
TOEIC®スコアを履歴書に書くことで、英語力をアピールできます。
一般的にどのくらいのスコアがあれば、企業や学校に評価されるのでしょうか。
何点から履歴書に書いていいのか、低いスコアは書いてはいけないのかなど、迷う人もいるでしょう。
本記事では、履歴書に書けるTOEIC®スコアの目安や正しい書き方、履歴書に書く際の注意点について解説します。
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TOEIC®とは?
TOEIC®は、日常生活やビジネスシーンでの英語力を測る世界共通のテストです。
テストは5種類あり、確認したいスキルや英語力に応じて選ぶことができます。
聞く・読む力や、話す・書く力をはかるものや、初中級者向けのものもあります。
ここでは、主なテストと出題内容について説明します。
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Listening & Reading(L&R)テスト
L&Rテストは、「聞く」「読む」能力を測る、最も一般的なテストです。
テストはリスニングが約45分間、リーディングが75分間で、それぞれ100問出題されます。
全て英文で出題され、マークシート方式で解答します。
身近なシーンからビジネスシーンまで幅広い場面での英語力を身に付けたい方におすすめです。
Speaking & Writing(S&W)テスト
S&Wテストは、「話す」「書く」能力を測るテストです。
スピーキングが約20分で11問、ライティングが約60分で8問出題されます。
スピーキングでは、音読や写真の描写、自分の意見を述べる問題、ライティングではメールへの返信、自由記述問題などがあります。
ビジネスコミュニケーションの場面で、英語で発信する力を高めたい方におすすめです。
TOEIC Bridge®
TOEIC Bridge®は、英語を勉強し始めた人や英語初心者向けのテストです。
L&RやS&Wよりも、日常生活で使う身近な英語を中心に出題されます。
TOEIC Bridge® L&Rはリスニングが約25分で50問、リーディングが35分で50問出題されます。
また、TOEIC Bridge® S&Wはスピーキングが約15分で8問、ライティングが約37分で9問となっています。
基礎固めを重視したい方はTOEIC Bridge®から始めると良いでしょう。
就活で履歴書に書けるTOEIC®スコアは何点?
TOEIC®スコアには「◯点以上から履歴書に書いてよい」といった明確なルールはありません。
このテストは合格・不合格を決めるものではないため、何点でも履歴書に記載できます。
ただし、スコアによって、証明される英語力は異なります。
まずは、履歴書で英語力のアピールになるスコアの目安を確認していきましょう。
就活・転職で英語力をアピールするなら600点以上
就活・転職で英語力をアピールしたい場合、600点以上を目安に履歴書に記載するとよいでしょう。
TOEIC®を主催するIIBC(一般財団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会)は、企業にTOEIC®に関する意識調査を実施しています。
その調査によると、企業が社員に期待するスコアは、技術部門の社員で560点、営業部門の社員で575点でした。
そのため600点以上あれば、企業が社員に期待するスコア以上の英語力があると見なされるため、就活・転職において英語力をアピールできると考えられます。
ただし、実際の新入社員の平均点が600点を超える業種もあります。
マスメディアや公共団体など新入社員のTOEIC®の平均点が高い業種を志望する場合は、最低でも600点のスコアが必須となるでしょう。
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グローバル企業や外資系を目指すなら700点以上
グローバル企業や外資系企業への就職を目指すなら、700点以上を履歴書記載の目安にするとよいでしょう。
なぜなら、IIBCの調査によると企業は海外部門の社員に平均して690点以上のスコアを期待しているからです。
700点以上あれば、企業が求める以上の英語力があると証明できます。
TOEIC®公開テストの平均点が約600点であることからも、700点以上あれば平均より高い英語力の証明が可能です。
スコア700点の具体的な英語力としては、日常会話は問題なくでき、ビジネスにおいても大きな支障なく英語を使えるレベルです。
英語力が必要とされる業界や業種へ応募するのであれば、履歴書には700点以上のスコアを目安に記載してください。
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TOEIC®IPテストのスコアも就活の履歴書に書ける?
