出張の多い自分にもパソコンとネット環境さえあれば手軽に勉強できることが、とても便利でした。
宅建士を目指したきっかけは、会社のひとまわり上で今年73歳の会長の宅建試験を挑戦してみようとの言葉を聞いた時でした。
自分も還暦を迎え、人生の終盤期だと思っていたのに、まだまだアクティブにチャレンジを続ける経営者の背中を見たときに自分もやってみようと思いました。
勉強を始めたのは今年の一月末か二月の初め頃だったと思います。当初はyoutubeの人気講師の先生の動画を見ながらノートに書き写すようなことをやっていましたが、やはり核心の部分では有料動画や有料資料等への勧誘もありどうしようかと思案していた時にスタディングのサイトと出会いました。無料でサイト内で動画を見たり、資料を読んでみて、価格と内容の充実さにびっくりしました。当初はとりあえず全動画をみて、アウトプットもやってみましたが、覚えたと思っても忘れていたり、なかなか難しいと感じました。ただ自分はこの年齢からのチャレンジなので、3回くらいは落ちることを覚悟して始めたので、気持ち的な余裕はあったと思います。
出張の多い自分にもパソコンとネット環境さえあれば手軽に勉強できることが、とても便利でした。ただ新幹線内はトンネル等で動画がうまく見れなかったので、まとめのノートと一冊の参考書を携帯しているようにしました。
モチベーションについては、出来るだけ一日何十分でも机に向かうことと、スタディング内で合格に近づいていく数値が楽しみでした。お休みの日にできるだけ時間をとるようにしたこと、そしてお盆休みには近所の学習室に通って、夏休みの子供たちの勉強する空気感の中で一緒に勉強しました。
試験日が近づいても、スタディング内の勉強を頑張っていらっしゃる方と比較して、まだまだ時間が少ないこと、点数もギリギリ合格点などなど不安な要素もあり、また別途購入した予想問題と過去問5年分についても九月の末に一回やりましたが、予想問題ではなかなか点数が上がりませんでしたが、過去問は全て合格点だったことで自信につながりました。
試験当日は、自宅付近の大学でしたが何十年ぶりかの受験と大勢の受験者に緊張しましたが、落ち着いてできたと思います。自己採点では42点でしたが合格発表がサイトで公開されるまではマークシートの書き間違いなど、もしかしたらとドキドキの一か月でした。
この学習をきっかけに、今はFP2級の勉強をスタートしています。知っているようで相手にきちんと説明できないレベルの知識を自分の中に新しくインプットしていく、心地良さを感じながら、これからも勉強を続けていきたいと思います。
ありがとうございました。