
一般的にTOEIC®と呼ばれるTOEIC® L&Rは、午前と午後の1日2回実施されています。
どちらの時間帯で受験するかは、申込時に自分で選ぶことが可能です。
中には、どちらを選んだらよいのだろうと迷ってしまう人もいるでしょう。
本記事では、1日2回実施されるTOEIC® Testsのスケジュールや、受験時間を選ぶ際のポイントについて解説します。
よくある疑問についても解説するので、参考にしてください。
TOEIC®は午前と午後、1日2回実施
TOEIC® Program 公開テストは試験の種類によって、1日当たりの実施回数が異なります。
TOEIC® Tests(Listening & Reading・Speaking & Writing・Speaking)は午前と午後の1日2回、
TOEIC Bridge® Tests(Listening & Reading・Speaking & Writing)は1日1回のみの実施です。
TOEIC® Listening & Reading 公開テストは1日1回の実施でしたが、新型コロナウイルス感染拡大に伴い安全面を考慮し、2020年10月25日以降、1日2回(午前・午後)実施されるようになっています。
ここでは午前と午後の1日2回実施されるTOEIC® Testsについて、それぞれのスケジュールを紹介します。
TOEIC® Listening & Reading Testのスケジュール
TOEIC® Listening & Reading Testの試験当日のスケジュールは以下のとおりです。
午前実施 | 午後実施 | |
---|---|---|
受付 | 9:25~ 9:55 | 14:05~14:35 |
試験の説明・音テスト | 9:55~10:20 | 14:35~15:00 |
試験開始~試験終了 | 10:20~12:20 | 15:00~17:00 |
問題用紙・解答用紙の回収 | 12:20~12:35 | 17:00~17:15 |
解散 | 12:35(予定) | 17:15(予定) |
【参考】IIBC「テスト当日のご案内」
試験会場についたら、受付で受験票と写真付き本人確認書類を提示します。
受付時間を過ぎてしまうと、受験自体ができなくなってしまうので注意が必要です。
受付時間終了後、休憩はありません。
試験会場からの退出も認められていないので、食事やお手洗いは事前に済ませておきましょう。

TOEICとは?概要・特徴から受験情報・勉強法まで網羅的に解…
TOEIC(トーイック)は、ビジネスでも活用できる実践的な英語力を測定する世界共通のテストです。会社での昇進や転職時の評価基準として活用され、大学入試でも採…
TOEIC(トーイック)は、ビジネスでも活用できる実践的な英…
TOEIC® Speaking & Writing Testsのスケジュール
TOEIC® Speaking & Writing Testsの試験当日のスケジュールは以下のとおりです。
入場時間 | 午前実施:10:30~10:45午後実施:13:45~14:00 | |
試験時間 | 試験の所要時間 約1時間20分・TOEIC® Speaking Test 約20分・TOEIC® Writing Test 約60分 |
【参考】IIBC「テスト当日のご案内」
受付では、本人確認書類の確認と公式認定証用の写真撮影を行います。
入場時間を過ぎると受験できないので、時間内に試験会場に到着するようにしてください。
試験は全員同時に始まるわけではなく、着席後に順次開始されます。
途中で休憩はなく、退出も原則認められていません。
終了時間は受験者によって異なります。
TOEIC® Speaking Testのスケジュール
TOEIC® Speaking Testの試験当日のスケジュールは以下のとおりです。
入場時間 | 午前実施:9:15~9:30午後実施:16:00~16:15 | |
試験時間 | 試験の所要時間 約20分 |
【参考】IIBC「テスト当日のご案内」
TOEIC® Speaking & Writing Testsと同様、受付では本人確認書類の確認と公式認定証用の写真撮影を行います。
入場時間を過ぎてしまうと受験できない点や、着席後に順次試験が開始される点も同じです。
TOEIC®は午前と午後、どっちを受験する?考慮すべきポイント4選
ここからは、TOEIC® Listening & Reading 公開テストにおいて、午前と午後のどっちを受験するか選ぶ際に考慮すべきポイントを4つ紹介します。
どっちを受験するのがいいかは人によって異なります。
以下のポイントを参考に、自分に合っている時間帯を考えてみましょう。
自分の生活リズム
TOEIC®の受験時間を選ぶ際は生活リズムに合わせましょう。
普段から朝型の人や、早起きが得意な人には午前がおすすめです。
いっぽう朝が苦手な人は、午後を選ぶといいでしょう。
午前の受付時間は9:25〜9:55であり、この時間を過ぎてしまうと受験できません。
また、朝起きてすぐはなかなか頭が働かないという人も、午後の方が実力を発揮できるでしょう。
試験会場までの移動時間
午前と午後、どっちを選ぶか決める際は、試験当日の移動時間も考慮するといいでしょう。
TOEIC®では、受験地は自分で選べますが、試験会場は選べません。
