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TOEIC700点突破に必要なこと

TOEIC700点はハイスコアと呼べるスコア帯であり、企業では昇進の条件となっていることも少なくありません。そのため、700点突破を目指している人は多いのではないでしょうか。

こちらでは、TOEIC700点突破に必要な知識や考え方をご紹介します。

テスト形式に慣れる

TOEICには、総合的な英語力以外にも慣れが求められます。具体的には、解ける問題と解けない問題の見極め、タイムマネジメントなどが、慣れで身につくテクニックです。700点を突破するためには、英語力だけではなく、こうしたテクニックについても知っておく必要があります。

テスト形式に慣れるうえでは、公式問題集を何度も反復して解くトレーニングが効果的です。リスニングをスピーカーで流す、マークシートを使う、時間を正確に計るなどして、実際のテスト形式を忠実に再現してください。直前にこのトレーニングをしておくだけで、スコアアップが期待できます。

また、テスト形式に慣れるという意味では、実際にTOEICを受けてみるのが最も効果的です。実際のテスト環境や緊張感を経験することで得るものは大きいでしょう。その時点での自分の力試しもできます。

PART5、6はスピード重視

700点突破を目指している多くの人がリーディングセクションに苦しんでいます。特に、Part7では精読するための長い時間が必要です。そのため、Part5、6をいかに早く終わらせるかが、TOEICにおいて重要なタイムマネジメントだと考えられています。

Part5、6を効率的に解いていくための考え方をご紹介しましょう。

・品詞に注目

選択肢に動詞、名詞、形容詞、副詞など同じ単語の品詞違いが並んでいる問題があります。どの品詞が入るかはほぼ語順で決まっていますので、こうした品詞の問題は空欄の前後を見るだけで解答可能です。文法全体を読む必要がないため、時間を短縮できます。

品詞のつづりにはルールがあるので覚えておきましょう。名詞+lyが形容詞、形容詞+lyが副詞です。また、新しい単語を覚える際には、他の品詞についても覚えておくことをおすすめします。

・選択肢が動詞の場合は時制の問題

選択肢に原形、過去形、進行形など三人称単数現在のsがついた形など、動詞の変化形が並んでいることがあります。このような問題は、時制の問題だと瞬時に判断しましょう。その文章がいつ起きていることなのか、に注目して解答を選んでください。

・接続詞問題はしっかりと読む

読む判断と読まない判断が重要になるPart5、6ですが、しっかりと読んだうえで応えなければならないのが接続詞の問題です。Part5では文全体を、Part6でも空欄前後の流れを確認する必要があります。比較的に手間がかかる問題ですが、選択肢を確認して時間をかける問題とかけない問題の棲み分けを行うことは、リーディングセクションにおいてとても大切です。

毎日英語を勉強する習慣を

700点は簡単に突破できるスコアではありません。中学生レベルの英語力から700点突破を目指す場合は、1年間は毎日コツコツと勉強する覚悟が必要です。効率的な学習方法を目指す以上、まずはこの心構えが求められます。

単語力、文法力の強化は、毎日続ける簡単な学習として最適です。単語力強化については、TOEICで頻出する単語をまとめた参考書が多数出版されていますので積極的に利用してください。英文法についても、考え方の解説と演習が掲載されているタイプの参考書をしっかり読み込み、理解を深めましょう。

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700点を突破すると評価が高まり、一気にアピール力が強くなります。600点に到達している人であれば、コツコツと学習を続けることで現実的に700点にも到達可能です。何よりも大切なのは学習の継続であるということを忘れずに、地道な努力を続けましょう。


(参考)GOTCHA!

「TOEIC初受験のための勉強法を教えます」

「文法、何から復習すれば良い?TOEIC700点突破に必須の文法事項BEST3」

「TOEIC700点を突破しよう!Part 5&6の対策と解き方のコツ」

「中学レベルの英語力から、1年以内にTOEIC 700点とる方法」