ITパスポート試験の採点方法は?IRT方式・合格基準点を徹底解説

ITパスポート試験の採点方法は「IRT方式」です。IRT方式で評価が決まり、合格・不合格が決定します。

この記事ではIRT方式とはどんなものか、また合格基準点など合格に必要な知識について解説していきます。

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目次 Contents

ITパスポート試験の採点方法は?IRT方式・合格基準点を徹底解説


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ITパスポート試験の採点方法はIRT方式

ITパスポート試験は、IRT方式という採点方式で採点されます。

IRTとは「Item Response Theory」の略で、日本語では項目応答理論といいます。

IRT方式では、一般的な試験のように「一問あたり何点」といった採点基準は存在しません。

試験が行われた後、受験者の解答結果にもとづいて評価点が算出されます。


IRT方式のメリット

このIRT方式で採点される試験には、どのようなメリットがあるのでしょうか。

以下の2点のメリットについて解説します。

  • 試験の難易度による格差がなくなる
  • CBT方式と相性が良い


試験の難易度による格差がなくなる

1つ目は、試験の難易度による格差がなくなることです。

一般的な資格試験では、問題によって難易度が変わることがあります。

難易度を一定に保つことは非常に難しく、問題ごとの配点が決まっていると、難易度が高かった場合に合格者が少なくなってしまうという問題点があります。

採点方法がIRT方式の場合、こうした難易度による格差をなくすことができます。

IRT方式は、試験が終わったあとに受験者の解答結果を見てから評価点が決まるため、問題の難易度による不公平を防ぐことができるのです。


CBT方式と相性が良い

2つ目は、CBT方式と相性が良いことです。

ITパスポート試験は、CBT方式というコンピュータを用いた受験方法で実施されます。

CBTとは「Computer Based Testing」の略で、パソコンの画面上に表示された問題に対し、マウスやキーボードを使用して解答する方法です。

IRT方式なら問題の難易度と関係なく試験ごとに評点が決まるため、いつどの試験を受験しても公平な評価を受けられます。

そのため、パソコンを使って常時受験できるCBT方式の試験にぴったりの採点方法だといえるでしょう。


ITパスポート試験には合格基準点がある

ITパスポートの合格基準は以下の通りです。

合格基準 総合評価点

600点以上/1,000点(総合評価の満点)

分野別評価点
ストラテジ系  300点以上/1,000点(分野別評価の満点)
マネジメント系 300点以上/1,000点(分野別評価の満点)
テクノロジ系  300点以上/1,000点(分野別評価の満点)
※総合評価点が600点を超えていても、分野別評価点のいずれかが300点未満の場合は、不合格となります。


ITパスポート試験に合格するには、上記の通り全体で6割、3つの分野でそれぞれ3割以上の評価点を獲得する必要があります。


ITパスポート試験の主な内容

試験日程 随時実施
受験資格 誰でも受験可能
試験会場 全国47都道府県の試験会場
出題分野 ストラテジ系(経営全般):35問程度

マネジメント系(IT管理):20問程度
テクノロジ系(IT技術):45問程度

試験時間 120分
受験方式 CBT(Computer Based Testing)方式
受験料 7,500円(消費税込み)
合格発表 受験した月の翌月15日前後に発表


ITパスポート試験の内容について、詳しくは以下のサイトをご参照ください。


【あわせて読みたい】ITパスポート試験とはどんな試験?難易度・勉強時間の目安を徹底解説


ITパスポート試験の合格基準について注意すべきこと

前述の通り、ITパスポート試験の合格基準点は総合評価600点以上、さらに分野ごとに300点以上を取得しなければなりません。

つまり、たとえ総合評価点が合格で600点を超えていても、分野別評価点のいずれかが300点未満の場合は、不合格になります。

総合評価だけでなく、すべての分野で合格基準以上の評価点を確保しなければならないことに注意して、試験対策をしましょう。


【あわせて読みたい】ITパスポート試験の配点は?採点方法と合格基準も徹底解説


まとめ

今回のポイントをおさらいしておきましょう。

  • ITパスポート試験は、IRT方式で採点される
  • IRT方式では結果をもとに評価点が算出されるため、難易度による格差がなくなる
  • ITパスポート試験に合格するには総合評価600点以上、さらに分野ごとに300点以上取得する必要がある

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