2020年度(令和2年度)日商簿記検定試験の日程は?
2020年度(令和2年度)の日商簿記検定試験は、下記の日程で行われます。
■試験日一覧
簿記2級・3級 | 2020年11月15日(日) 2021年2月28日(日) |
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簿記1級 | 2020年11月15日(日) 2021年2月28日(日)※6月試験中止のため |
簿記2級・3級に関しては、1年に3回実施、4~5カ月程度の期間をあけて行われます。簿記1級が行われるのは年に2回。こちらは、11月の試験が終わった後は半年以上の期間があくことになります。
試験日は例年日曜日です。日商簿記は全国の各会場で一斉に行われる統一試験で、どの会場も同じスケジュールで実施されます。日曜日だと電車の運行時間もいつもと異なるため、前もってダイヤの確認をとることが大切です。
なお、日本商工会議所では、全国統一試験に加え、インターネットで受験できる「簿記初級」も実施しています。こちらの日程は各ネット試験会場が決定することになっているため、決定され次第確認するようにしましょう。
日商簿記検定試験・受験申込の流れ
1.受験する商工会議所、受験申込方法を確認する
簿記検定試験は各商工会議所によって受験申込方法や受験料の支払い方法等が異なる場合がありますので、必ず詳細を確認してください。
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2.受験申込をする
受験希望地の商工会議所で受験申込を行います。申込後の変更や取消は受け付けていませんので注意しましょう。
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3.試験当日 2月・6月・11月(1級は6月・11月)
試験時間に遅れないよう余裕をもって試験会場に到着してください。
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4.合格発表
各商工会議所によって合格発表日が異なります。詳しい日程は、受験地の商工会議所で確認してください。
2級・3級のチャンスは年3回・1級は年2回
年に複数回行われる簿記試験は、年1回試験と比べ、学習スケジュールや都合のよいタイミングで受験しやすいところにメリットがあります。例えば、年度最初の試験が実施される6月直前に、「簿記2級にチャレンジしよう」と思い立っても、焦って6月の日程を選ぶ必要はないかもしれません。簿記2級合格に必要な学習時間は平均200時間、簿記3級でも80時間といわれます。ビジネスパーソンであれば、1日に学習できる時間も限られてくるため、綿密にプランを練って試験までのプログラムを組む必要があります。それぞれの知識や必要な学習量、状況に合わせてベストなタイミングを見つけてください。
難易度高めの1級にチャレンジする際は、さらに緻密なスケジューリングが不可欠でしょう。簿記1級合格に必要といわれる学習時間は、平均600時間。毎日2時間勉強するとして、計300日10カ月程度の期間が必要となる計算です。もちろん、個人差があるため一概にはいえませんが、合格までの道のりは2級・3級と比べ、長いスパンでみていく必要があるでしょう。
年に複数回の試験は、たとえダメでも次のチャレンジが早めにやってくる、という意味で気持ちに余裕が生まれるメリットがあります。その一方で、気の緩みや油断にも気をつけなければいけません。1回のチャレンジで合格、というのが理想的です。最初のチャレンジで目標達成する意気込みで取り組みましょう。
日本商工会議所の検定試験カレンダーで確認を
日商簿記検定試験の日程は、日本商工会議所のホームページで公表されています。試験日程はもちろん、試験会場や受験料、申し込み方法などの情報もそちらで確認できますので、受験希望の方は日本商工会議所ホームページをチェックしてください。
試験が行われるのは夏・冬という、気候条件が比較的厳しいシーズンです。体調を崩しやすい時期でもあるため、試験勉強をこなしながら体調管理も怠らないようにしましょう。健康な体を維持することも、立派な試験対策のひとつです。
参考サイト: