法務省が公表した今年の受験予定者数です。昨年の受験予定者数との比較もまとめています。
12年ぶりに受験予定者数が前年を超えました。
令和5年第18回司法試験の受験予定者数は4,165人で昨年より826人増加し、昨年対比は124.7%となりました。
今回の試験から新たに「在学中受験資格に基づいて受験する者(1,114人)」が追加されており、受験者数としては昨年よりも増加する形となりました。
受験予定者数は、2011年第6回試験の11,686人をピークに、毎年前年を下回る形で推移をしてきましたが、今年は試験制度の変更により新たに法科大学院在学中の方も受験できることとなったため、12年ぶりに前年を上回る人数となりました。
しかし、昨年までと同様の受験者層(出願時点で法科大学院を修了した者と予備試験合格者資格)で比較してみますと、今年の数字は3,051人となりこの数値は法科大学院第一期既修者コース修了者のみが受験した2006年第1回を除いて考えますと、2007年第2回以降の試験では最も少ない数となります。
●受験資格別
●選択科目別
・経済法 835人(昨年636人)
・知的財産法 649人(昨年505人)
・労働法 1,199人(昨年990人)
・環境法 148人(昨年148人)
・国際公法 59人(昨年47人)
・国際私法 413人(昨年336人)
詳細は、法務省のホームページをご覧ください。
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