日商簿記検定試験を主催するのは、地域ごとの商工会議所となります。申込方法やその期間は商工会議所ごとに決められており、受験者はそれぞれ試験会場を管轄する商工会議所に申込方法を確認する必要があります。
申込方法は、窓口持参・インターネット・電話・郵送・郵便為替・コンビニ端末とさまざまです。たとえば、「申込方法・窓口」とあれば、願書を商工会議所の窓口に持参することになります。その他の方法が認められていない場合は、郵送もインターネット申し込みもできません。
主流は、「窓口」「インターネット」からの申込です。
申込方法が複数あるところもあれば、ひとつしか選択肢がないところもあります。
受付開始は、おおむね試験日の前月の1~2カ月程度。期限を過ぎると受け付けてもらえませんので、早めに必要書類を準備して手続きを済ませるようにしましょう。
※申込期間が短い商工会議所もございます。ご注意ください。
※級ごとの定員に達すると申込受付期間中であっても申込受付を終了する商工会議所もありますので、ご注意ください。
なお、商工会議所主催の検定試験は、住所や勤務地に関係なく、好きな場所で受験できます。都合のよい商工会議所を選んで申込が可能です。「インターネットで申込したい」とお考えの場合は、インターネット申込を受け付けてくれる商工会議所を選ぶとよいでしょう。
ここでは、東京商工会議所・大阪商工会議所の日程を参考に、日商簿記試験の申込方法を見ていきます。
<東京商工会議所>
開催日 |
申込方法 |
申込期間(個人) |
2022年6月12日(日) (簿記1級・2級・3級) |
インターネットのみ |
2022年4月25日(月)10:00~5月2日(月)18:00 |
<大阪商工会議所>
開催日 | 申込方法 | 申込期間(個人) |
2022年6月12日(日) (簿記1級・2級・3級) | インターネット(コンビニ店頭決済) | 2022年4月25日(月)~5月3日(火) |
インターネット(クレジットカード決済) | 2022年4月25日(月)~5月6日(金) |
ここでも、東京商工会議所の例を参考に、申込登録から受験票が届くまでの流れをご紹介します。
インターネットもしくは電話で受験の申込を行います。申込受付期間の最終日は、18時で終了です。本人の氏名・住所で登録します。
登録が確認されたら、申込書が自宅住所まで送られてきます。到着予定日までに申込書が届かなかった場合は、早めに電話で問い合わせてください。
受験料および事務手数料を払込締め切り日までに支払います。支払い方法は、郵便局またはコンビニエンスストアでの払い込みです。手数料は本人負担となります。なお、払い込みが確認できない場合は受験できませんので、正しい方法で支払うようにしてください。
試験会場や持ち物などを記載した受験票が届きます。受験票が未着の場合、期限内に本人が直接電話にて問い合わせることとなっています。なお、受験票は試験後の成績照会に使いますので、最後までなくさず大切に保管するようにしてください。
ネット試験は、ご自身のご予定と、全国にある各テストセンターの空き状況に合わせて、受験日を設定することができます。
統一試験のご予定が合わない時、定員制によって申し込みができなかった時は、ネット試験もご活用ください。
申込は、株式会社CBT-SolutionsのCBT/PBT試験 受験者ポータルサイトから申込できます。
申込のおおまかな流れは以下の通りです
①「新規登録」から受験者登録
メールアドレス、氏名、生年月日、電話番号、ログインID・パスワード等を設定します
②ログイン後「CBT申込」へ
③受験する試験(日商簿記)、試験日、会場、時間を空き状況を見ながら選択
④支払方法を選択 (受験の予約は完了)
⑤受験料払込
入金が確認されると入金確認メールが届きます。支払期限を過ぎると申込キャンセルとなります。
ネット試験に関してさらに詳しく知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。
日商簿記3・2級ネット試験(CBT方式)の心構え~申込・準備・当日~
日商簿記3・2級ネット試験(CBT方式)の心構え~難易度・出題形式~
参考サイト:
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