
TOEIC®の受験を決めたものの、具体的な勉強法がわからなくて悩んでいませんか?
とくにTOEIC®を初めて受験する場合、何からはじめればよいのかわからない人も多いのではないでしょうか。
この記事では、TOEIC®のおすすめ勉強法を具体的に紹介します。
基本的な勉強の流れだけでなく、受ける人の属性や英語のレベルに合う勉強法もまとめました。
自分に適した勉強法を見つけるためにぜひお役立てください。
スキマ時間でできるTOEIC®対策
【スタディングTOEIC® TEST 対策講座】
TOEIC®の勉強をはじめる前にまずやること
TOEIC®の勉強をはじめる前に、次の3つについて確認しましょう。
- TOEIC®について知る
- 自分の英語レベルと苦手分野を知る
- 試験日を決め、勉強のスケジュールを立てる
1. TOEIC®について知る
TOEIC®を初めて受験する場合、出題形式や出題傾向を知っておくことが必要です。
過去問題集や本番と同形式の演習問題をチェックしましょう。
TOEIC®の概要をつかむことで、対策を立てやすくなります。
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2. 自分の英語レベルと苦手分野を知る
TOEIC®の勉強をはじめる前には、自分の英語レベルを把握しておくことも大切です。
英語レベルを確認するには、一度、過去問や本番と同形式の演習問題を解いてみると良いでしょう。
レベルを正確に把握するため、本番と同じように時間をはかってチャレンジしてください。
最初は知らない単語が出てきたり、リスニング問題を聞き取れなかったりなど、不安になることもあるでしょう。
この段階は自分の英語レベルを把握することが目的です。できなくても焦らず、最後まで取り組みましょう。
最後まで問題を解いたら、自己採点でスコアを確認します。
現段階のスコアを参考に目標点を決めましょう。
一気にスコアアップをめざすのは難しいので、現在の自分のスコアより少し上を目標点に定めると良いでしょう。
TOEIC®初心者で目標点を決めにくい場合は、英語力をアピールできる600点をめざすのもひとつの方法です。
また、自分の英語レベルを把握し目標点を設定すると同時に、自分の苦手な分野についても確認しておきましょう。
苦手分野の把握は、この後勉強のスケジュールを立てる段階で役に立ちます。
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3. 試験日を決め、勉強のスケジュールを立てる
次に受験する日を決めましょう。
TOEIC®の公開テストは月1~2日程度、合計年10日程度実施されます。
1日につき午前・午後の2回試験があるので、都合の良い日時を選んでください。
自信がない場合は、つい先の日程を選んでしまいがちですが、あまりにも遠い日程を選ぶとモチベーションのキープが難しくなります。
2〜3カ月の勉強期間を設定し、試験日程を決めると良いでしょう。
また、会社や学校にTOEIC®のスコア提示が必要な場合は、公式認定証(スコアの証明書)が手元に届くまでの期間も考慮し、余裕をもったスケジュールで申し込んでください。
なお公式認定証は、手元に届くまでに試験後1カ月程度かかります。
試験日を決めたら勉強のスケジュールを立てましょう。
TOEIC®のスコアを100点上げるには、200〜300時間必要だといわれています。
必ずしも全員に当てはまるわけではないですが、目安として頭に入れておきましょう。
TOEIC®で点を取るには、単語や文法をインプットするだけでなく、リスニングや長文問題にも慣れておく必要があります。
スケジュールを立てる際は、自分が無理なく継続できるペースを心がけてください。
TOEIC®初心者は、自分が取りかかりやすいパートから勉強をはじめると、勉強を進めやすいかもしれません。
どこからはじめたらよいか迷う場合は、短めのリスニングや短文の穴埋め問題からはじめてみるのがおすすめです。
高得点をめざす人は、どの問題ももれなく正答する必要があります。
すべてのパートで安定したスコアを取れるよう、苦手分野を中心とした勉強スケジュールを立てましょう。