TOEIC®は、公開テストのほかに団体受験制度(IPテスト)での受験も可能です。
IPテストは、公開テストと同じ出題形式で、スコアも同じように10〜990点で表記されます。
スコアの有効性も同じですので、履歴書に書くことが可能です。
履歴書に記載する場合は、「TOEIC® Listening & Reading IPテスト 〇〇点」といったように、「IPテスト」であることを明記しましょう。
ただし、IPテストでは公式認定証が発行されません。
IPテストのスコア記載を認めていない企業もあるため注意しましょう。
就活で履歴書にTOEIC®スコアを記載する3つのメリット
履歴書にTOEIC®スコアを記載すれば、さまざまなメリットを享受できます。
ここでは履歴書に記載するメリットを3つ紹介します。
- 英語力の客観的な証明になる
- 英語力以外のアピールもできる
- キャリアアップを目指せる
ひとつずつ見ていきましょう。
英語力の客観的な証明になる
TOEIC®スコアを履歴書に書くことで、英語力の客観的な証明になります。
「英語が話せます」「英語が得意です」だけでは、いったいどのくらいの英語力があるのかわかりません。
TOEIC®の結果は合格・不合格ではなく、10〜990点のスコアで表示されるため、より詳細な英語力を示せます。
TOEIC® Programは、160カ国、約1万4,000の企業、団体で活用されている世界共通のテストプログラムです。
社会的な信頼性が高いことから、英語力の証明として有効です。
英語力以外のアピールもできる
英語能力以外のアピールにつながることも、TOEIC®スコアを履歴書に書くメリットです。
TOEIC®ではスコアを100点上げるのに、200〜300時間の勉強が必要と言われています。
一朝一夕の勉強では高スコアを取得できません。
毎日コツコツ勉強する継続力や、本番のテストに向けて勉強を進めていく計画性、約2時間のテストを解き切る集中力などが必要です。
TOEIC®スコアを履歴書に書くことで、英語力以外の能力もアピールできます。
キャリアアップを目指せる
IIBCの調査によると、TOEIC® Programを活用している企業の約半数がスコアを採用時の参考にしています。
スコアを昇進・昇格の要件にしている企業もあります。
TOEIC®で高スコアを取得していることが履歴書でわかれば、キャリアアップの際に役立つ場合もあるでしょう。
TOEIC®スコアを海外出張や赴任者の選抜に活用している企業も5〜6割ほどあります。
海外で仕事をしたい人や英語を使った仕事をしたい人は、TOEIC®スコアを履歴書に記載しておきましょう。
就活でTOEIC®スコアが有利になる企業は?
商社やIT、金融など幅広い業界で、TOEIC®で高スコアを取得していることが有利に働きます。
企業や部署によっては、入社条件にTOEIC®スコア800〜900点以上を挙げています。
一方で、インフラ関係やメーカーの専門職の場合、TOEIC®スコアを重視していないケースもあります。
ただ、グローバル化が進んでいるため、TOEIC®スコアを重視している企業が多いです。
TOEIC® Programを活用している企業・団体を対象にして実施した調査によると、スコアを「要件・参考にしている」「新たに要件・参考とする可能性がある」とした企業は73.6%でした。
就活を有利に進めるためにも、高スコアを目指した方が良さそうです。
【参考】データでみるTOEIC Tests|就活サポート特集|【公式】TOEIC Program|IIBC
履歴書にどう記載する?TOEIC®スコアの正しい書き方
ここからはTOEIC®スコアの履歴書への正しい書き方を解説します。
履歴書を書く前に、一度確認しておきましょう。
「免許・資格」欄にTOEIC®テストの正式名称を記載する
TOEIC®スコアを履歴書に書く際は、以下のように記載しましょう。
| 年 | 月 | 免許・資格 |
|---|---|---|
| 2020 | 4 | TOEIC® Listening & Reading 公開テスト 800点取得 |
TOEIC®スコアは「免許・資格」欄に記載します。
左から、日付、テスト名、スコアの順に書きましょう。
日付は、テスト結果の通知日ではなく、テストを受験した日です。
テスト名も正式名称を記載してください。
TOEIC®と言うと一般的には「TOEIC® Listening & Reading Test」を指しますが、TOEIC® Programには「TOEIC® Speaking & Writing Test」「TOEIC® Speaking Test」「TOEIC® Bridge Test」など、複数のテストがあります。
どのテストのスコアかがわかるように、「TOEIC® Listening & Reading」と正式名称を書きましょう。
「TOEIC® Listening & Reading Test」には、公開テストとIPテストの2つの受験方法があります。
受験方法についても明記するとよいでしょう。
正しいスコアを記載する
履歴書に書く際は、正しいスコアを記載しましょう。
英語力アピールのため、つい高いスコアを書きたくなる気持ちはわかりますが、嘘はいけません。
虚偽の申告が発覚した場合、内定が取り消される、または入社後に英語力の不足で業務に支障が出る可能性があります。
履歴書には自分が実際に取得した正しいスコアを書きましょう。
就活の履歴書に書けるTOEIC®スコアは何年以内のもの?有効期限は?
