行政書士試験の受験申込には、写真を同封する必要があります。郵送による受験申込でしたら、主に写真の大きさに注意すれば良いのですが、インターネットによる申込の場合には、さらに細かな決まりがあります。
申込日ギリギリで慌てないためにも、事前にしっかりとルールを把握しておきましょう。
行政書士試験の受験申込写真の基本的なルール
行政書士試験の出願には顔写真の同封が必要であり、こちらは試験当日、受験者の本人確認用に使用されます。顔写真が実物と大きく異なる場合や本人確認が難しい場合には、試験監督員が説明や運転免許証等の提示を求めることがありますので注意してください。
受験申込写真、郵送申込の場合
適正な写真サイズが決められています。指定の寸法を満たしていなかったり、ピンボケしていたりすると、受け付けてもらえないこともあるので注意しましょう。
- 正面上半身像の縦4cm×横3cmの大きさで画像の鮮明なカラー写真
- 顔の寸法は、頭頂からあごまでが、2.5cm以上3cm以下のもの
- 顔が指定の寸法に収まっている
- 受験申込者本人のみが撮影されている
- 焦点が合っている(ピンボケしていない)
- 受験願書提出前3ヶ月以内に撮影したもの
- 無背景であるもの(白、水色、グレー等の無地背景)のもの
- 無帽で影がないもの
なお、写真が次の状態の場合は受付されませんのでご注意ください。
- 指定の寸法を満たしていないもの
- 背景に人物や景色等が写っているもの
- ピントが合っていないもの
- 画像処理したもの(縦長、横長等)
- 目を閉じているもの
- 正面を向いていないもの
- 顔や頭部が切れているもの
- めがねのフレームや前髪等で目元が見えないもの
- めがねのレンズに光が反射しているもの
- 帽子、マスク等を着用しているもの
- 受験写真として不適当なもの(集合写真やスナップ写真などから切り抜いたもの)
- カラー写真でないもの
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インターネット申込の場合、写真には細かなルールあり
インターネット申込では、受験写真をデータ添付することになりますが、サイズやファイル形式などの決まりごとがあります。
顔写真画像の正式なサイズ
- ファイル形式:JPEG形式
- ファイルの規格:ファイルの拡張子が「jpg」ファイル
- ファイルのサイズ:顔写真のサイズは、高さ320・幅240ピクセルであるもの
また、適切な顔写真画像として、下記のように準備する必要があります。
- 正面上半身像の高さと幅の比率が概ね4:3で、鮮明なカラー写真画像(顔の大きさが全体の3/4程度)
- 無背景(白、水色、グレー等の無地背景)のもの
- 受験申込者本人のみを撮影したもの
- 受験申込み前3か月以内(令和4年5月1日以降)に撮影したもの
- 無帽で影がなく正面を向いたもの
なお、下記の場合は受け付けられないとされていますのでご注意ください。
- 背景に人物や景色等が写っているもの
- ピントが合っていないもの
- 高さと幅の比率が概ね4:3でないもの
- 目を閉じているもの
- 正面を向いていないもの
- 顔や頭部がきれているもの
- めがねのフレームや前髪等で目元が見えないもの
- めがねのレンズに光が反射しているもの
- 帽子、マスク等を着用しているもの
- 受験写真として不適当なもの(集合写真やスナップ写真などから切り取ったもの)
- カラーでないもの
また、さらに細かい注意事項もあり、メガネをかけて受験する人は、受験のとき使用するものと同じメガネをかけた状態の顔写真が必要となりますので、注意しましょう
郵送、インターネットでの受験申込み用の受験写真についての詳細は、一般財団法人行政書士試験研究センターの試験案内をご確認ください。