学習時間はどのように作ればいいですか? | |
自分の時間を効率よく成果を出せるよう「時間を仕分ける力」を身につけていきましょう! |
試験に合格に必要な「時間を仕分ける力」を身につけよう!
試験勉強が得意な人がいます。それほどガリ勉をしているようには見えないのに、スイスイと試験に合格してしまうのです。実は、そうした人は仕分け力を身につけていて、上手に仕分けをしながら学習に取り組んでいます。
注目したいのが「時間を仕分ける力」です。要領よく学習する人は、やみくもに学習に取り組むのでなく、自分の時間を上手に仕分けながら効率よく成果を出しています。
この点に関連して、受験者に多いお悩みの一つに「学習時間が足りない。」というものがあります。仕事や家事、学校などで忙しく、なかなかまとまった時間が取れないというお悩みです。
では、要領よく学習する人は時間が十分に使える特別な人達なのでしょうか。いえ、そうではありません。むしろ、大多数の受験者と同じように、学習に割ける時間はそう多くはないのです。要領よく学習する人が違うところは、学習時間がないということを学習できない原因とは考えず、どうすれば少ない時間を有効に使えるか、絶え間ない工夫をする習慣が身についている点なのです。
では、どんな工夫をしているのかということですが、まず、1日、1週間、1ヶ月という時間を常に意識しながら生活しています。時間というものを意識して生活を組み立てているのです。
私たちは、日常的には、用事・行事・家事・約束事といったイベントを意識しながら生活しています。「時間」は、そうしたイベントに付属した要素という程度の認識なのではないでしょうか。例えば、「この用事は来週月曜日の10時から始まる」とか「あの行事は来月の3日の午後3時からだ」などといった意識です。しかし、こうした意識では、イベントに振り回されてしまい、自分で自分の時間をコントロールすることが難しくなります。
これに対して要領よく学習する人達は、自分の時間をまるで空間を認識するかのようにリアルな大きさとして認識していて、「時間空間」のどこに何を納めるのか、あたかも部屋を整理整頓するように、常に時間を整理整頓しながら生活しています。
ですから、イベントに振り回されることもなく、むしろ、イベントを自分の「時間空間」の中に自由自在に配置しながら、学習に振り向ける時間スペースを上手に見つけ出し、有効活用しているのです。例えば、毎日のわずかな通勤時間という時間スペースを仕分けして、貴重な学習時間に変えるといったイメージです。そのように考えると、スタディングは、毎日のわずかな通勤時間を上手に仕分けして学習時間に変えるという、「時間を仕分ける力」の練習ツールでもあるわけです。
このように、時間の大きさをハッキリと認識することを前提に、用事、行事、家事、約束事、そして学習という人生パーツをはめ込むスペースを主体的に仕分けできるようになると、少ない時間を最大限、有効活用した効率的な学習が可能となります。ぜひ「時間を仕分ける力」を身につけましょう。