理論・計算でバランス良く解答し、全体で合格点を取れるようにするのが試験突破のカギになると思います。通2018年8月8日、税理士試験2日目の相続税法を受験してきました。 当日は朝早めに起き、まず行ったのは喫茶店。
コーヒーを飲みながら、理論と計算の気になる点をざっと最終確認しました。
そして試験会場への移動ですが、関東に台風が接近していて心配されましたが、
電車がしっかり動いてくれたため、無事に試験会場に到着。
(このような時ほど、確実性の高い日本の交通機関に感謝ですね。)
着席時間まで少しだけ時間に余裕があったため、会場近くの神社で、
これまで勉強できたことに感謝しつつ、合格祈願を行いました。
そして、腹が減っては戦はできぬ、ということで、おにぎりとゼリー飲料を少々。
これで戦う準備は万全。ぎりぎりまで理論をもう一度確認して、試験開始を待ちます。
開始15分前になると、問題用紙と解答用紙が配られますが、
今回は正誤表もあるとのこと。
このようなこともあるのかと驚きましたが、
受験生全員に共通の内容ですし、諦めるしかないのでしょうね。
解答用紙に受験番号や受験地を記入していき、緊張しながらしばし待ちます。
昼の12時ちょうどとなり、試験開始。
理論は、非常にシンプルな問題でしたが、改正事項も問われていたため、
なかなかの文章量と、記載内容を即座に判断する力が要求されました。
まずは記載事項の柱上げを行い、書くべき内容を絞り込みます。
不要な内容を記載した場合は、確実に時間のロスになってしまいます。
狙いを定めてから、これまで覚えてきたことを無心に書きまくりました。
計算は、正誤表のため、5ヵ所の修正から始まるという展開。
全体的にはオーソドックスな内容で、多少のひっかけ問題はあるものの、
個々の財産評価や税額控除等については、問題なく解けたと思います。
ただ、相続人・受遺者の数が多く、集計には多少手間取りました。
日頃からすばやく計算する練習を積み重ねていたので、
納付税額を除き、なんとかほぼ全部を埋めることができました。
必死に戦いを重ねていき、14時になり試験終了。
答案用紙が回収され、教室全体に安堵の空気が流れました。
理論・計算ともに、標準的な問題のはずですが、それぞれ解答要求量がやや多く、
試験時間の120分で完答するのは非常に困難です。
今年は熱中症対策のため、700ml以下のペットボトルを机の上に置くことが
許可されていましたが、結局は飲む暇がまったくないほどでした。
理論・計算でバランス良く解答し、全体で合格点を取れるようにするのが
試験突破のカギになると思います。
最後に、これまで指導してくださった講師の先生に、無事戦えたお礼として、
「本当にありがとうございました」とお伝えしたいです。
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