久しくTOEIC®を受験しておらず、昔のスコアを活用したいという場合もあるでしょう。
履歴書に書けるスコアに有効期限があるかどうか、詳しく見ていきましょう。
スコアの有効期限は直近2年以内
TOEIC®テストの開発元であるETSは、スコアの有効期限を2年と定めています。
そもそもTOEIC®のスコアは受験した時点の英語力を評価するものです。
英語力は時間の経過とともに向上したり、低下したりする可能性があるため、有効期限の中でもできる限り最新のスコアを利用することが推奨されています。
ただし、2年以上前のスコアの提出が禁止されているわけではありません。
提出する企業や団体、学校が認めていれば、2年以上前のスコアも履歴書に書けます。
スコアの有効期限に関しては、提出する企業や団体などに確認しましょう。
なお、公式認定証の再発行は試験日から2年以内、スコアレポートの再発行は解答用紙を採点した次の年度の4月1日から2年間と期限があります。
期限を過ぎてしまうと再発行できないため、注意が必要です。
企業によっては取得期間が指定されている場合もある
応募先の企業によっては、TOEIC®のスコア取得期間を指定している場合があります。
募集要項を確認し、かならず指定期間内のスコアを記載しましょう。
TOEIC®のスコア取得期間を指定するのは、年月によって英語力が変化することがあるからです。
例えば、10年前に800点を取得していても、この10年間ほとんど英語を使わなければ、英語力が低下している可能性があります。
反対に10年前に500点でも、そこから毎日英語学習を継続していれば、大きくスコアアップしているでしょう。
企業は現在の英語力を知りたいと考えているため、TOEIC®のスコア取得期間を指定していると考えられます。
期間の指定がない場合でも、最新のスコアを提出することが望ましいでしょう。
スコアが2年以上前のものなら再受験がおすすめ
現在持っているTOEIC®スコアが2年以上前のものの場合、再受験をおすすめします。
あまりに古いスコアは信頼に欠けるため、履歴書に書いてもあまり意味がないと考えられます。
英語学習に力を入れていると言いながら、履歴書に書いているスコアが古いものでは説得力がありません。
直近でTOEIC®の受験歴があり、なおかつそれが高得点であれば、英語学習に意欲的であると証明できます。
TOEIC®を定期的に受験すれば、履歴書でのアピールだけでなく、自身の英語力の確認やさらなる向上にも役立ちます。
久しくTOEIC®を受験していない人は再受験しておくとよいでしょう。
TOEIC®の低いスコアは就活の履歴書に書かない方がいい?
