、その週に学習した内容の定着度を確認できるだけでなく、TOEICの問題形式に対応できるようになります。


また月に1回「マンスリーテスト」という、50~200問程度の、本番さながらの模試があるのも特徴です。

定期的な復習に加え、本番に近い問題演習をこなすことが、TOEICへの対応力を高め、スコアアップにつながります。


【参考】スタディング「ミニテスト」「マンスリーテスト」


3つのモードが選べる「問題集機能」

問題演習を行う際は、「練習モード」「本番モード」「復習モード」の3つのモードを選択できます。

「練習モード」では問題と解答が交互に表示されます。

1つずつ答えを確認しながら解いていきましょう。


「本番モード」には制限時間があります。

本番同様スピードを意識して、問題に取り組むことが可能です。


さらに「復習モード」では、間違えた問題や、後でもう一度解き直したい問題を選んで、その問題だけを繰り返し解くことができます。

苦手な問題や、不安のある問題に特化して練習したい場合は復習モードを活用するとよいでしょう。

【参考】スタディング「問題集機能」


最適な復習をうながす「AI問題復習機能」

スタディングには「AI問題復習機能」も付いています。

「AI問題復習機能」とは、AIがTOEIC講座で英語力を上げた人の復習回数を分析し、復習システムに反映したものです。


これを使えば、TOEIC講座で英語力を上げた人と同じペースで復習が可能になります。

具体的には、AIが受講者の解いた問題の成績を元に、復習プランを組み、その日に取り組んでほしい問題を表示してくれます。


受講者は表示されている通りに勉強を進めればいいので、勉強のペースやスケジュールに悩む必要はありません。

画面の指示に沿って問題を解いていくだけで、最適なペースで復習が可能になり、効率よくスコアを伸ばせます。

【参考】スタディング「AI問題復習機能」


まとめ

TOEICのパートごとの問題形式や、それに慣れるための勉強方法について紹介しました。

ポイントは以下の通りです。

  • TOEICはリスニングセクション100問、リーディングセクション100問の計200問で構成されている
  • 問題形式については各パートで異なるので、それぞれ確認しておこう
  • TOEICの問題に慣れるには、TOEIC問題集や無料サイトがおすすめ
  • スタディングなら効率的にスコアアップをはかる機能が盛りだくさん

TOEICでスコアアップをめざすには、TOEICの問題形式をおさえ、それに即した勉強が必要です。

この記事の内容も参考に、効率よくTOEIC対策を進めていきましょう。



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