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TOEIC®頻出英単語をレベル別に公開!よく出る単語の傾向やおすすめ学習法も

TOEIC®頻出英単語をレベル別に公開!よく出る単語の傾向やおすすめ学習法も

TOEIC®で目標点数を取るには英単語の習得が必須ですが、やみくもに単語を覚えればよいというわけではありません。

TOEIC®で点数を取るには、ポイントを押さえた単語学習が重要なのです。

この記事では、TOEIC®で出題される英単語の特徴や、目標得点のレベル別の頻出単語を紹介します。

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TOEIC®には頻出英単語がある

TOEIC®にはよく出題されるテーマがあり、それに関連した頻出単語があります。

問題をスムーズに解いていくには、この頻出単語を覚えておくことが大切です。

最初にTOEIC®の頻出単語の傾向と、目標点数を取るために必要な単語数について確認していきましょう。

TOEIC®でよく出題される単語の傾向

TOEIC®は、日常生活やビジネスシーンにおける英語力をはかるテストです。

試験問題のテーマも日常会話やビジネスシーンを取り上げたものが多く、その傾向は単語にも見られます。

日常生活に関する問題では「飛行機の遅れ・雑誌や新聞記事・Webサイト」など、ビジネスに関する問題では「請求書・メール・会議」などが頻繁に取り上げられるテーマです。

そのため、試験問題に使われる単語も、上記のテーマの中で使われるものがよく出題されます。

ビジネスに関する単語については、中学校や高校で習っていないものも多いでしょう。

TOEIC®で点数アップを目指すなら、高校英語までの基礎単語に加え、ビジネスに関する語彙を増やすことが必要です。

TOEIC®で目標点数を取るために必要な単語数

TOEIC®では、1回の試験で約1万語の単語が登場すると言われています。

この1万語という数字には繰り返し出てくる単語も含まれているため、実際に使われている単語数は3,000語ぐらいです。

TOEIC®の問題をスムーズに解くためには、頻出単語を中心に3,000語は最低限覚えておくようにしましょう。

そうすれば、TOEIC®に登場する単語の約95%を理解できるでしょう。

ただし、これは95%の問題に正解できるという意味ではありません。

実際には残りの5%が大きくスコアに影響を与えるため、3,000語はあくまでスタートラインと考えてください。

 

目標点数が高ければ高いほど、必要となる単語数も増えていきます。

自分の目標点数に必要な単語数については、以下の表を参考にしてみてください。

目標得点必要な単語数
600点5,000語
700点7,000語
800点8,000語
900点10,000語

【レベル別】TOEIC®頻出英単語一覧

ここからは、目標点数のレベル別に覚えておきたいTOEIC®頻出単語を紹介します。

それぞれの目標点数の単語レベルを把握するのとあわせて、現時点で自分がどのくらい頻出単語を覚えているのかを確認してみましょう。

【目標点数600点】TOEIC®頻出英単語

目標点数600点の場合におさえておきたいTOEIC®頻出単語は、以下のとおりです。

department部門accounting会計学、 計算、経理
employee従業員administration管理、行政
survey調査analyst分析者
review検討するcontract契約、協定、契約書
currently現在designate指名する
charge請求するdevelop発達させる
annual年に1度のinvest投資する
budget予算recommend勧める
application応募instrument楽器
instruction説明書shortage不足
committee委員会otherwiseさもなければ
accommodate収容する、宿泊させるvoucherクーポン
deadline締め切りrepresentative代表する
necessary必要なadjust調整する
unfortunately残念ながらpermanent常設の
release発表するpopularity人気
cause引き起こすexplore調査する
inquire問い合わせるaccompany添付する、同行する
ship出荷する、輸送するextremelyきわめて
explain説明する、明らかにするfail失敗する、しそこなう
handleハンドル、扱うinvoice送り状
region地域suitableふさわしい

【目標点数700点】TOEIC®頻出英単語

目標点数700点の場合におさえておきたいTOEIC®頻出単語は、以下のとおりです。

lately最近plumber配管工、水道業者
notify知らせるprohibit禁止する、妨げる
wildlife野生動物reference参考文献、証明書
assign任命するretrieve回収する、取り戻す
innovative革新的なcandidate候補者
agenda議題cardboardボール紙、厚紙
orientation新入社員向け説明会deficit不足、赤字
prior前のzealous熱心な
summary要約souvenirみやげ
extended長期のfacilitate促進する
tourism観光事業brochureパンフレット
inspect検査するcomplicated複雑な
payroll給与、給与管理、賃金台帳illustrate説明する
approximatelyおおよそmunicipal市営の
strategy戦略feasible実行可能な
household家庭用のworkplace職場
evaluate評価するsubscription購読、会費
negotiate交渉するcharacteristic特徴的な
eligible適格で、望ましくてoutdated旧式の、時代遅れの
procedure手続きturbulent荒れ狂う、激しい
booking予約authority権限、権力
predict予測するcircumstance状況

