独学で社会保険労務士に合格できる?効率的な勉強法は?

社会保険労務士試験は難易度高めの法律系試験であり、専門家を輩出するための国家資格でもあります。独学でクリアするにはハードルが高いのは事実ですが、大切なのは本人の努力と勉強方法。今回は、勉強方法を確立する前にぜひとも押さえておきたいさまざまな情報をお届けします。「誰の力も借りず自力で試験に挑みたいけど、正直不安……」という方は、ぜひ参考にしてください。

社会保険労務士試験の受験を考えているのですが、独学で合格する可能性はありますか?
結論を先にいうと不可能ではありませんが、誰にもそれが当てはまるわけではありません。今回は、社会保険労務士試験における独学のコツなどについてご説明します。


独学で合格できるかどうかは、努力と勉強法次第

合格率約6%の社労士試験を独学で突破できるか? それに対する答えはなく、「合格できる人もいれば、できない人もいる」が正解ではないでしょうか。初学の人でも、可能性はゼロとはいえません。独学を選ぶにしても、必要な学習時間はどれくらいか、勉強をはじめるとすればいつ頃がよいか、独学ならではの勉強法やテキストの選び方を把握することが重要です。


独学の場合、合格に必要な時間は1000時間?

あくまで目安ですが、社会保険労務士試験に合格するためには、最低500~1,000時間の勉強時間の確保が大前提と言われます。仮に1,000時間とし1年間のスパンで合格を目指すとするなら、毎日平均2.7時間の勉強時間を確保しなければなりません。1日換算で考えると大した時間ではないかもしれませんが、仕事をしながら、毎日欠かさず3時間弱の試験勉強をこなす生活は、それなりにストイックなものとなるでしょう。誰の力も借りず、自力で合格を勝ち取ろうとするなら、勉強時間は1,000時間では済まないかもしれません。相当の根気とやる気、モチベーションが成否を分けるポイントとなるでしょう。

この数字はあくまで目安で、実務経験や予備知識の有無、法律問題や計算問題に対する得意・苦手の度合いなどによって変わると思ってください。社会保険労務士試験は、毎年8月下旬に実施されます。目標を、「独学・単年度の合格」に設定した場合、なるべく早めに勉強をスタートさせたほうがよいでしょう。可能であれば、その前に学習スケジュールやテキスト選びを決めておきたいものです。スキマ時間なども活用して、なるべく多くの学習時間を捻出しましょう。


独学に向いている人とは?

総務・人事の実務経験を持つ方は、社会保険に関する予備知識があるため、独学でも理解が早いかもしれません。経営に携わったことがあり、労働安全衛生法や雇用保険法に触れたことがある方も、試験勉強に取り組みやすいと思われます。本人の性格やライフスタイルも大きな要素といえます。

自己管理ができて、1度組んだスケジュールをきちんと実行へと移せる方は、独学向きといえるでしょう。1日たっぷりと勉強できる時間がある、行政書士や中小企業診断士の資格を持っている、その他の国家資格試験の勉強経験がある、なども独学でのチャレンジを後押しします。勉強方法を決める前に、それぞれの方法のメリット・デメリットを考え、どの方法であればもっともはやく合格に近づけるかの分析も必要です。ぜひ吟味のうえ、自分に合う方法を見つけてください。


独学の学習方法

勉強を開始する前に、その試験の情報はどれくらい確認できているでしょうか?独学でチャレンジする場合でも、はじめに学習スタイルありきではいけません。試験科目や合格基準など、内容をきちんと把握したうえで、ベストの学習方法を選択してください。

インプットとアウトプットのバランスが重視されるのは、独学でも変わりません。ただ、通信や予備校での学習より、なるべく多くテキストを読む、そしてなるべくたくさんの問題を解くことを意識してください。「最初にテキストを通読し、その練習問題」ではなく、「テキスト通読」→「過去問で実践力を磨く」→「テキストに戻って復習」という感じで、インプットとアウトプットの繰り返しで知識と解答力を磨いていきましょう何よりも基礎固めが重要です。基礎がしっかりしていなければ、問題にもすぐつまずいてしまいます。問題に間違えたら、必ずテキストに戻って理解の定着に努めましょう。その繰り返しにより、だんだんと問題を解くスピードも上がっていき、自信にもつながります。

1日の勉強時間、1ヶ月に進める科目数は、あらかじめ決めておくほうが賢明です。1年で1,000時間以上学習するには、毎日3時間確保しなければなりません。通勤時間や何かの待ち時間、朝活タイムなどをうまく活用しましょう。そのようにコツコツ学習をこなし、1ヶ月に2科目のペースで習得していくと、4ヶ月で全科目マスターとなります。残りの期間は、苦手分野の克服や実戦を想定した模擬訓練などに費やしましょう。


学習ツールも重要

テキストは、図解やイラストの入った分かりやすいものがよいでしょう。視認性の高い良質テキストであれば、頭に入りやすく、楽しみながら勉強できるメリットがあります。スマホの活用も重要です。スマホの活用なら電車の通勤時間でも問題を解けるため、忙しくてなかなか勉強時間を確保できない方の強力なツールとなります。ぜひこうした便利なツールの活用も検討してください。

また、社労士試験の勉強では、「社労士六法」があれば便利、という意見も聞かれます。社労士六法とは、社労士実務に欠かせない法律の総称です。実際には6つどころか50以上あるのですが、法律業務に不可欠な「六法全書」にならってそう呼ばれます。試験勉強に必ずしも必要ではありませんが、手元に置いておきたいのであれば、おいておくのもいいでしょう。


まとめ

社労士試験の独学合格は、非常に厳しい道のりであることは確かです。独学スタイルにふさわしいテキスト選びや学習スケジュールも重要です。チャレンジしたものの、「やっぱり自分には無理」と悟ったら、迷わず通信講座など別の勉強方法に切り替えましょう。

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