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TOEIC®の基本的な勉強法【リスニング・リーディング対策】
TOEIC®で目標を達成するための基本的な勉強法として、ここでは次の6つを紹介します。
- TOEIC®の頻出単語を覚える
- 基本的な文法を理解する
- 英語の音に慣れる
- 早く正確に読む練習をする
- TOEIC®の出題パターンに慣れる
- 実践練習に挑戦する
1. TOEIC®の頻出単語を覚える
まず取り掛かりたいのが、TOEIC®の頻出単語を覚えることです。
頻出単語を覚えることは、TOEIC®のスコアアップには欠かせません。
単語の意味がわかれば、文法がわからなくてもある程度文章の意味を推測できるため、点につながりやすいのです。
試験内容によって変わりますが、TOEIC®の試験で登場する単語数は、重複を除くと約3,000語といわれています。
3,000語程度を覚えておけば、TOEIC®に出てくる単語の95%は理解できるということです。
とはいえ、やみくもに3,000語の単語を覚えるのでは非効率的です。
頻出単語をまとめた単語帳などを活用し、頻出単語を優先的に覚えていきましょう。
なお、TOEIC®の問題は選択式であるため、単語のスペルを正確に覚える必要はありません。
単語を覚える際は、スペルを覚えるよりも、単語の音やイメージとひもづけて覚えることを意識すると良いでしょう。
たとえば「release」という単語を覚えるとき、「解放する・(CDなどを)発売する・(情報を)公開する」という日本語ではなく「外に放たれる」というイメージで覚えます。
「release」という単語を英語のままイメージとして理解できるため、理解のスピードが早くなります。
また、単語がよく使われるシーンやフレーズを確認しながら覚えていくのもおすすめです。
たとえば「meeting:会議」「department:部署」は仕事の場面でよく使われる単語です。
問題文にこれらの単語が使われていれば、仕事に関するシーンだと推測できます。
時間が限られているTOEIC®では、頻出単語をどれほど覚えられるかがスコアアップのカギです。
単語のイメージを意識すれば効率的に暗記できるでしょう。
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2. 基本的な文法を理解する
TOEIC®で点を取るには、基本的な英文法を理解しておくことも必要です。
TOEIC®では穴埋め問題のような直接文法を問う問題も出題されますが、リスニングや長文問題でも英文法の知識が必要になります。
頻出単語を覚えることで、文章の大まかな意味を推測することはできますが、それだけでは正確な意味まで読み取れない場合があります。
中学〜高校レベルの基本的な英文法を、難なく使いこなせるレベルまで身につけておくことで、スムーズにTOEIC®の問題に取り組めるでしょう。
3. 英語の音に慣れる
リスニングのスコアを上げるには、英語の音に慣れておく必要があります。
TOEIC®の半分はリスニングなので、全体のスコアアップのためにもリスニング力は必須です。
リスニング問題では、短文も長文も音声は一度しか放送されません。
そのため、正答するには1回で正確に聞き取る力が必要になります。
英語の音に慣れるには、英語を聞きながら同時に文字を書き起こす「ディクテーション」が効果的です。
ディクテーションを行うと、音を聞き取れていないのか、文法の知識が不足しているのかなど、自分の弱点もわかります。
また、英語を聞きながら追いかけるように発音する「シャドーイング」もおすすめです。
シャドーイングを行うことで、英語特有のリズムやスピードについていけるようになる効果が期待できます。
4. 早く正確に読む練習をする
TOEIC®のリーディングでスコアを取るには、限られた時間の中で英語の文章を速く正確に読むことが求められます。
十分な語彙と基本的な文法を身につけることに加え、英語の文章を読む練習を重ねることで、速く正確に英文を読めるようになります。
