【令和8年】予備試験の出願日程と書き方は?電子・郵送の手順を完全解説

「いよいよ予備試験の出願時期。手続きが複雑そうで不安……」 「勉強に集中したいのに、願書の入手方法や締め切りを調べるのに時間を取られたくない」

そんな悩みを抱える司法試験予備試験(予備試験)の受験生へ。 出願は、合格への第一歩となる重要な手続きですが、ここでのミスは絶対に避けたいものです。特に今年は「願書の入手方法」に関して、昨年までと異なる重要な変更点があります。

この記事では、令和8年(2026年)試験の最新情報に基づき、出願期間、費用、電子出願と郵送出願それぞれの具体的な手順をわかりやすく整理しました。これを読めば、迷うことなくスムーズに出願を完了させ、安心して直前期の学習に打ち込めます。

【令和8年】予備試験の重要日程と試験スケジュール

まずは、絶対に遅れてはいけない「出願期間」を把握しましょう。 令和8年(2026年)の出願は、電子出願の方が受付開始が早く、期間も長く設定されておりおすすめです。

出願期間(令和8年)

出願方法受付期間備考
電子出願2月16日(月) ~ 3月13日(金) 手数料納付完了まで含む
郵送出願3月2日(月) ~ 3月13日(金)当日消印有効

(参考:法務省「令和8年司法試験予備試験の実施について」)

⚠️【重要】郵送出願の方へ

  • 郵送出願の受付開始は3月2日からですが、願書の交付(取り寄せ)は2月16日から可能です。
  • 法務省での「直接交付(窓口配布)」は行われません。 必ず事前に郵送で請求する必要があります。余裕を持って手配しましょう。

受験手数料は「電子出願」がお得

受験手数料は、出願方法によって金額が異なります。

出願方法受験手数料支払い方法
電子出願20,000円Pay-easy(ペイジー)
郵送出願21,000円収入印紙(消印なし)

電子出願及び郵送出願による受験手数料は手数料額が異なりますので、注意してください。

(参考:法務省「令和8年司法試験予備試験の出願手続等について(電子)」)

(参考:法務省「令和8年司法試験予備試験受験願書の交付等について(郵送)」)

【推奨】電子出願(インターネット出願)の3ステップ

スマホやPCから行える電子出願はマイナポータルを利用するため、事前の準備が必要です。

ステップ1:事前準備

以下のものを手元に用意してください。

  • マイナンバーカード(電子証明書が有効なもの)
  • スマートフォン(マイナポータルアプリ対応)またはICカードリーダライタ
  • 顔写真データ(jpg形式、縦横比9:7推奨)

ステップ2:マイナポータルで申請

  1. マイナポータルにログインします。
  2. 「さがす」→「証明書」→「国家資格の登録・各種申請」を選択します。
  3. 「資格を追加する」から「司法試験予備試験」を選び、画面の案内に沿って情報を入力します。

ステップ3:手数料の納付

申請後、マイナポータルの「やること」リストに決済情報が表示されます。「KOKO PASS」というサービス経由で、Pay-easy(ペイジー)を用いて20,000円を支払います。 ※「決済済み」のステータスになることを必ず確認してください。

郵送出願の手順と注意点

郵送で出願する場合は、まず「願書を取り寄せる」必要があります。法務省への直接来庁による交付は行われていませんのでご注意ください。

受験願書の交付は、郵送により行います(1名1部ずつ)。

(参考:法務省「令和8年司法試験予備試験受験願書の交付等について」)

ステップ1:願書の請求(2/16〜3/13)

願書は以下の手順で司法試験委員会へ請求します。交付期間内に必着です。

  1. 封筒を2枚用意する
    • 送付用封筒(司法試験委員会へ送るもの)
    • 返信用封筒(自分宛に願書を送ってもらうもの)
      • サイズ:角形2号(縦33.2cm、横24.0cm程度 / A4が入る大きさ)
      • 180円分の切手を貼り、自分の郵便番号・住所・氏名・電話番号を明記する。
  2. 送付用封筒の作成
    • 表面に赤字で**「司法試験予備試験受験願書請求」**と記載。
    • 裏面に差出人(自分)の名前を記載。
    • 返信用封筒を折りたたんで封入する。
  3. 投函(請求先)
    • 〒100-8977 東京都千代田区霞が関1-1-1(法務省内) 司法試験委員会

ステップ2:願書の作成

手元に届いた願書に必要事項を記入します。写真はパスポートサイズが必要です。

写真の大きさが縦45㎜×横35㎜のもの(パスポート申請用写真と同一規格) 頭頂から顎までが34㎜程度のもの 写真の裏面に氏名及び生年月日を記入の上、全面をのり付けし、受験願書の「⑬ 写真貼付欄」に剥がれないよう枠内にしっかり貼り付けてください。