一般的にTOEIC®600点以上が履歴書に書くスコアの目安になりますが、低いスコアは書かない方がいい場合もあります。
応募する企業によって600点未満のスコアは、アピール要素にもマイナス要素にもなります。
詳しく説明していきましょう。
500点台でも履歴書に記載することは可能
500点台のスコアでも履歴書に記載可能ですが、全受験者の平均点よりも低いため、英語力のアピールとしてはやや不足気味です。
ただし、IIBCの調査によると多くの企業はTOEIC®受験歴がある人に対し、ポジティブな印象をもっています。
スコアにかかわらず、TOEIC®受験歴があるだけで好印象ととらえる企業は多いようです。
もちろんスコアは高ければ高いほど、英語力のアピールにつながりますが、低いスコアでも英語学習に対する意欲をアピールでき、企業に好印象を与えられます。
目標スコアに英語力が達していないと感じている人でも、まずは受験してみるとよいでしょう。
キャリアアップ・キャリアチェンジにつながる可能性があります。
低いスコアはマイナス要素になる可能性がある
企業が応募者に対し高い英語力を求めている場合、低いTOEIC®スコアはマイナス要素になる可能性があります。
低いスコアを書くことで、英語力の低さが懸念されたり、勉強が苦手といったイメージを与えてしまったりするかもしれません。
現在持っているスコアがアピールになるかどうかは、志望する企業や職種によって見極める必要があるでしょう。
いくら「履歴書に書けるTOEIC®スコアに決まりはない」とはいえ、スコアを書くことで不利にならないよう気をつけましょう。
スコア以外の英語経験をアピールしよう
TOEIC®スコア以外にも、英語でのプレゼンテーションや、海外ボランティアはアピールポイントとなります。
例えば、海外への留学体験は、語学力や異文化理解、主体性を強調するための材料となります。
英語のブログやSNS投稿、プレゼンテーションは、自分の考えを英語で伝える能力をアピールできます。
具体的なエピソードや成果を挙げて記載することで、英語力だけでなく、多面的な能力のアピールにつなげましょう。
就活で履歴書にTOEIC®スコアを書く際の注意点
履歴書にTOEIC®スコアを書く際に、書き方以外にも注意しておきたいポイントが3つあります。
- 募集要項に必要なTOEIC®スコアが書かれているかを確認する
- IPテストのスコアが認められているか確認する
- 英語力を重視する企業ではスコア次第で足切りがある
それぞれ確認していきましょう。
募集要項に必要なTOEIC®スコアが書かれているかを確認する
TOEIC®スコアを応募の必須条件としている企業もあります。
まずは応募先の募集要項を確認しましょう。
応募資格が「TOEIC®700点以上」と設定されている場合、700点取得は応募の必須条件になります。
つまり、700点に満たない場合は応募する資格がないということです。
いっぽう「TOEIC®700点程度」の場合は、企業が求める目安のスコアであるため、700点未満でも応募できる可能性があります。
700点以上の応募者に比べると英語力は劣りますが、ほかのアピールポイント次第では選考に進めることもあるでしょう。
IPテストのスコアが認められているか確認する
IPテストのスコアを利用したい場合は、応募先企業がIPテストのスコアを認めているかを確認しましょう。
基本的にIPテストと公開テストでは、スコアの有効性に違いはありません。
しかし、IPテストのスコアを認めていない企業もあります。
IPテスト不可と記載がある場合だけでなく、公式認定証の提出が必要な場合も注意が必要です。
IPテストでは公式認定証が発行されないため、提出ができません。
応募先企業がIPテストを認めていないにもかかわらず、現時点でIPテストのスコアしかない場合は、公開テストを受け直すことをおすすめします。
英語力を重視する企業ではスコア次第で足切りがある
業務で英語を使う外資系企業や商社は、TOEICスコアを基準に足切りをする場合があります。
前述の通り、企業や部署によっては、入社の条件にTOEICスコア800〜900点を求めています。
また「社内公用語が英語」「ネイティブレベルの英語力が必要」といったように、日常会話レベルの英語力が必要となる企業・部署もあります。
グローバル展開する企業が増えており、英語力はますます重視されていくことが予想されます。
スコアによる足切りを明記していないケースが多いですが、募集要項に点数が明記されている場合は、取得しておきましょう。
就活でTOEIC®のスコアを履歴書に書く際に知っておきたいこと