最初は時間がかかってもいいので、単語の意味や使われている文法をひとつずつ確認しながら英文を読み込んでいきましょう。
最終的には、辞書なしで英文の意味や文の構造を理解できるレベルをめざしてください。
5. TOEIC®の出題パターンに慣れる
目標点を獲得するには、TOEIC®の出題パターンに慣れることも大切です。
TOEIC®の問題はパート1〜パート4までのリスニングセクションと、パート5〜パート7のリーディングセクションで構成されています。
パートごとに問題の形式が異なります。
各パートの出題傾向に慣れるには、パート別の問題集をくり返し解くことが有効です。
6. 実践練習に挑戦する
ここまで紹介してきた5つの勉強法を実践し、TOEIC®の問題に慣れてきたら、過去問や演習問題にも挑戦しましょう。
実践練習をする際は、リスニング約45分、リーディング75分という実際と同様の時間設定で挑戦します。
パートごとの時間配分も意識してみましょう。
問題を解く際に時間をはかることで、どの問題に時間がかかるのかを把握できます。
時間がかかってしまう箇所は、時間を短縮できるよう練習を繰り返しましょう。
加えて、間違えた問題は徹底的に復習することも大切です。
【目標スコア別】TOEIC®対策に必要な勉強時間の目安
一般的に、スコアを100点アップさせるのに必要な勉強時間は200〜300時間といわれています。
ここでは、現在のスコアに対して必要な勉強時間を目標スコア別に紹介します。
現在のスコアが分からないという方は、無料のTOEIC®「実力診断テスト」をぜひご利用ください。
TOEIC®対策には、コツコツと時間をかけて学習する必要があるため、学習時間を確保することが大切です。
ただし、それまでに身についている基礎力や、どのような学習をしていくかによっても異なるので、あくまでも目安と考えてください。
目標スコア350点
250点から350点を目指す場合は、200時間程度の勉強が必要です。
250点程度の場合、基礎的な英語力がまだ身についていない状態です。
中学校で学ぶ単語や文法から復習する必要があります。
まずは、自分のレベルに合うアプリや教材で、英語に触れる時間を増やしましょう。
無理せず、毎日継続することが大切です。
また、TOEIC®に特化した学習をすることも重要となります。
出題傾向や時間配分も把握しておきましょう。
目標スコア450点
目標スコアが450点の場合、現在のスコアが250点ならば400時間程度、350点ならば200時間程度の勉強が必要です。
中学・高校で学ぶ内容など、根本的な英語力を高める必要があります。
中学生レベルの参考書を使って基礎を固めましょう。
リスニングで聞き取る能力を身に付けて、使える表現を増やすことが大切です。
よく出題される英単語を覚え、英文を音声で何度も聞いたり、音読したりしながら、耳を慣らし
ましょう。
目標スコア550点
目標スコアが550点の場合、現在のスコアが250点ならば700時間程度、350点ならば450時間程度、450点ならば200時間程度の勉強が必要です。
550点以上は英検2級〜準1級に相当し、英語で日常生活を送るためのニーズを満たします。
中学・高校レベルの英語が必要です。
TOEIC®に出題される単語や文法を確認し、リーディング・リスニングのスコアアップに努めましょう。
苦手とする箇所には個人差があるので、日常的に英語に触れるなど、理解を深めることが大切です。
目標スコア650点
目標スコアが650点の場合、現在のスコアが250点ならば950時間程度、350点ならば700時間程度、450点ならば450時間程度、550点ならば200点程度の勉強が必要です。
650点は文法や構文など、基本的な英語力が身についていて、日常生活の範囲であれば、問題なくコミュニケーションが可能です。
スコアアップを目指すには、TOEIC®の出題パターンをつかむなど、公式問題集をやり込むと良いでしょう。
頻出単語を覚えておくことも重要です。
目標スコア750点
目標スコアが750点の場合、現在のスコアが250点で1,150時間程度、350点で950時間程度、450点で700時間程度、550点で450時間程度、650点で200時間程度の勉強が必要となります。