  • 筆記具: 黒ボールペン(消せるボールペンは不可)で、楷書で丁寧に記入してください。
  • 手数料: 21,000円分の収入印紙を貼り付けます。絶対に消印(ハンコ)はしないでください

(参考:法務省「令和8年司法試験予備試験受験案内」)

ステップ3:郵送(出願)(3/2〜3/13)

  • 必ず郵便局の窓口から「書留」で郵送してください。
  • 3月13日(金)の消印まで有効です。

よくある質問とチェックリスト

出願直前に慌てないよう、以下のポイントを最終確認してください。

  • Q. 住民票は必要ですか?
    • A. 初めて出願する方や、受験者IDを持っていない方は必要になります。

(参考:法務省「【郵送出願】令和8年司法試験予備試験受験願書の交付等について」)

  • Q. 選択科目の変更はできますか?
    • A. 出願後の選択科目の変更は一切認められません。入力・記入ミスがないよう慎重に選択してください。
  • Q. 試験会場は選べますか?
    • A. 短答式は全国7エリア(札幌、仙台、東京、名古屋、大阪、広島、福岡)から選択します。論文式は原則として全国47都道府県から希望地を選択できますが、定員を超えた場合は抽選となり、近隣県の会場になる可能性があります。

早めの出願で学習に集中しよう!

令和8年(2026年)の予備試験出願は、2月中旬からスタートします。

  • 電子出願: 2月16日開始(おすすめ)
  • 郵送出願: 3月2日開始(願書請求は2月16日から郵送のみ

特に郵送出願を予定している方は、「願書を取りに行くことができない」点に注意し、早めに請求を行ってください。 手続きの不備で受験できないという事態を避けるためにも、余裕を持って準備を行い、直前期の貴重な時間を勉強にフル活用しましょう。

あなたの合格を心より応援しています!

予備試験の試験日程と試験会場については、こちらの記事でも解説しています。

【あわせて読みたい】令和7年(2025年)司法試験・予備試験の実施日程・試験場(試験会場)

【令和7年(2025年)】予備試験の出願者数

令和7年(2025年)予備試験の出願者数は15,764人でした。

▼直近5年の予備試験の出願者数の変化

試験年出願者数前年比(人)前年比(%)
令和7(2025)15,764人±0人100.0%
令和6(2024)15,764人-940人94.4%
令和5(2023)16,704人+559人103.5%
令和4(2022)16,145人+1,828人112.8%
令和3(2021) 14,317人-1,001人93.5%

【Q&A】予備試験に関するよくある質問

最後に、予備試験に関するよくある質問に回答します。

予備試験は独学で合格できる?

司法試験・予備試験に独学で臨むメリットは、勉強にかかる費用を大幅に抑えられることと、好きな時間に好きな場所で取り組めることです。

ただし予備試験は合格率3〜4%程度の狭き門で、独学での合格は非常に難しいと言わざるを得ません。

それでも独学で合格したい場合、次の3つのポイントをおさえて学習する必要があります。

  • インプット量を必要最小限にする
  • 問題を解く練習に早く移行する
  • 論文式試験は合格者の思考を追体験して学ぶ

詳しくはこちらの記事で解説しています。

予備試験合格に必要な勉強時間は?

予備試験の合格に必要な勉強時間は、目安を立てるとすれば3,000〜8,000時間ですが、

実際は学習経験などによる個人差が非常に大きく、「これだけ勉強すれば合格できる」というラインはありません。

ただし「勉強時間を短くする方法」は確実に存在します。これは短期合格者が共通して実践している勉強法であり、すべての受験生が再現可能な方法です。

詳しくはこちらの記事で解説しています。

予備試験の短答・論文・口述の勉強方法は?

短答式試験

出題科目が法律科目だけでも7科目と非常に多く、出題範囲もかなり広くなっています。繰り返しの復習を習慣化することが重要です。

論文式試験

論文式試験で難しいのは、問題の内容よりも時間内に答えを書き切ることです。相対評価で採点されるため、どの科目でも受験生全体の平均レベルの答案を時間内に書けるように勉強します。

口述試験

口述試験は合格率が9割以上で、落とすための試験ではなく、合格させるための試験と言われますが、気を抜かずに実務基礎科目の勉強を続けることが重要です。

予備試験については、こちらの記事で詳しく解説しています。

まとめ

今回は、予備試験の出願について解説しました。

予備試験は難しい試験ですが、合格できれば司法試験の合格にもかなり近づくことができます。

ご自分の知識レベルやライフスタイルにあった学習方法をとりいれて、合格レベルのスキル習得を目指しましょう。

自分のライフスタイルに合わせて勉強したい方には「スタディング 司法試験・予備試験講座」がおすすめです。

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