
令和7年(2025年)司法試験の受験予定者数が、法務省から発表されました。昨年の受験予定者数との比較もまとめています。
令和7年(2025年)司法試験の受験予定者について
受験予定者数は4,070人
令和7年(2025年)司法試験の受験予定者数は4,070人です。昨年より44人増加し、対前年比で101.09%となっています。
令和7 (2025) | 割合 | 前年比 | 令和6 (2024) | |
---|---|---|---|---|
全体 | 4,070人 | – | +44人 | 4,026人 |
男性 | 2,661人 | 65.38% | -41人 | 2,702人 |
女性 | 1,409人 | 34.62% | +85人 | 1,324人 |
司法試験の受験予定者数は、平成23年(2011年)第6回試験の11,686人をピークに、毎年前年を下回る形で推移してきました。
令和5年(2023年)は、試験制度の変更により新たに法科大学院在学中の方も受験できることになったため、受験予定者数が12年ぶりに前年を上回りましたが、
令和6年(2024年)は「法科大学院修了の資格で受験する者」が減少した影響で、全体として令和5年(2023年)を下回りましたが、今年はわずかに上回る結果となっています。
ただ、令和6年(2024年)からの新しい受験者層である「在学中受験資格に基づいて受験する者」について比較してみると、今年の数字は1,386人で、昨年より105人増加しています。
司法試験の仕組み&短期合格のコツとは?
受験資格別
受験資格 | 令和7 (2025) | 割合 | 前年比 | 令和6 (2024) |
---|---|---|---|---|
法科大学院修了 | 2,207人 | 54.23% | -60人 | 2,267人 |
予備試験合格 | 477人 | 11.72% | -1人 | 478人 |
在学中受験資格 | 1,386人 | 34.05% | +105人 | 1,281人 |
選択科目別
科目 | 令和7 (2025) | 割合 | 前年比 | 令和6 (2024) |
---|---|---|---|---|
倒産法 | 638人 | 15.68% | +36人 | 602人 |
租税法 | 219人 | 5.38% | -3人 | 222人 |
経済法 | 846人 | 20.79% | ー8人 | 854人 |
知的財産法 | 561人 | 13.78% | -31人 | 592人 |
労働法 | 1,182人 | 29.04% | +39人 | 1,143人 |
環境法 | 153人 | 3.76% | +15人 | 138人 |
国際関係法(公法系) | 76人 | 1.87% | ‐2人 | 78人 |
国際関係法(私法系) | 395人 | 9.71% | -2人 | 397人 |
詳細は、法務省のホームページをご覧ください。

司法試験・予備試験とは?試験内容や合格後のキャリアについて解…
司法試験とは、法曹三者(裁判官、検察官、弁護士)になろうとする者に必要な学識及びその応用能力を有するかどうかを判定することを目的とする国家試験です(司法試験…
司法試験とは、法曹三者(裁判官、検察官、弁護士)になろうとす…