令和6年度(2024年度)行政書士試験の実施が発表されました。
試験案内(申込書)の配布から合格発表までの主なスケジュールは下記のようになります。
令和6年7月8日(月)
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・窓口での配布期間:令和6年7月29日(月)~8月30日(金)まで
・郵送での請求受付:令和6年7月8日(月)~8月23日(金)必着
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・郵送:令和6年7月29日(月)~ 8月30日(金)まで 消印有効
・インターネット:令和6年7月29日(月)午前9時~8月27日(火)午後5時まで
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令和6年11月10日(日)
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令和7年1月29日(水)
・令和6年7月8日(月)
例年、試験の実施日程、試験概要、試験案内の配布場所などが発表されます。
・窓口での配布期間:令和6年7月29日(月)~8月30日(金)まで
・郵送での請求受付:令和6年7月8日(月)~8月23日(金)必着
郵送で受験申込みを行う場合は、受験願書・試験案内を入手する必要があります。
令和6年度は7月29日(月)から受験願書・試験案内が配布される予定です。受験願書・試験案内は、例年、各都道府県の行政書士会、役所等で配布されます。
なお、行政書士会、役所等、土曜日、日曜日及び国民の祝日に配布されていない場所もあります。窓口での入手をお考えの場合は、あらかじめ、配布されている曜日、時間等を「一般財団法人 行政書士試験研究センター」のホームページで確認されることをおすすめいたします。
令和6年度試験案内・受験願書配布場所(一般財団法人 行政書士試験研究センターホームページ(外部サイト))
また、受験願書・試験案内は、一部の書店においても配布されています。
配布される書店やその営業時間などは、「一般財団法人 行政書士試験研究センターホームページ(外部サイト)」でご確認ください。
なお、受験願書・試験案内は、一般財団法人行政書士試験センタ―に郵送で請求することもできます。
郵送での請求受付期間は、令和6年7月8日(金)から8月23日(金)必着ですので、郵送での請求をお考えの場合はご注意ください。(郵便切手不足等の不備がない場合、7月29日から順次発送されます)。郵送での請求方法の詳細は、「一般財団法人 行政書士試験研究センター」のホームページをご確認ください。
行政書士試験の申込みは、郵送もしくはインターネットで可能です。申込み期間は、申込み方法によって異なりますのでご注意ください。
受験申込は、郵送、インターネットどちらの場合でも、受験手数料の払込や、受験者の顔写真など、意外と準備に時間がかかります。
受験される方にはお早目のお手続きをおすすめいたします。
郵送:令和6年 7月29日(月)~8月30日(金)まで 消印有効
インターネット:令和6年 7月29日(月)午前9時~8月27日(火)午後5時まで
郵送で行政書士試験に申込みする場合、「受験願書・試験案内」を用意する必要があります。「受験願書・試験案内」は、窓口で受け取るか、センターに郵便で請求して郵送してもらうかのどちらかが選べます。
令和6年11月10日(日)午後1時~午後4時(3時間)
行政書士試験は、毎年1回、11月の第2日曜日に実施されています。
令和7年1月29日(水)
合格発表は、例年試験が実施された翌年の1月の最終水曜日に行われます。
「一般財団法人 行政書士試験研究センター」の事務所の掲示板に合格者の受験番号が公示されるほか、同センターのホームページにも合格者の受験番号が掲載されます。
行政書士試験の願書の配布場所、受験申込等の詳細については、一般財団法人 行政書士試験研究センターホームページ(外部サイト)をご参照ください。
合格するためには、行政書士試験がどのような日程で行われるか把握しておくことが大切です。
行政書士試験の実施は年に1回だけです。受験の申込み締切に間に合わない場合は、せっかく勉強をしていても、翌年まで受験することができなくなります。そのため、試験が実施される流れをしっかりと把握して、受験受付期限に間に合うように余裕をもって準備しておくことをおすすめします。
行政書士になるには、行政書士試験に合格する必要があります。
そのためには、まずは、試験を知ることが大切です。
試験科目や、配点、試験の該当を以下の表にまとめてみました。
分野 | 形式 | 科目 | 出題数 | 配点 |
法令等科目 | 択一式 | 基礎法学 | 2問 | 160点 |
憲法 | 5問 | |||
行政法 | 19問 | |||
民法 | 9問 | |||
商法 | 5問 | |||
多肢選択式 | 憲法 | 1問 | 24点 | |
行政法 | 2問 | |||
記述式 | 民法 | 2問 | 60点 | |
行政法 | 1問 | |||
基礎知識科目 | 択一式 | 一般知識 | 1問以上 | 56点 |
行政書士法等行政書士業務と 密接に関連する諸法令 |
1問以上 | |||
情報通信・個人情報保護法 | 1問以上 | |||
文章理解 | 1問以上 | |||
合計 | 60問 | 300点 |
※問題数と配点は試験実施年度ごとに変わる場合があります。当該受験年度の正確な配点を保証するものではないため、あくまで目安として捉えてください。
※「行政書士の業務に関連する一般知識等 」が令和6年度試験より「行政書士の業務に関し必要な基礎知識」へと改正されることが令和6年9月28日に発表されました。基礎知識の各分野の問題数は未発表となっております。
試験科目は大きく分けて法令等科目(憲法、行政法、民法、商法および基礎法学)、基礎知識科目(一般知識、行政書士法等行政書士業務と密接に関連する諸法令、情報通信・個人情報保護、文章理解)のふたつについて計60問が出題されます。
法令等科目で122点以上・基礎知識科目で24点以上かつ試験全体の得点が180点以上を獲得できれば合格です。