750点は、あらゆる状況において、英語で適切なコミュニケーションができる力が備わっているレベルといわれます。
公式問題集などを使った対策や、スキマ時間での単語力の強化で、レベルの高い単語・文法を身に付けましょう。
目標スコア850点
目標スコアが850点の場合、現在のスコアが250点で1,450時間程度、350点で1,200時間程度、450点で1,000時間程度の勉強が必要となります。
さらに、現在のスコアが550点ならば700時間程度、650点ならば500時間程度、750点でも300時間程度勉強しなければなりません。
850点は、英語での会議や交渉でも、業務に支障がないレベルとされています。
正確なリスニング・リーディングの力を付け、使用頻度の低い単語もカバーしましょう。
目標スコア950点
目標スコアが950点の場合、現在のスコアが250点で1,750時間程度、350点で1,550時間程度、450点で1,300時間程度、550点で1,050時間程度の勉強が必要です。
さらに、現在のスコアが650点の場合は800時間程度、750点で600時間程度、850点でも300時間程度の勉強が必要で、難易度の高さがうかがえます。
自分の弱点を把握し、ハイスコアを目指す人を対象にした質の高い参考書・問題集でトレーニングしましょう。
【タイプ別】TOEIC®の勉強法
本章では、初心者・社会人・大学生の3タイプにわけてTOEIC®勉強法のポイントを紹介します。
初心者向けTOEIC®勉強法
初めてTOEIC®に挑戦する人は、無理をせず楽しく勉強を進めましょう。
いきなり「1日5時間勉強する」といったハードな目標を立ててしまうと、継続できず挫折してしまうかもしれません。
自分ができそうな範囲で、コツコツと勉強を続けることが大切です。
また、ただ漠然と英語の勉強をしていても、TOEIC®のスコアにはなかなか結びつきません。
TOEIC®でスコアを取るには、自分のレベルに合った教材、かつTOEIC®に即した教材を使用することが大切です。
社会人向けTOEIC®勉強法
社会人の中には、TOEIC®の勉強のためにまとまった時間を確保することが難しいと感じる人もいるでしょう。
まとまった時間を確保できないのであれば、スキマ時間を活用するのがおすすめです。
たとえば、通勤中に英単語を覚えたり英語の音声を聞いたり、昼休みに英文を読んだりといったイメージです。
毎日少しずつでも英語に触れることで、英語力をアップさせましょう。
大学生向けTOEIC®勉強法
大学生の場合、比較的まとまった勉強時間を取りやすい人もいるでしょう。
そのような場合、逆につい勉強が後回しになってしまうことがあるようです。
勉強時間を生活の中に組み込み、無理なく勉強を続けられる工夫をしましょう。
単語や文法など基本的な学習を徹底し、英語の基礎力を鍛えておくとスコアが伸びやすいです。
あわせて実践問題にも積極的に挑戦し、時間配分や出題傾向にも慣れていきましょう。
【レベル別】TOEIC®の勉強法
ここからは目標点を4段階にわけ、レベル別にTOEIC®の勉強法を解説します。
600点をめざす人のTOEIC®勉強法
TOEIC®を受験する人の平均点にあたるのが約600点です。
600点を取るためには基本的な英語力に加えて、長文の英語に慣れることが必要です。
具体的には、語彙は高校英語レベル程度、文法は中学英語レベル程度を目標に勉強を進めましょう。
わからない単語や文法が多すぎると、リスニングでは音声に理解が追いつかなくなり、リーディングでは時間内に読み進めることが難しくなります。
リスニング対策としては、英語を聞きながら真似して発音するシャドーイングを行うことも効果的です。
またリーディング対策としては、語彙力や文法力の強化とともに、英文を読む練習が大切です。
毎日少しずつでも良いので、たくさんの英語に触れましょう。
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700点をめざす人のTOEIC®勉強法
企業での昇進の条件となっていることも多いのがTOEIC®700点です。