かならずしも自宅から一番近い会場やアクセスのいい会場になるとは限らないため、移動時間に余裕を持たせたい場合は午後を選んでおくと安心です。
とはいえ、申込時には試験会場が決まっていないため、午前か午後か迷ってしまうという人もいるでしょう。
TOEIC®公式サイトでは受験地ごとに使用頻度の高い会場が紹介されています。
記載されている会場が毎回使用されるわけではないのですが、午前・午後を選択する際に参考にしてください。
試験会場の決め方や受験地別の会場例については、こちらの記事でくわしく紹介しています。

TOEIC®の試験会場を受験地別に紹介!会場は選べる?決め方…
TOEIC®公開テストの試験会場は、全国47都道府県にありますが、会場は選べません。TOEIC®の受験を検討している人の中には、試験会場はどのように決まるの…
TOEIC®公開テストの試験会場は、全国47都道府県にありま…
試験前の復習時間
試験前に復習時間を取りたい場合は、その時間も考慮しましょう。
午前の場合、受付時間は9:25から始まります。
試験会場までの移動もあるので、試験前に十分な復習時間を確保するのが難しい場合もあるでしょう。
もちろん午前でも復習してから受験することは可能ですが、長時間復習をしようと思うと、かなりの早起きが必要になります。
そのため試験前にしっかり復習時間を取りたい場合は、午後を選ぶのがおすすめです。
午後は14:05受付開始ですので、午前中を単語・熟語の復習やリスニングのウォームアップなどにあてることができます。
不安な箇所や苦手な箇所の見直しなどをしてから、自信を持って試験に挑めるでしょう。
試験当日のスケジュール
TOEIC®試験当日に他の予定がある場合は、申し込む前にスケジュールを確認しましょう。
午前の場合、試験終了予定時刻は12:35ですので、午後の時間を有効に使えます。
試験後に他の予定を入れたい場合は午前を選ぶといいでしょう。
いっぽう午後の終了予定時刻は17:15です。
試験後に他の予定を入れるのはやや困難と言えます。
午前中に予定を入れてもいいのですが、試験のことを考えると予定を入れにくいかもしれません。
TOEIC®の試験時間に関連するよくある4つの疑問
TOEIC® Listening & Reading 公開テストの試験時間を選ぶ際に聞かれる、よくある4つの疑問について解説します。
ひとつずつみていきましょう。
午前か午後、自分で選べる?
TOEIC®では、午前・午後どっちを受験するかは自分で選べます。
申込みの際に、試験日程と時間帯を選ぶ必要があります。
ただし、受験地によっては実施のない試験回もあるので気を付けましょう。
なお、申込後は試験日程・時間帯ともに変更できません。
どっちがいいかよく考えた上で申し込んでください。
午前と午後、両方を受けられる?
同一試験日に午前・午後の両方の試験を受験することはできません。
TOEIC®申込サイトで、複数のアカウントを作成し、同じ日の午前・午後両方に申込みをすれば、どっちの申込みも受験契約が成立します。
しかし、この場合は午前のみ受験可能となり、午後は受験不可となります。
午後の受験回の受験料は返金されないため注意が必要です。
午前と午後で問題は違うの?
TOEIC® Programでは、過去問が公開されていないため、午前と午後で問題が違うかどうかは断言できません。
しかし、TOEIC®公式サイトの公式認定証の解説ページ(ABILITIES MEASURED(アビリティーズメジャード・項目別正答率)には、「異なるテストフォーム(試験問題)を受験した受験者の正答率とは比較できない」という内容の記載があります。
このことから受験者ごとに異なる試験問題であると推測できます。
したがって午前と午後でも問題が違う可能性は高いと考えられるでしょう。
午前と午後の難易度は同じ?
午前と午後の試験の難易度に違いはあるかもしれませんが、それがスコアに影響することはありません。
TOEIC® Programでは、試験問題や受験集団の違いが評価の基準に影響を及ぼさないように、専門家によってスコアの統計処理や採点管理が行われています。
そのため、どの試験問題、どの試験回を受験しても、一貫した評価基準でスコアが算出されます。
つまり「今回の試験問題は簡単だったから、高スコアが出た」といった現象は起こりません。
各試験回の平均スコアやスコア分布に差異はありますが、これは各回の受験集団が異なるために生じています。
午前・午後どっちを受けても大きくスコアに違いが出ることはないでしょう。
TOEIC®は自分に合った時間帯に受験しよう!
「TOEIC® Listening & Reading 公開テストでは午前・午後どっちを受験するのがいいのか」について解説しました。
本記事のポイントは以下のとおりです。
- TOEIC® Tests(Listening & Reading・Speaking & Writing・ Speaking )は午前・午後の1日2回実施される
- 午前と午後どっちの試験を受けるかは、自分の生活リズムや試験会場までの移動時間、試験前後のスケジュールなどを考慮し、選択しよう
- TOEIC®では、同じ日に午前と午後の両方の試験を受けることはできない
TOEIC®を申し込む際は、午前・午後の選択が必要です。
本記事を参考に、自分に合った時間帯を選ぶとともに、TOEIC®の勉強も進めていきましょう。