2026年度(令和8年度)税理士試験日はいつ?|試験時間や合格発表までのスケジュール

税理士試験は、例年8月上旬に実施されます。

試験日が官報公告されるのは4月上旬で、受験申込み期間は4月下旬~5月上旬です。

8月の平日3日間に試験が実施され、合格発表が11月下旬~12月中旬という1年を通したスケジュールで行われます。

この記事では、税理士試験の合格を目指す方に向けて、税理士試験のスケジュールと受験前に知っておきたい情報をお伝えします。

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税理士試験の試験日はいつ?

税理士試験の試験日は、例年8月上旬の平日3日間に実施されています。

2026年度(令和8年度)の試験日は、4月上旬の官報公告で明らかになるようです。

税理士試験について、例年の官報公告から合格発表までのスケジュールを解説します。

税理士試験は8月に実施される【年1回の科目合格制】

国税庁ホームページには、令和7年度(第75回)税理士試験の日程が掲載されています。

項目日程
試験実施官報公告令和7年4月4日
受験申込受付開始令和7年4月21日
受験申込受付締切令和7年5月9日
試験実施令和7年8月5日から令和7年8月7日
合格発表令和7年11月28日

【引用】令和7年度(第75回)税理士試験公告

例年、試験は8月上旬の実施となっています。
受験した科目から確実に合格していくために、試験日程を正確に把握し、ここから逆算した効率的な学習計画を立てていきましょう。

2026年度(令和8年度)税理士試験の試験日は、2026年4月の官報公告にて

税理士試験のスケジュールは、例年4月上旬の官報公告で発表されます。

2026年度(令和8年度)の試験日も、2026年4月上旬に発表されるとみられます。

これから税理士試験の合格を目指す方は、2026年4月の官報公告をチェックしてください。

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税理士試験の主なスケジュールと流れ

税理士試験では、例年4月上旬の官報公告にて全体のスケジュールが発表されます。

この記事では、2025年度(令和7年度)第75回税理士試験のスケジュールをもとに説明します。

試験実施の官報公告

2025年(令和7年)
4月4日(金)

受験案内および申込用紙の交付

2025年(令和7年)

4月7日(月)~5月9日(金)

受験申込みの受付

2025年(令和7年)

4月21日(月)~5月9日(金)

受験票の送付

2025年(令和7年)

6月23日(月)以降順次郵送

試験日

2025年(令和7年)

8月5日(火)~8月7日(木)

合格発表

2025年(令和7年)

11月28日(金)※予定

①試験実施の官報公告

2025年(令和7年)4月4日(金)

例年4月上旬、税理士試験について国税庁が官報公告します。

官報公告では、試験日程・科目、試験実施地、受験手続きの詳細、合格発表の予定日が発表されます。

②受験案内および申込用紙の交付

2025年(令和7年)4月7日(月)~5月9日(金)

例年4月上旬から5月中旬にかけて、受験案内と申込用紙が交付されます。

交付場所は11の国税局と沖縄国税事務所です。

交付期間中の土・日曜、祝日を除き、午前9時から午後5時まで受け取れます。

税理士試験の受験案内と申込用紙は、郵送でも請求可能です。

郵送による請求の締め切りは、2025年(令和7年)では4月25日(金)(当日までの通信日付印有効)でした。

郵送請求では、封筒の表面に赤色で「税理士請求」と書いて、返信用封筒(A4判大)を同封し、1人1部ずつ請求します。

返信用封筒には、郵便番号、住所と氏名を明記し、180円切手を貼ります。

税理士試験を受ける方は、受験申込みに間に合うように、早めに受験案内と申込用紙を手に入れるようにしましょう。

③受験申込みの受付【申込書類一覧、郵送・e-Taxの2パターン】

2025年(令和7年)4月21日(月)~5月9日(金)

申込み受付は、例年4月中旬から5月上旬にかけてです。

▼申込書類

申込書類は次の通りです。

  • 受験願書
  • 受験申込書(兼写真票)
  • 受験票
  • (税法に属する科目受験者のみ)受験資格を有することを証する書面
  • (該当者のみ)一部科目合格(免除)通知番号が確認できる書面
  • (該当者のみ)学識等による一部科目の試験免除申請等に必要な書面