【目標点数800点】TOEIC®頻出英単語

目標点数800点の場合におさえておきたいTOEIC®頻出単語は、以下のとおりです。

abridged要約されたexceptional例外的な、異常な
ban禁止するfragile壊れやすい
distinctive特色のあるleading先導する
itinerary旅行日程表malfunction機能不全、故障
proceed続行するpatronage後援、ひいき、愛顧
valuable高価なprescription処方箋、おきて、法規
lumber材木unwilling気が進まない
rafting(いかだやゴムボートでの)川下りveterinarian獣医師
pharmacy薬局patent特許
respectivelyそれぞれcirculation循環
attire服装distinguishedすぐれた
superb素晴らしいspecification仕様書
nationwide全国的なapplause拍手
hands-on実用的な、実地のstunningすてきな
entrepreneur起業家expertise専門知識
proofreader校正係upgrade改良する
congestion混雑enhance向上させる、強化する
commission手数料personalized個人に合わせた
bear産む、出産するimplement道具、用具
physician医師、内科医waive放棄する
obstacle障害物clarifyはっきりさせる
posture姿勢prototype試作品

【目標点数900点】TOEIC®頻出英単語

目標点数900点の場合におさえておきたいTOEIC®頻出単語は、以下のとおりです。

abash当惑させるabysmal深いふちの、底の知れない
adjourn延期するacupunctureはり治療
blunderまごまごして歩くbustle忙しそうに動く
desolate荒れ果てたchalice
flamboyant燃えるようなdefamation中傷
insurrection暴動venerate崇拝する
keenly痛烈にtrample踏みつける
sustainable持続可能なallegation申し立て
definitive決定的なstimulation刺激
turnover離職率broaden広げる
consecutive連続したdisrupt中断させる
tenure在職期間swap交換する
testimonial推薦状、賞状devoid欠けていて
fraud詐欺vulnerable弱みのある
raffle福引、抽選faintlyかすかに
streamline合理化するsufficiently十分に
apprenticeship見習い期間perishable傷みやすい
adopt採用するvicinity近所
novice初心者feasible実現可能な
hypothesis仮説mimicまねる
subconscious潜在意識のtheoretically理論的に
contrast対比するdeteriorate悪化する

【全レベル共通】TOEIC®で役立つおすすめ英単語学習法3選

ここからは、全レベル共通の「TOEIC®で役立つおすすめ英単語学習法」を3つ紹介します。

  • 自分のレベルに応じた頻出英単語から覚える
  • 定期的に確認テストをする
  • 英単語学習を習慣化する

目標点数にかかわらず、これらのポイントをおさえて単語学習を進めるとよいでしょう。

自分のレベルに応じた頻出英単語から覚える

自分の目標点数のレベルに応じた頻出単語から覚えましょう。

知っている単語が多いほど問題は解きやすくなりますが、難しい単語ばかりを覚えても、出題機会が少なくスコアアップにはつながりにくいものです。

自分のレベルに合った頻出単語から、着実に語彙を増やしていくようにしてください。

聞く・読むときに「考えてわかる」という状態では、完全に単語を覚えたとは言えません。

試験本番ではリスニングの音声は1度しか流れませんし、リーディングでもかなりのスピードで英文を読む必要があり、「考えてわかる」状態では時間内に問題を解き切れないからです。

時間をかけて思い出したり考えたりしなくても、意味が思い浮かぶようになるまで記憶を定着させましょう。

また、単語の使用場面や使い方をイメージしやすくするために、英文やフレーズで覚えるのも効果的です。

定期的に確認テストをする

1度単語を覚えても時間の経過とともに忘れてしまうことも多いため、定期的に確認テストをするとよいでしょう。

「エビングハウスの忘却曲線」という、人が物事をどのようにして忘れていくかをあらわした曲線があります。

これによると、人は時間が経てば経つほど、物事を覚え直すのに時間がかかるとされています。

物事を覚える際、翌日に覚え直すより、1週間後に覚え直すほうが時間がかかるのです。

逆に言えば、時間が経つ前に早めに復習することで、覚え直す時間を節約できます。

単語学習においても、たとえば100語の単語を覚えたら、翌日に確認テスト、翌々日に再テスト、1週間後に再々テストというような形で、定期的に復習するのがよいでしょう。