TOEIC®で700点を取るには、600点取得時の英語力をベースに、リスニング・リーディングともに強化していく必要があります。
語彙力は高校卒業レベル以上をめざすとともに、頻出単語をおさえましょう。
また文法も高校レベルを網羅できるようにします。
すでに600点を取得しているのであれば、基本的な英語力は身についているといえます。
実践的な問題集を解くなどアウトプット学習に力を入れ、英語力のさらなる定着をめざしてください。
問題演習を通してTOEIC®の出題形式に慣れるとともに、時間配分も検討しましょう。
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800点をめざす人のTOEIC®勉強法
TOEIC®800点を取得するのは、全体の受験者の中でも上位約15%ほどです。
TOEIC®800点をめざすには、さまざまなジャンルのリスニングやリーディングを難なくこなせる必要があります。
人によってはリスニングが苦手だったり、リーディングのとあるパートが苦手だったりと、得手不得手があるでしょう。
苦手分野があるとスコアが伸びにくくなります。
苦手な問題を繰り返し解き、自分なりに攻略できれば、安定的に800点以上を取ることも可能でしょう。
またTOEIC®で800点を取得するには、正確に問題を解く力だけではなくスピード力も求められます。
とくにリーディングでは、時間内に長文問題を解き切ることが必要です。
時間をはかって問題に取り組むことや、時間を意識しながら多くの英文を読むことを実践し、正確かつ素早く読む力をつけましょう。
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900点をめざす人のTOEIC®勉強法
TOEIC®900点は受験者の中でも上位約5%の人しか到達できない、極めて高い英語力が求められるスコアです。
TOEIC®900点をめざす人は、現時点ですでに、語彙力や文法力、速読力などのあらゆる面において高い英語力をもっていることでしょう。
さらなるスコアアップをめざすには、徹底的なパート別対策が必要です。
苦手分野があると900点獲得は難しいので、どの分野でも安定してスコアを取れるように勉強しましょう。
リスニングはシャドーイングを繰り返すことで精度を上げていきます。
リーディングは、精読を繰り返すことで、理解力のアップをめざしましょう。
精読とは文章を1文ずつ丁寧に読み込むことです。
英文に使われている単語や文法の構造に注目し読み込むことで、語彙や正しい文法が身につくだけでなく、英文を読む速度もアップします。
わからない単語や文法は、その都度意味を調べて覚えていきましょう。
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TOEIC®で目標点を取るために知っておきたい勉強法のコツ
TOEIC®で目標点を取るために知っておきたい勉強のコツについて、ここでは次の2つをピックアップして解説します。
- 効率良く勉強する
- TOEIC®の勉強を習慣化する
1. 効率良く勉強する
TOEIC®で目標点を取るには、効率良く勉強することが大切です。
効率的に勉強を進めていくには、スキマ時間をいかに活用できるかがポイントになります。
電車に乗っている通勤時間や、学校・仕事の休み時間などの少しの時間でも、単語を覚えたり英語の音声を聞いたりすることは可能です。
毎日少しずつ英語に触れることが、スコアアップにつながるでしょう。
反対にしっかりと時間をとれるときには、過去問や演習問題などを解くのがおすすめです。
時間がとれるときととれないときで取り組む勉強内容を変えるなど、メリハリをつけることで勉強を効率的に進めやすくなります。
2. TOEIC®の勉強を習慣化する
TOEIC®で目標点を取るには、勉強を習慣化することも欠かせません。
習慣化するには、先ほど紹介したスキマ時間を活用することに加え、毎日のスケジュールにTOEIC®の勉強時間を組み込むことが効果的です。
夕食後に長文問題を解く、ベッドに入ったら英語の音声を聞くといったように、毎日必ずすることと英語の勉強をひもづけておくのです。
