近年、アプリを使って資格試験の勉強をする人が増えています。宅建についても、過去問の学習ができるアプリがあります。
ここでは宅建の過去問アプリの特徴や、アプリを使って学習するメリットやデメリットを解説していきます。
宅建の過去問を学習できるアプリは多数存在します。宅建の過去問アプリでは、実際の試験と同様の出題形式である四肢択一式や、一問一答形式で過去問に取り組むことができます。
また、間違えた問題や復習が必要な問題にはチェックを入れておいて、後日もう一度チャレンジすることのできる機能を持ったアプリもあり、紙の問題集・過去問にはない特徴があります。
宅建合格のカギは、なんといっても過去問に繰り返し取り組むことです。学習の回数を増やすには、机に向かわなくても勉強できるアプリがもってこいです。
過去問アプリを使って学習するメリットは、次のとおりです。
▼場所・時間を選ばず学習できる
スマホに過去問が入っていれば、外出先でもベッドの上でも学習できます。また、通勤中や休憩中のほか、思わぬスキマ時間ができたときもすぐに過去問に取り組めて、学習時間を増やせます。
▼分厚い紙の本を持ち運ばなくていい
宅建のテキストや問題集・過去問は、分厚いものが多いです。アプリならいつも持ち歩くスマホに入っていて、持ち歩きの負担がありません。
▼間違えた問題の管理が簡単
間違えた問題をチェックしておけば自動的にまとめてくれる機能は、アプリ学習ならではの特徴です。
こういった機能を備えたアプリなら、苦手な箇所の復習に紙の問題集よりも効率的に取り組めます。
過去問アプリによる学習はメリットも多い一方、デメリットもあります。
▼過去問を解くだけでは合格できない
宅建合格には過去問が重要ですが、過去問を解くだけで合格できる試験ではありません。
過去問アプリだけでは不十分で、学習内容をしっかりとインプットする学習が別途必要です。
▼文字が読みにくい(小さい)
スマホで長文を読むことに慣れていない方は、過去問アプリの学習は目に辛いかもしれません。
▼丸暗記に注意が必要
過去問アプリのみに頼った学習をしてしまうと、どうしても過去問とその答えを暗記してしまいます。
しかし、本試験では過去問とまったく同じ問題が出題されるわけではありません。丸暗記でわかったつもりになることは危険です。
あらゆることがスマホアプリで完結できる今、「宅建の勉強もアプリで完結できないかな?」と考える方も少なくないでしょう。アプリ学習だけで宅建に合格することは可能なのでしょうか?
結論から述べると、「過去問アプリだけ」で合格を目指すことは難しいと言えます。
アプリだけで宅建合格を目指す場合も、勉強のやり方において大事なことは一般的な資格試験の学習と同じです。
合格の鍵は、「基本的な内容のインプット学習」と「問題練習によるアウトプット学習」をセットで行うことです。
学習のスタート期は、知識を得ることを主体としながら、問題文では覚えた知識がどのように問われるのかを把握していくことが大事です。
テキストなどで基本的な内容を把握したらすぐに一問一答の問題を解く、というセットの学習をします。
また、数ヶ月の学習期間全体で考えてみても、インプットとアウトプットのバランスが重要です。
宅建受験で失敗する人の中には「知識を得ることに時間を使いすぎて、問題練習の時間が全然足りなかった」というケースも多いです。
つまり、アプリだけで合格を目指すなら、アウトプット学習の専門ツールである過去問アプリでは不十分で、インプットとアウトプットの両方ができるツールを選ぶことがポイントです。
アプリだけで宅建合格を目指したい方には、オンライン通信講座の「スタディング 宅建士講座」がおすすめです。
スタディング 宅建士講座は、基本的な内容のインプット(動画講座・音声講座・Webテキスト)、一問一答の問題練習、過去問練習がすべてアプリでできます。
過去問アプリの場合、過去問練習というアウトプットはできますが、インプットの部分がカバーできません。
そのため、インプットのために自分でテキストを探して購入することになります。
一方、スタディング 宅建士講座なら、スマホ一台で学習のスタート期から受験直前の過去問練習までスマホ1台あればすべてカバーできます。
合格までの道筋をスタディングだけで完結できるので、忙しい方にピッタリのアプリ学習法です。
また、オンライン通信講座なので、スマホ以外にもパソコンやタブレットでも学習できます。
出先では持ち運びやすいスマホ、自宅で机に向かえる時間は大きな画面が便利なパソコン、
ソファーでくつろぎながら学習したい時は膝の上で使えるタブレット、とったようにシーンに応じた使い分けも可能です。
8月ごろよりようやく本腰を入れてスタディング1本で勉強を開始しました。 講義、テキスト、スマート問題集、セレクト過去問集を3回繰りました。セレクト過去問集で過去問に慣れたのが良かったと思います。 スタディングだけでも充分合格できると思います。 ![]()
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家に帰ると家事や子育てでまともに勉強時間がとれない為、通勤時間である往復2時間のみをスタディングの勉強時間にあてていました。 講義は1回目はじっくり、2回目以降は1.5倍速で聞くことで、何度も何度もリピート出来、頭に図や先生の説明を記憶していくようにしました。 スマホ1台で完結できたので、時間がない方でもおすすめの勉強法です。 ![]()
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この講座を受けていれば必要十分。 受かる為の基礎が全て詰まっています。 何度もやり込むことで、不正解をドンドン潰していきましょう。 四択ですので、各選択肢について正解、不正解の理由が答えられる所まで行ってください。 スタディングしか使っていませんが、総勉強時間は136時間程で合格出来ました。 ![]()
