日商簿記検定試験を主催するのは、地域ごとの商工会議所となります。申込方法やその期間は商工会議所ごとに決められており、受験者はそれぞれ試験会場を管轄する商工会議所に申込方法を確認する必要があります。
申込方法は、窓口持参・インターネット・電話・郵送・郵便為替・コンビニ端末とさまざまです。たとえば、「申込方法・窓口」とあれば、願書を商工会議所の窓口に持参することになります。その他の方法が認められていない場合は、郵送もインターネット申し込みもできません。
主流は、「窓口」「インターネット」からの申込です。
大阪商工会議所はコンビニ端末からの申込を受け付けていましたが、第156回(2020年11月)・第157回(2021年2月)試験では、コンビニ情報端末からの申込不可とし、インターネットのみとなっています。
申込方法が複数あるところもあれば、ひとつしか選択肢がないところもあります。
申込期間は、おおむね試験日の前月の1~2カ月程度。期限を過ぎると受け付けてもらえませんので、早めに必要書類を準備して手続きを済ませるようにしましょう。
※第157回(2021年2月)試験では、申込期間2日~10日程度に短縮している商工会議所もございます。
※級ごとの定員に達すると申込受付期間中であっても申込受付を終了する商工会議所もありますので、ご注意ください。
なお、商工会議所主催の検定試験は、住所や勤務地に関係なく、好きな場所で受験できます。都合のよい商工会議所を選んで申込が可能です。「インターネットで申込したい」とお考えの場合は、インターネット申込を受け付けてくれる商工会議所を選ぶとよいでしょう。
ここでは、東京商工会議所・大阪商工会議所の例を参考に、日商簿記試験の申込方法を見ていきます。
<東京商工会議所>(※2020年12月25日現在)
開催日 |
申込方法 |
申込期間(個人) |
2021年(令和3年)2月28日(日) (簿記2級・3級) |
インターネットもしくは電話 |
2021年1月14日(木)~1月15日(金) |
<大阪商工会議所>(※2020年12月25日現在)
開催日 | 申込方法 | 申込期間(個人) |
2021年(令和3年)2月28日(日) (簿記2級・3級) | インターネット | 2021年1月14日(木)~1月22日(金) |
コンビニ店頭決済 | 2021年1月14日(木)~1月19日(火) |
東京商工会議所で簿記検定試験を申し込む場合、方法はインターネットと電話のみ。
大阪商工会議所で簿記検定試験を申し込む場合、方法はインターネットのみ。それ以外の方法では受け付けてもらえませんのでご注意ください。
ここでも、東京商工会議所の例を参考に、申込登録から受験票が届くまでの流れをご紹介します。
インターネットもしくは電話で受験の申込を行います。申込受付期間の最終日は、18時で終了です。本人の氏名・住所で登録します。
登録が確認されたら、申込書が自宅住所まで送られてきます。到着予定日までに申込書が届かなかった場合は、早めに電話で問い合わせてください。
受験料および事務手数料を払込締め切り日までに支払います。支払い方法は、郵便局またはコンビニエンスストアでの払い込みです。手数料は本人負担となります。なお、払い込みが確認できない場合は受験できませんので、正しい方法で支払うようにしてください。
試験会場や持ち物などを記載した受験票が届きます。受験票が未着の場合、期限内に本人が直接電話にて問い合わせることとなっています。なお、受験票は試験後の成績照会に使いますので、最後までなくさず大切に保管するようにしてください。
参考サイト:
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