▼郵送の場合

申込書類は、受験地を管轄する国税局などへ郵送します。

国税局などに直接持参しても受理されません。

申込書類を完備し、受験票の裏側には受験者の郵便番号、住所、名前を記載して85円分の切手を貼ります。

封筒(A4判大)の表面に「税理士受験」と赤色で書き、必ず「一般書留」、「簡易書留」または「特定記録郵便」で送付してください。

申込書類が受理されるのは、受付最終日までの通信日付印があるものです。

料金後納または別納郵便は、受付最終日までに到着したものに限ります。

▼e-Taxを利用する場合

e-Taxで、受験願書と受験申込書の必要項目を入力し、受験地を管轄する国税局などに送信することで受験申込みが可能です。

ただし、申込みはe-Taxのみでは完結せず、別途書類を郵送する必要があります。

e-Taxで送信後に、受験願書、受験申込書、メッセージボックスに配信される「添付書類送付書」を印刷し、送信先の国税局などに郵送します。

その際、受験票や受験資格を証する書面などの添付書類も、あわせて提出しなければなりません。

また、受験願書には受験手数料分の収入印紙を貼り付けるとともに、申込書は所定の箇所に顔写真を貼ってください。

これらの郵送が必要となる書類が、受験申込み受付期間内に提出されない場合、受験申込みは無効となるので注意しましょう。

④受験票の送付【会場通知】

2025年(令和7年)年6月23日(月)以降順次発送

受験票は6月下旬から順次発送され、7月上旬までに届くとみられます。

万が一届かない場合は期日内に、ご自身が受験申込みを行った国税局などに問い合わせましょう。

受験票で試験会場が通知されます。

受験申込み後に受験地を変更することはできません。

⑤試験日

2025年(令和7年)年8月5日(火)~8月7日(木)

例年8月上旬の平日3日間に、税理士試験が行われます。

各科目の試験は2時間で、開始時刻の15分前が着席時間となっています。

1科目の開始時刻は午前9時です。

⑥合格発表

2025年(令和7年)年11月28日(金)※予定

合格発表は、例年11月下旬から12月中旬の間に予定されています。

発表方法には、3つのパターンがあります。

▼合格科目が5科目に達した方

合格証書が郵送されるとともに、発表日に受験地・受験番号が官報と国税庁ホームページに掲載されます。

▼一部の科目に合格した方または免除決定された方

結果通知書が郵送されます。

一部の科目に合格した方は、合格発表日に受験地・受験番号が国税庁ホームページに掲載されます。

▼合格科目のない方

結果通知書が郵送されます。

税理士試験の科目別の日程

税理士試験は、平日3日間で3科目ずつ実施されます。

次の表は、2025年度(令和7年度)の科目ごとの日程です。

試験日科目
8月5日(火)簿記論会計科目
財務諸表論
消費税法または酒税法税法科目
8月6日(水)法人税法
相続税法
所得税法
8月7日(木)国税徴収法
固定資産税
住民税または事業税

過去10年間(第66回~第75回)の税理士試験はいずれも、以下の日程で実施されています。

  • 1日目:簿記論、財務諸表論、消費税法または酒税法
  • 2日目:法人税法、相続税法、所得税法
  • 3日目:国税徴収法、固定資産税、住民税または事業税

2026年度(令和8年度)も同様の日程と考えられます。

税理士試験の試験時間・時間割

税理士試験の試験時間は、1科目あたり120分となっています。

こちらの表は、2025年度(令和7年度)試験の時間割です。

試験日時間科目
8月5日(火)午前9時~午前11時簿記論
午後0時30分~午後2時30分財務諸表論
午後3時30分~午後5時30分消費税または酒税法
8月6日(水)午前9時~午前11時法人税法
正午~午後2時相続税法
午後3時~午後5時所得税法
8月7日(木)午前9時~午前11時国税徴収法
正午~午後2時固定資産税
午後3時~午後5時住民税または事業税

【よくある質問】税理士試験は年何回?会場や着席時間は?

ここからは税理士試験に関するよくある質問に答えます。

過去10年間の試験日程や、必要な勉強時間についても解説しているので、2026年度の受験を検討している方は参考にしてみてください。

税理士試験は年何回ある?

税理士試験は年1回です。

例年8月上旬に、各国税局・国税事務所の所在地などで実施されます。

税理士試験は平日に行われるの?