このようにスケジュールに組み込めば、毎日無理なく英語に触れられるでしょう。
また、習慣化にはアプリや動画などを活用するのも有効です。
アプリや動画なら、スマートフォンがあれば場所や時間を問わず気軽に取り組めるため、スキマ時間を活用したい人にも勉強を習慣づけたい人にもおすすめです。
TOEIC®対策のための参考書・アプリ|スタディングもおすすめ
TOEIC®対策を目的とした教材には、参考書やアプリ、動画などさまざまなタイプがあります。
たとえば、TOEIC®の頻出単語をまとめた単語帳や目標点別のテキスト、パートごとの演習問題集、自分のレベルに合わせた問題をAIが自動的に出題してくれるアプリなど。
自分のレベルや勉強スタイルに応じて選ぶことで、勉強効果を感じやすくなるでしょう。
「とにかくスキマ時間を有効に活用したい!」という人には「スタディングTOEIC® TEST 対策講座」もおすすめです。
スタディングなら、スマートフォンやタブレットで勉強を完結させることができます。
移動時間などに勉強したい場合、参考書を持ち歩くのは荷物になります。
その点、スマートフォンなどで勉強を進められるスタディングなら、荷物を増やすことなく、いつでも気軽に勉強に取り組むことが可能です。
TOEIC®に精通した講師による動画レッスンや、繰り返し練習できる豊富なドリル、模試などコンテンツも充実しています。
スキマ時間で効率的に目標点をめざしたい人は、ぜひ「スタディングTOEIC® TEST 対策講座」を検討してみてください。
TOEIC®対策のための教材を選ぶ4つのポイント
TOEIC®の教材を選ぶ際は、次の4つのポイントをおさえましょう。
- TOEIC®のための教材を選ぶ
- 最新の教材を選ぶ
- 自分の英語レベルに合う教材を選ぶ
- スマートフォンやタブレットで使えるか確認する
1. TOEIC®のための教材を選ぶ
ただ英語を学べばTOEIC®のスコアが上がるわけではありません。
TOEIC®で目標点の獲得をめざすのであれば、TOEIC®の出題傾向に即した教材を選びましょう。
2. 最新の教材を選ぶ
TOEIC®は出題形式が変わることがあります。
教材を選ぶ際はいつ書かれたものか確認しましょう。
古すぎる教材だと今の試験問題に対応していない場合があります。
古本屋などで教材を購入する場合はとくに注意が必要です。
3. 自分の英語レベルに合う教材を選ぶ
TOEIC®の教材を選ぶ際には、自分の英語レベルにあったものを選びましょう。
教材が自分に合っていないと、せっかく勉強をしても英語力は身につきにくく、場合によっては挫折してしまうことも考えられます。
自分の英語力を把握し、自分のレベルに合う勉強をすることがスコアアップの近道です。
4. スマートフォンやタブレットで使えるか確認する
移動時間などのスキマ時間を活用したい人は、スマートフォンやタブレットでの学習が可能なものか確認することが必要です。
TOEIC®対策のアプリや動画なども豊富にあるので、スマートフォンだけでもしっかりと対策できます。
普段は参考書などをメインに勉強を進める予定でも、スマートフォンなどで使える教材を組み合わせれば、より効率的に勉強できるでしょう。
まとめ
今回のポイントをおさらいしておきましょう。
- TOEICの勉強をはじめる前に、TOEICの出題形式や自分の英語レベルをおさえておく
- TOEICで目標点を取るには、頻出単語や基本的な文法をおさえるだけでなく、TOEICの出題形式に慣れる必要がある
- TOEICで目標点を取るには、自分に合ったレベルの教材選びが大切
- TOEICで目標点を取るには、スキマ時間を活用するなど効率的に勉強する必要がある
TOEICの勉強をはじめるにあたって、具体的なステップや勉強法のイメージはできたでしょうか。
目標点獲得をめざして、さっそくTOEICの勉強をはじめてみましょう
着実に得点を伸ばしたい方、スキマ時間を活用して勉強したい方には「スタディングTOEIC® TEST 対策講座」がおすすめです。
無料のお試し講座もありますので、ぜひチェックしてみてください。