最後に、TOEIC®のスコアを履歴書に書く際に、知っておきたい2つのポイントについて紹介します。
- 履歴書に書くならスケジュールに余裕をもって受験する
- 英語力をアピールしたいならほかの英語資格も併記する
それぞれ確認しておきましょう。
履歴書に書くならスケジュールに余裕をもって受験する
TOEIC®公開テストでは、試験後すぐにスコアを確認することはできません。
スコアがわかるのに、早くても17日ほどかかります。
スコアや公式認定証が必要な場合は、事前に履歴書の提出日やテストのスケジュールを確認し、余裕をもって受験しましょう。
TOEIC®公開テストの結果発表スケジュールは、以下のとおりです。
- 試験結果:試験日から約17日後にインターネットで確認可能
- デジタル公式認定証:試験日から約19日後にインターネットで確認可能
- 公式認定証:試験日から30日以内に自宅に発送
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英語力をアピールしたいならほかの英語資格も併記する
英語力をアピールしたいのであれば、TOEIC®以外にほかの英語資格も併記すると効果的です。
一般的にTOEIC®と言われる、TOEIC® Listening & Reading Testは、英語の「聞く」「読む」能力を測るテストですが、ほかの英語資格とあわせることで、総合的な英語力をアピールできます。
たとえば、「TOEFL® (iBTテスト)」や「英検(実用英語技能検定)」を履歴書に記載すれば、「話す」「書く」能力も示せるため、より実用的な英語力を証明できます。
いくつかの資格をあわせて記載することで、より強い英語力のアピールになるでしょう。
就活の履歴書にTOEICスコアを書く際によくある質問
ここでは、就活の履歴書にTOEICスコアを書く際によくある質問について紹介します。
就活の履歴書にTOEICスコアを書くならいつまでに受ける?
就活の履歴書にTOEICスコアを書くならば、最低でも就活解禁の1カ月前までに受験するようにしましょう。
受験結果の公式認定証は、郵送を希望した場合は30日以内、デジタル公式認定証は19日以内をめどに発行されます。
就活解禁ギリギリに受験した場合、認定証の発行が間に合わないため注意が必要です。
L&Rテストは基本的に試験の約2カ月前から申し込みが始まり、約1カ月前に締め切りとなります。
就活のアピールに活用するならば、早めに受験しましょう。
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そもそも就活にTOEICは必要?
TOEICが必要かどうかは企業によって異なりますが、ある程度のスコアを取得していると、就活を有利に進められるでしょう。
海外に拠点のある企業や海外との取引が多い企業はもちろん、一見英語力とは関係なさそうな理系企業でも英語力が強みになることがあります。
ただし、就職に有利なスコアは、業種や職種、企業によって異なります。
思い描くキャリアや就職先を明確にし、計画的に学習を進めましょう。
TOEICのスコアは何点からすごい?
TOEICは一概に「〇点からがすごい」と言うことはできません。
受験する方の属性や背景によって、評価されるスコアが異なるからです。
以上を前提に、一般的にどのくらいのスコアを取得すると「すごい」と言われるのかを考えていきます。
2023年度のスコア分布によると、845点以上取得した方は全体の9.4%で、受験者全体の上位1割に入ります。
845点以上取得できれば「すごい」と評価されるかもしれません。
ただ、周囲の意見に振り回されずに、自分の目標を立てることが大切です。
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まとめ
本記事ではTOEIC®スコアを履歴書に書く際の、スコアの目安やポイントについて紹介しました。
要点は以下のとおりです。
- 一般的に履歴書に書けるTOEIC®スコアは600点以上
- TOEIC®スコアが低い場合、履歴書に書くかどうか見極めが必要
- TOEIC®スコアの有効期限は2年
- TOEIC®スコアを履歴書に書く際は、名称・スコアともに正しく書こう
- 企業の募集要項で「TOEIC®⚪︎点以上」「IPテスト不可」としている場合もあるので確認しよう
- TOEIC®スコアを履歴書に記載することで、英語力の証明や継続力・計画性などのアピールにつながる
TOEIC®を受験すれば、スコアを履歴書に書け、就活や転職で有利になることもあります。
英語力を示すにはおすすめの資格ですので、気になる人は受験してみるとよいでしょう。