税理士試験は例年、8月上旬の平日3日間で行われます。

2025年度(令和7年度)の試験は、8月5日(火)から7日(木)までの3日間でした。

過去10年間の試験日程を見てみても、いずれも火・水・木曜で実施されています。

過去の税理士試験の日程は?【直近10年分】

直近10年(2016〜2025年度)の試験日と合格発表予定日は、次の通りです。

▼税理士試験の日程

実施回試験日合格発表予定日
第75回2025年8月5日(火)~8月7日(木)2025年11月28日(金)
第74回2024年8月6日(火)~8月8日(木)2024年11月29日(金)
第73回2023年8月8日(火)~8月10日(木)2023年11月30日(木)
第72回2022年8月2日(火)~8月4日(木)2022年11月30日(木)
第71回2021年8月17日(火)~8月19日(木)2021年12月17日(金)
第70回2020年8月18日(火)~8月20日(木)2020年12月18日(金)
第69回2019年8月6日(火)~8月8日(木)2019年12月13日(金)
第68回2018年8月7日(火)~8月9日(木)2018年12月14日(金)
第67回2017年8月8日(火)~8月10日(木)2017年12月15日(金)
第66回2016年8月9日(火)~8月11日(木)2016年12月16日(金)

税理士試験の着席時間は?

着席時間は「着席時刻」として、各科目の試験開始時刻15分前に設定されています。

午前9時から始まる簿記論の場合、午前8時45分が着席時刻となっています。

着席時間までに着席していない場合、受験できないことがあります。

税理士試験は受験資格が緩和されたの?

税理士試験は、2023年度(令和5年度)から受験資格の要件が緩和され、より多くの人がチャレンジできるようになっています。

会計科目(簿記論と財務諸表論)は受験資格の制限がなくなり、誰でも受験できるようになりました。

税法科目についても、受験資格に「学識」「資格」「職歴」「認定」の4区分があり、いずれか1つを満たせば受験できます。

税理士試験の会場はどこ?

税理士試験は、全国12の受験地で実施されます。

  • 北海道
  • 宮城県
  • 埼玉県・群馬県
  • 東京都
  • 石川県
  • 愛知県
  • 大阪府
  • 広島県
  • 香川県
  • 福岡県
  • 熊本県
  • 沖縄県

受験申込み時に希望する受験地を選び、申込書類を、受験地を管轄する国税局などに提出します。

受験地は受験票で通知されるため、受験票の届く6月下旬から7月上旬ごろにはわかります。

なお、令和7年度(第75回)税理士試験では、大学のキャンパスや会議室・ホールを有する複合施設などで実施されました。

税理士試験の勉強時間の目安は?【科目別で150~650時間】

税理士試験に必要な科目ごとの勉強時間目安は以下の通りです。

 科目合格率
令和6年度
配点(例年)勉強時間(目安)
理論計算
必須簿記論17.4%0%100%450時間
財務諸表論8.0%50%50%450時間
選択必須所得税法12.6%50%50%600時間
法人税法16.4%50%50%600時間
選択相続税法18.7%50%50%450時間
消費税法10.3%50%50%300時間
酒税法12.1%30%70%150時間
国税徴収法13.0%100%0%150時間
住民税18.2%50%50%200時間
事業税13.7%50%50%200時間
固定資産税18.0%50%50%250時間

【引用】令和6年度(第74回)税理士試験結果

税理士試験は科目合格制度を採用しており、一度にすべての科目に合格する必要はなく、数年かけて順に合格を目指すことができます。そのため、働きながらでも無理なくチャレンジできるのが大きな特徴です。
とはいえ、長期間にわたって勉強を継続する必要があるため、国家資格の中でも難易度は非常に高い部類に入ります。

そこで鍵となるのが、スキマ時間の有効活用です。通勤中や休憩中など、わずかな時間も積み重ねていくことで、忙しい社会人の方でも税理士試験の合格を十分に狙うことができます。

まとめ

今回は2026年度(令和8年度)の税理士試験のスケジュールについて紹介しました。

  • 税理士試験の試験日は、例年8月上旬の平日3日間。4月上旬の官報公告で発表される
  • 例年4月中旬から5月上旬に受験申込み受付、合格発表は11月下旬ごろ
  • 受験申込みは郵送とe-Taxで可能だが、e-Taxの場合も書類を別途郵送する必要がある
  • 1科目の試験時間は120分で、着席時刻が試験開始15分前に設定されている

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