このように何度も思い出す機会を作ることで、長期記憶として定着しやすくなります。

英単語学習を習慣化する

単語学習には習慣化が欠かせません。試験直前に詰め込むのではなく、毎日少しずつでもよいので学習を続けましょう。

単語学習は短い時間でもできるので、スキマ時間の活用もおすすめです。

アプリを使えば、通勤電車の中や仕事の昼休みなど、場所や時間を問わず勉強できます。

少しの時間でもよいので、1日の中で単語学習の時間を作って習慣化することで、語彙力アップにつながるでしょう。

紙の単語帳を使う場合は、持ち歩きやすいコンパクトなものを使えば、アプリ同様スキマ時間を活用できます。

TOEIC®ではリスニング問題も出題されるので、音声データがセットになった単語帳を選ぶとよいでしょう。

【レベル別】TOEIC®における英単語学習のポイント

TOEIC®における単語学習のポイントを、初心者向けと中上級者向けのレベル別にも見ていきましょう。

自分があてはまる箇所を確認し、実際の学習に役立ててください。

初心者・現在のTOEIC®点数が600点未満の人

初心者・現在のTOEIC®点数が600点未満の人は、頻出単語を中心に覚えていきましょう。

単語によっては複数の日本語訳がある場合もありますが、まずは1単語につき1つの意味を覚えれば大丈夫です。

このレベルでは、とにかく知っている単語数を増やすことが重要です。単語を覚える際は、単語を見て一瞬で意味をイメージできることを目指してください。

また、TOEIC®ではリスニング問題や文法を問う問題も出題されるので、発音や品詞も一緒に覚えるようにしましょう。

口に出して覚えると、より記憶に定着しやすくなるのでおすすめです。

中上級者・現在のTOEIC®点数が600点以上の人

中上級者・現在のTOEIC®点数が600点以上の人は、すでに覚えた単語やこれから覚える単語の質を上げていきましょう。

同じ単語でも文脈によって意味が異なる場合があるため、1つの単語に対して複数の意味を覚えるようにしましょう。

複数の意味を覚えておくことで、より正確に英文の意味を理解できます。

単語を単体ではなくフレーズで覚えるのもおすすめです。フレーズで学ぶことで、実際の試験問題でどのように使われるのかがわかります。

ほかにも、1つの単語から派生する関連語や、コロケーション(一緒によく使われる単語の組み合わせ)も含めて覚えていくことで、語彙力アップが期待できます。

TOEIC®の英単語学習をする際に注意すべき2つのこと

TOEIC®の単語学習をする際に注意すべき2つのポイントは、以下のとおりです。

  • 書いて覚える必要はない
  • TOEIC®対策に特化した英単語帳やアプリを選ぶ

それぞれ確認していきましょう。

書いて覚える必要はない

TOEIC®の単語学習では、書いて覚える必要はありません。というのも、TOEIC®の試験問題はすべて選択式の問題だからです。

単語のスペルは問われないため、正直に言ってしまうと正確にスペルを覚える必要はないのです。

もちろん正しく英単語を書けるに越したことはありませんが、TOEIC®の試験においては、スペルの詳細まで覚えていなくても対応できます。

スペルの正確さよりも、「単語を見て、その意味がわかる」ことを意識して覚えるようにしましょう。

TOEIC®の学習では、単語の書き取りに時間を割くよりも、知っている単語をどんどん増やすことに注力するほうが効率的だと言えます。

2. TOEIC®対策に特化した英単語帳やアプリを選ぶ

TOEIC®の単語学習では、TOEIC®対策に特化した単語帳やアプリを選ぶようにしましょう。

先述のとおり、TOEIC®の頻出単語は日常生活やビジネスシーンに関するものが多いため、それらに特化したTOEIC®対策用の単語帳やアプリを活用したほうが、効率的に学習できます。

また、単語帳やアプリなどの教材を使う際は、まず自分に合ったものを1つだけ選ぶようにしましょう。

ついいろいろな教材に手を出したくなってしまいがちですが、1つの教材を何度も繰り返し学習することが大切です。

まとめ

本記事では、TOEIC®の頻出英単語や単語学習の方法について解説しました。

  • TOEIC®では、日常生活やビジネスシーンで使う単語がよく出題される
  • 目標点数別に必要となる単語数を把握し、レベルに応じた頻出単語をおさえておこう
  • 単語を覚えるには、定期的な確認テストでの復習と学習の習慣化が大切
  • 初心者は知っている単語数を増やすこと、中上級者は単語の複数の意味を覚えて質を上げることに注力しよう
  • TOEIC®の単語学習では、書いて覚える必要はない。TOEIC®に特化した単語帳やアプリを活用しよう

TOEIC®対策において、頻出単語の学習は欠かせません。頻出単語をおさえたうえで、TOEIC®受験に向けて勉強を進めていきましょう。