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スタディング 宅建士講座とは? |
「スタディング 宅建士講座」には主に3種類の教材があります。「基本講座」「スマート問題集」「過去問集(セレクト過去問集・13年分テーマ別過去問集)」について、それぞれ紹介していきます。
宅建合格の勉強法は、インプット学習に時間をかけすぎないことが鉄則です。
スタディング 宅建士講座のインプット学習にあたる基本講座は、講義を収録した動画講座です。
講座1回分は30分前後とコンパクトで、講師の説明を聞いたり図解を見たりしながらスムーズに進めていけます。
講座内容は、通勤中の狭い電車の車内でも勉強できるように、テキストなしでもわかるようになっているのが特長です。
基本講座は繰り返し見ることができるので、講義を一度聞いただけでは理解できるか不安な方も安心です。
軽い運度や家事などをしながら音声を聞く学習もでき、勉強時間を増やせます。
倍速再生もできるので、忙しいけれど何度も繰り返し学習したい方は「1回目の視聴は通常再生、2回目以降は倍速再生」という使い方がおすすめです。
また、動画講座だけでなく基本講座の内容にワンポイントアドバイスや補足など試験対策に役立つ情報を加えたWEBテキストもあります。
スマホでインターネットを閲覧するときのように、なじみのある縦スクロールで読み進めることができます。動画の視聴と組み合わせると効果的にインプットできます。
正社員の仕事(他業種)に加え、子育てなどもある中、スタディングの教材を使ってスキマ時間を使って学習しました。 通勤のドライブ中には音声ファイルを再生し、耳学しました。 昨年受験した時は完全独学で理解が不十分でしたが、スタディングでプロの講師の講義をいつでも見ることができて良かったです。 本当にお世話になりました。 ![]()
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スマート問題集は、基本講座で学んだ内容を覚えるための一問一答のオンライン問題集です。
特徴は、基本講座の1回の講座が終わるたびに、単元に合わせた内容が出題されることです。インプットした内容をすぐにアウトプットすることで、学んだ内容がしっかり定着していきます。
スマート問題集の内容は、本試験の過去問を分析し、試験問題を解く上で必須の知識について重点的に出題しています。
そのため、重要なポイントを確実に覚えることができます。また、問題を解いた後に表示される解説を読むことで合格に必要な基礎知識を効率よく吸収できます。
いきなり過去問に取り組むのではなく、まずはスマート問題集で基礎固めをすることで、次の段階である過去問練習にスムーズに入っていけます。
また、問題を解くたびに成績や進捗状況が自動で記録されるので、どれだけ力がついたか、順調に進んでいるかを客観的に把握できます。
間違った問題だけ後でまとめて出題される機能もあるため、効率的に得点アップを行えます。
学習期間約5ヶ月のうち、最初の2ヶ月は講座視聴にあて、後半は問題集を繰り返し行なっていました。 苦手な分野がすぐわかったり、問題を解いた履歴が分かったりする点は、紙の問題集にはないメリットなので、とても重宝しました。 ゲーム感覚でチャレンジできるため、学習のモチベーションが下がった時にも活用していました。 ![]()
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宅建試験は出題されやすいテーマがはっきりしています。合格に向けて実践力を養うには、過去問練習を繰り返すことが最良のトレーニングです。
スタディング 宅建士講座の過去問題集は、「厳選」と「テーマ別」の2パターンがあります。
厳選された「セレクト過去問集」は、よく出題される重要なテーマを厳選して収録しています。最小の努力で合格レベルに到達するための過去問集です。
宅建の学習を始めると、その範囲の広さに圧倒されます。しかし、資格試験は満点を取る必要はありません。
全体の約7割程度の合格ラインさえ超えることができれば、合格をゲットできます。
セレクト過去問集では重要なテーマのみ厳選されているため、効率よく学習を進めることができます。
基本講座とスマート問題集の一定の単元後に学習すると、学習の進捗にあわせた過去問練習が可能で、過去問練習の取り組み始めにぴったりです。
一方、「13年分テーマ別過去問集」は、その名のとおり13年分の過去問すべてがテーマ別に収録されています。問題練習の数をこなしてレベルアップするための過去問集です。
法改正等により現在の段階では問題として成立しなくなった過去問については省いているため、安心して学習ができます。セレクト過去問集で一通り学んだ方や、過去問を中心に学びたい再受験の方におすすめです。
必死で『スタディング』の過去問をひたすら回し、結果すべての問題に最低5~6回取り組みました(スタディング学習総時間320時間)。 『スタディング』の過去問は取り組むだけで『いつやったか』『過去3回の正答は』などが自動的に記録されるので、すべての論点について管理が楽で平均的に取り組むことが出来ました。 次回、他の資格試験に取り組む時はまた『スタディング』を活用したいと思います。 ![]()
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今回のポイントをおさらいしておきましょう。
資格試験は、やみくもに勉強するだけでは失敗しやすいです。合格するには勉強の仕方が重要です。
スマホアプリも活用して、コスパも効率もいい宅建合格を目指しましょう!