この記事では、平成30年の司法試験の受験申込について解説します。
司法試験の願書受付期日
11/21(火)より開始されている司法試験の願書受付期間は12/5(火)までとなっています。12/5(火)消印有効となりますので、ご注意下さい。
なお、今年度の司法試験の試験日程は以下のようになっています。
願書交付
平成29年11月10日(金)から12月5日(火)まで、
願書受付
平成29年11月21日(火)から12月5日(火)消印有効まで、
試験日程
論文式試験
5月16日(水)、17日(木)、18日(土)
短答式試験
5月20日(日)
出願に必要な書類
1.受験願書
・写真(縦45mm×横35mm)
・受験手数料 28,000円分の収入印紙
2.添付書類(該当者のみ)
外国にお住まいの方や旧姓で受験される方、旧司法試験も含め最後に受験された時から姓が変わった方等。
詳しくは「受験案内」を確認してください。
司法試験志願者数の推移
昨年までの過去5年間の出願者数と受験者数、受験率の推移です。
出願者数 | 受験者数 | 受験率 | |
平成25年(2013年) | 10,315人 | 7,653人 | 74.2% |
平成26年(2014年) | 9,255人 | 8,015人 | 86.6% |
平成27年(2015年) | 9,073人 | 8,016人 | 88.4% |
平成28年(2016年) | 7,730人 | 6,899人 | 89.2% |
平成29年(2017年) | 6,716人 | 5,967人 | 88.8% |
注目すべきは、平成26年(2014年)以降の受験率がアップし、直近3年間はほぼ9割となりました。
平成25年(2013年)までは司法試験には受験資格取得から5年間で3回までに制限されていました。
そのため、その年に合格する自身が持てない受験生は、受験回数を温存するために、出願していても受け控えを選択していました。
受け控えを選択する方は概ね4人に1人いました。
しかし、司法試験法が改正され、平成27年(2015年)から受験回数制限が「5年5回」に緩和されました。
そして、この改正法が施行される前年の平成26年(2014年)から、回数制限の緩和により、受験回数を温存する必要性が無くなったことを多くの受験生が知っていたため、受け控えをする受験生が大幅に減少し始めました。
▼詳細は、下記の法務省ホームページをご覧ください。