最新2020年の出願者数情報はこちら
法務省が2019年2月5日に公表した速報値のDATAです。昨年の出願者数(確定値)との比較もまとめています。
2019年(平成31年)司法試験の出願状況について
出願者数 4,930人(昨年5,811人)
出願者数から予想する最終合格率、最終合格者数の見込み
2019年第14回司法試験の出願者数は4,930人で昨年より881人減少し、昨年対比は84.8%となりました。
前年より15%以上の減少幅は、初めてです。
この出願者数は、法科大学院第一期既修者コース修了者のみが受験した2006年第1回を除いて考えますと、2007年第2回以降の試験では最も少ない出願者数となります。
受験回数制限が5年3回から5年5回に緩和された2015年以降の受験率(受験者数÷出願者数)は平均して89.15%ですので、今年の受験者数は4,395人前後と予想されます。
今年も1,500人台合格が維持されると仮定すると、対受験者数の最終合格率の見込みは34.1%となり、昨年の29.11%からさらにチャンスが拡大します。
逆に、昨年と同じ合格率が維持された場合、最終合格者数は1,279人前後と予想されます。
●受験資格別
・法科大学院修了の資格で受験する者 5,269人(昨年6,170人)
・予備試験合格の資格で受験する者 442人(昨年408人)
・法科大学院修了資格で受験予定だが、
法科大学院を修了できなかった場合は、
予備試験合格の資格で受験する者 100人(昨年138人)
●選択科目別
・倒産法 665人(昨年838人)
・租税法 369人(昨年394人)
・経済法 869人(昨年956人)
・知的財産法 668人(昨年802人)
・労働法 1,435人(昨年1,635人)
・環境法 292人(昨年345人)
・国際公法 66人(昨年79人)
・国際私法 566人(昨年762人)
詳細は、法務省のホームページをご覧ください。