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司法書士試験の口述試験とは?

司法書士試験には、口述試験があると聞いたのですが、どのような試験なのでしょうか。

筆記試験合格者が、受験できる面接形式で行われる試験です。
この試験に合格することで司法書士試験最終合格を勝ち取ることができます。

司法書士試験には、筆記試験と口述試験が設けられています。

口述試験の日程をチェックする

口述試験は、例年

難しい試験といわれている司法書士試験の合格率は、例年約3%を推移しています。

司法書士試験には、筆記試験と口述試験がありますが、口述試験は、受験できなかったなど、よっぽどのことがない限り、不合格にはなりませんので、約3%の合格率は筆記試験の合格率ともいえますね。

過去10年間の司法書士試験の結果

年度 申込者数 受験者数 合格者数 合格率
平成19年度 32,469 26,860 919 2.83%
平成20年度 33,007 27,102 931 2.82%
平成21年度 32,558 26,774 921 2.83%
平成22年度 33,166 26,958 948 2.86%
平成23年度 31,228 25,696 879 2.81%
平成24年度 29,379 24,048 838 2.85%
平成25年度 27,400 22,494 796 2.91%
平成26年度 24,538 20,130 759 3.09%
平成27年度 21,754 17,920 707 3.25%
平成28年度 20,360 16,725 660 3.24%

過去10年間の司法書士試験の合格率と合格者数

近年は、わずかに上昇して合格率だけみると、非常に難しい試験といえます。100人中、3人しか受からない割合になりますので、このような難易度の試験の勉強をしても本当に合格できるのか、不安を感じられる方もいらっしゃるかもしれません。

ただ、約3%という合格率は、司法書士試験の合格を目指すうえでは、あまり気にする必要はないでしょう。

なぜなら、司法書士試験は、年齢、学歴に関わらず、受験申請さえすれば、どなたでも受験できる試験だからです。そのため、試験範囲の学習が終わっていない方や、学習途中の受験生が次年度の本格受験に備えて受験する方など、様々な学習状況の方が受験されています。受験資格が特別設けられていない分、受験生の受験時点の学力が一定とはいえないのです。

では、これらの学習途中などの受験生を除き、改めて試験を分析してみましょう。

司法書士試験の仕組み

まずは、司法書士試験の仕組みを確認しましょう。

司法書士試験の筆記試験には、午前の部択一式、午後の部択一式、記述式のそれぞれについて基準点が設けられています。
午前と午後の択一式の基準点をクリアできなければ、記述式の採点はしてもらえません。

受検すれば、誰でも択一式から記述式まですべて採点してもらえるわけではなく、しっかり勉強して一定の基準に達した受験生だけが、記述式まで採点してもらえるという仕組みです。

適正に勉強を継続すれば、司法書士試験に合格できる理由

以下は、平成27年度と平成28年度の司法書士試験の基準点に関するデータです。

平成27年度の基準点

午前択一式 午後択一式 択一式クリア人数 記述式 合格者
30/35問 24/35問 2,251人 36.5/70点 707人
90/105点 72/105点
3,303人 3,339人 1,211人

平成28年度の基準点

午前択一式 午後択一式 択一式クリア人数 記述式 合格者
25/35問 24/35問 2,280人 30.5/70点 660人
75/105点 72/105点
3,144人 3,960人 1,150人

口述試験は、落とすための試験ではないですので