法務省が公表した今年の出願者数です。昨年の出願者数との比較もまとめています。
出願者数から予想する最終合格率、最終合格者数の見込み
令和4年第17回司法試験の出願者数は3,367人で昨年より387人減少し、昨年対比は89.7%となりました。
この出願者数は、法科大学院第一期既修者コース修了者のみが受験した2006年第1回を除いて考えますと、2007年第2回以降の試験では最も少ない出願者数となります。
昨年令和3年の試験も、2007年第2回以降の試験では最も少ない出願者数でありましたが、それをさらに下回る形になりました。
また、今年の出願者数3,367人は過去最大の2011年出願者数11,891人に対して28.3%となり、ピーク時から1/3以下まで減少しました。
直近5年間の受験率(受験者/出願者数)の平均は約90%ですので、今年の受験者数は3,030人と見込まれます(2月現在の計算)。
今年も1,500人前後の合格者数が維持されると仮定し、今年の合格者数見込みを2021年試験と同数の1,421人として計算すると、今年の対受験者数の最終合格率は42.2%と40%の大台に乗ることが見込まれ、2021年試験の合格率41.5%からさらにチャンスが拡大することが予想されます(2月現在の計算)。
●受験資格別
●選択科目別
詳細は、法務省のホームページをご覧ください。
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