合格率は10%前後で推移しており難易度は高めなので、学習計画を立てて取り組みましょう。
行政書士試験は年齢、学歴、国籍等に関係なく、誰でも受験できます。
10歳代〜60歳代以上の方まで、多くの方が受験・合格されています。
行政書士試験の試験科目は、行政書士の業務に関し必要な法令等科目(出題数46題/配点244点)、
行政書士の業務に関し必要な基礎知識(出題数14題/配点56点)です。
▼試験科目と配点
試験科目 | 内容等 | 出題数 | 出題形式 | 配点 |
行政書士の業務に関し必要な法令等 | 憲法、行政法(行政法の一般的な法理論、行政手続法、行政不服審査法、 行政事件訴訟法、国家賠償法および地方自治法を中心とする。)、民法、 商法および基礎法学の中からそれぞれ出題し、法令については、 2022年4月1日現在施行されている法令に関して出題します。 |
46題 | 5肢択一式
多肢選択式 |
244点 |
行政書士の業務に関し必要な基礎知識 | 一般知識、行政書士法等行政書士業務と密接に関連する諸法令、 情報通信・個人情報保護、文章理解 |
14題 | 5肢択一式 | 56点 |
行政書士試験には合格基準点が定められていて、これを下回ると足切りされてしまいます。
▼合格基準点
(1)行政書士の業務に関し必要な法令等科目の得点が、122点以上である者
(2)行政書士の業務に関連する基礎知識科目の得点が、24点以上である者
(3)試験全体の得点が、180点以上である者
※合格基準については、試験問題の難易度を評価し、補正的措置を加えられることがあります。
ここで注意が必要なのは、合格基準(3)です。
(1)と(2)を満たしても合計146点なので(3)の要件を満たすことができません。
得意な科目があれば伸ばし、苦手な科目があれば最低限点数をとれるようになど、どの科目で残りの34点を獲得するのかを戦略を立てながら学習しましょう。
行政書士試験は、記述式1問につき20点と配点が高く、ある程度高い点数を取る必要があります。
多肢選択式 1問につき8点 空欄(ア~エ)1つにつき2点
記述式は苦手意識を持つ方も多いですが、文字数は40字程度で部分点もつきます。入れるべきキーワードを落とさないことを意識しながら文章を作成して高得点を狙いましょう。文章が苦手な方は、何を問われている問題なのか理解できるようになれば、入れるべきキーワードも分かるようになります。
行政書士試験の直近10年間の合格率は10%前後で推移しています。
▼直近10年間における行政書士試験結果の推移
年度 | 受験申込者数 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
令和5年度 | 59,460 | 46,991 | 6,571 | 13.98% |
令和4年度 | 60,479 | 47,850 | 5,802 | 12.13% |
令和3年度 | 61,869 | 47,870 | 5,353 | 11.18% |
令和2年度 | 54,847 | 41,681 | 4,470 | 10.72% |
令和元年度 | 52,386 | 39,821 | 4,571 | 11.48% |
平成30年度 | 50,926 | 39,105 | 4,968 | 12.70% |
平成29年度 | 52,214 | 40,449 | 6,360 | 15.72% |
平成28年度 | 53,456 | 41,053 | 4,084 | 9.95% |
平成27年度 | 56,965 | 44,366 | 5,820 | 13.12% |
平成26年度 | 62,172 | 48,869 | 4,043 | 8.27% |
行政書士試験に合格するために、法律の学習初心者・仕事や家事、育児で忙しい方におすすめの勉強法を紹介します。
行政書士試験では、科目によって配点が異なります。
法令等科目の中でも特に配点の高い、行政法と民法を中心に対策しましょう。
反対に配点の低い科目は、出題頻度の高い分野や重要事項を中心に、深入りせずにコンパクトに学ことがポイントです。
重要度に応じて、メリハリをつけて学ぶことで、合格までの学習が効率化されます。
▼行政書士試験の配点
試験科目 | 出題形式 | 出題数 | 満点 | |
法令等科目 | 択一式 | 5肢択一式 | 40問 | 160点 |
多肢選択式 | 3問 | 24点 | ||
記述式 | 3問 | 60点 | ||
計 | 46問 | 244点 | ||
基礎知識科目 | 択一式 | 5肢択一式 | 14問 | 56点 |
合計 | 60問 | 300点 |
※問題数と配点は試験実施年度ごとに変わる場合があります。当該受験年度の正確な配点を保証するものではないため、あくまで目安として捉えてください。
出題傾向を掴むと、問題文を読んだ時に「何について問いたい問題なのか」分かるようになります。過去問を繰り返し解いて、出題傾向を掴みましょう。
一方で、過去問を繰り返し解いていると、答えを覚えてしまうこともあると思います。その場合は、答えを覚えるのではなく理解して解けるようになるまで繰り返すことを意識しましょう。過去問を丸暗記するだけだと、文章のニュアンスが変わっただけで問題が解けなくなってしまいます。
なぜその答えになるのか、条文・判例を確認しながら理解を深めていきましょう。
勉強のためにまとまった時間を取るのが難しいなら、休憩時間や通勤時間、家事の合間などのちょっとしたスキマ時間を活用がおすすめです。行政書士試験合格に必要な勉強時間は500〜1,000時間程度と言われているので、時間を確保するために学習環境を整えましょう。
今回取り上げた行政書士試験について、ポイントをおさらいしておきましょう。
行政書士試験は難易度が高めですが、努力次第で合格を目指せる資格です。
法律の学習に慣れていないと、どこまで学習すればいいのか悩む方も多いので、
効率的に学習したい方は「スタディング 行政書士講座」をぜひチェックしてみてください。
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