司法書士試験「マイナー科目」の攻略法

民事訴訟法・民事保全法・民事執行法、供託法、司法書士法、憲法、司法書士法の対策方法を解説!

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司法書士試験の主要科目(民法、不動産登記法、商法、商業登記法)以外の出題数の少ないマイナー科目は捨て科目にしてもいいんでしょうか?
司法書士試験に合格するためには多肢択一式問題で、概ね8割5分程度の得点しなければなりません。主要4科目で満点を取ったとしても、マイナー科目までしっかりと得点をしなければ合格点に届くことはありません。捨て科目とせず、しっかりと対策することが必要です。


出題数

(1)民事訴訟法・民事保全法・民事執行法、供託法、司法書士法

民事訴訟法・民事安全法・民事執行法、供託法、司法書士法は午後の部で出題されます。

午後の部では、多肢択一式が35問、記述式が2問出題されますが、このうち、民事訴訟法は多肢択一式の第1問~第5問で出題され、全部で5問出題されます。

民事保全法は多肢択一式の第6問で出題され、全部で1問出題されます。

民事執行法は多肢択一式の第7問で出題され、全部で1問出題されます。

司法書士法は多肢択一式の第8問で出題され、全部で1問出題されます。

供託法は多肢択一式の第9問~第11問で出題され、全部で3問出題されます。


(2)刑法・憲法

刑法は午前の部で出題されます。

午前の部では、多肢択一式が35問出題されますが、このうち刑法は第24問~第26問で出題されますので、全部で3問出題されることになります。


出題傾向

民事訴訟法・民事保全法・民事執行法では、出題のほとんどは条文の知識ですが、民事訴訟法では、制度の概念等に関する判例からの出題もあります。

供託法は、条文と先例から出題がなされます。

刑法と憲法は、条文の判例から出題がなされます。


対策のポイント

(1)マイナー科目といってもおろそかにできない

最近はあまり言われなくなりましたが、民法、不動産登記法、会社法・商法、商業登記法は主要4科目、これら以外の科目はマイナー科目と呼ばれたりしていました。

実際82%は4科目からの出題で、マイナー科目は18%しか出題されません。
このような出題の割合から考えても、主要4科目で点数が取れないと合格できないことは確かです。

しかし、マイナー科目も疎かにできないのが司法書士試験の特徴です。

司法書士試験は、各年度の難易度にもよりますが、概ね、多肢択一式試験で、8割5分程度の得点しなければ合格できません。

つまり4科目で満点を取ったとしても、マイナー科目までしっかりと得点をしなければ合格点に届くことはありません。

また、主要4科目で満点を取ることはほぼ不可能です。

したがって、マイナー科目までしっかりと勉強しておく必要があります。

(2)マイナー科目は早期の学習開始がおすすめ

とはいえ、出題の割合を考えますと、マイナー科目に割くことのできる勉強時間は、主要4科目に比べて少なることは当然です。

そのため、誤解を恐れず言いますと、主要4科目ほどじっくり勉強できないため、理解が中途半端なまま試験で点数と取るためだけに記憶を要求される場面が多々あります。

理解が中途半端なままだと、なかなか知識として定着しません。

したがって、マイナー科目もできる限り早く取り掛かる必要があります。

もっとも出題の難易度からいいますと、主要4科目にくらべて安易な問題が多いので、一度合格レベルに到達することができると、その後は短時間で知識を復活させることができます。

したがって、皆様に持っていただきたい意識とは、マイナー科目も早めに取り掛からなくてはならないという事です。

そして、やるべきことと言えばやはり過去問です。

まずは、直近からさかのぼって10年分、最終的にはさらに10年さかのぼって20年分くらいの過去問を通じて、身につけていくようにしましょう。そうすれば合格レベルの方々と差はつかないと思われます。


対策のまとめ

主要4科目に比重を置きながらも、早めにマイナー科目の学習に取り組むことが大切です。試験直前期にまとめて勉強するのではなく、主要4科目の勉強を終えた段階で勉強を開始しましょう。一度一通り勉強すれば、司法書士試験の全体像も見えてきますので、復習の際に次に何を勉強すべきかなどが明確になります。

また、これらの「マイナー科目」を合格レベルまで引き上げるためには、やはり過去問練習が大切です。過去問練習を通じて問われ方や、知識の使い方の理解を深めて、解答力を鍛えていきましょう。

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