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宅建士の受験申込には、一般的な郵送による手続きと、インターネットによる申込があると聞きました。でも、私の知り合いはインターネット申込したくても出来ずに、郵送で申し込んだと言います。申込できなかった理由を聞いてもよく分からなかったのですが、実際にインターネット申込できないことってあるのでしょうか? |
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宅建士試験の受験申込は、インターネット申込ができます。しかし、携帯電話やスマートフォン、タブレットからの申込には対応しておらず、またWindowsユーザーに限定されています。その他にも制約があるので注意しましょう。 |
宅建士受験のインターネット申込は、平成17年度(2005年度)から導入されました。導入初年度は、利用率が全体の10.2%でしたが、直近の令和3年度(2021年度)では約40%にまで増えており、増加傾向にあります。
インターネット申込のメリットのひとつに、「郵送費」がかからないことが挙げられます。郵送による受験申込は、確実に届かないといけないので、普通郵便で送ることはありません。簡易書留で送ることになります。費用もさることながら、郵便局の窓口で手続きするので、その時間も考慮しなければなりません。
インターネット申込の、もうひとつ見逃せないメリットは、受験料の決済です。郵送手続きの場合、金融機関の窓口もしくはATMで振込手続きをし、その控えを添付する必要があります。こちらも、混雑時に手続きしようとすると、思いのほか時間がかかりますし、もちろん振込手数料も必要です。
インターネット申込なら、クレジットカードあるいはコンビニ支払による決済が可能です。決済番号を入力することで、受験料支払を証明することができます。この負担の軽さは大きいですね。
手数料や時間が省けて便利なインターネット申込、10万人以上の人が利用しているのですが、注意しなければいけないことがあります。
令和3年度試験では、パソコン以外の、携帯電話やスマートフォン、タブレットからの申込は推奨されていません。
パソコンもウィンドウズ限定で、OSも限定されています。Macには対応していません。また、推奨ブラウザも限定されています。
インターネット申込のパソコン推進環境は、OSがWindows8.1、Windows10で、ブラウザがEdge、Internet Explorer (バージョン 11.0)Google Chromeで。それ以外のブラウザ(Safari、Firefoxなど)での申込は、推奨されません。
今後、さらにインターネット申込が増えるかどうかは、パソコン以外のデバイスでも申込可能になるか、パソコンの対応ブラウザ・OSが増えるかどうかにかかっているといえるでしょう。
インターネット申込では、受験写真をデータ送信することになります。もちろん、サイズやその他の決まりごとがあります。
詳しくは、受験申込写真についてを参照してください。
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