ITパスポート試験で電卓は持ち込みOK?
ITパスポート試験において、電卓の持ち込みはNGとされています。
ITパスポート試験では計算問題が出題されますが、電卓を持ち込むと不正行為とみなされて試験の採点が実施されなくなってしまいます。
ITパスポート試験の計算問題はどうやって計算する?
それでは、電卓を使わずにどうやって計算問題を解けばよいのでしょうか。
ITパスポート試験における計算問題の解き方を解説します。
- ITパスポート試験の計算問題は手計算(筆算)でおこなう
- メモ用紙と筆記用具は会場で用意される
ITパスポート試験の計算問題は手計算(筆算)でおこなう
ITパスポート試験の計算問題は、電卓を使わず、すべて手計算でおこないます。
試験会場でメモ用紙が配布されるので、自分で筆算などを書き込みながら計算をしましょう。
基本的にITパスポート試験では、手計算でおこなうのが難しいレベルの計算問題が出題されることはありませんので大丈夫です。
メモ用紙と筆記用具は会場で用意される
手計算をする際のメモ用紙と筆記用具は、試験会場で用意されたものを使用します。
自分で持参したメモ用紙や筆記用具は使用できないため、注意してください。
ITパスポート試験とは?
ITパスポート試験とは、どのような試験なのでしょうか。
ここからは試験の概要や申し込み方法、当日の流れなどについて詳しく説明します。
- ITパスポート試験概要
- ITパスポート試験の申し込み方法
- ITパスポート試験当日の流れ
ITパスポート試験概要
項目 | 内容 |
試験時間 | 120分 |
出題数 | 小問:100問(*1) |
出題形式 | 四肢択一式 |
出題分野 | ストラテジ系(経営全般):35問程度
マネジメント系(IT管理):20問程度 テクノロジ系(IT技術):45問程度 |
合格基準 | 総合評価点600点以上であり、かつ分野別評価点もそれぞれ300点以上であること
総合評価点 600点以上/1,000点(総合評価の満点) 分野別評価点 ストラテジ系 300点以上/1,000点(分野別評価の満点) マネジメント系 300点以上/1,000点(分野別評価の満点) テクノロジ系 300点以上/1,000点(分野別評価の満点) |
試験方式 | CBT(Computer Based Testing)方式(*2)
受験者はコンピュータに表示された試験問題に対して、マウスやキーボードを用いて解答します。 |
採点方式 | IRT(Item Response Theory:項目応答理論)に基づいて解答結果から評価点を算出します。 |
(*1)総合評価は92問、分野別評価はストラテジ系32問、マネジメント系18問、テクノロジ系42問で行います。残りの8問は今後出題する問題を評価するために使われます。
(*2)身体の不自由等によりCBT方式で受験できない方のために、春期(4月)と秋期(10月)の年2回、筆記による方式の試験を実施します。
ITパスポート試験実施概要の詳細については、以下のページを参照してください。
【あわせて読みたい】ITパスポート試験とはどんな試験?難易度・勉強時間の目安を徹底解説
ITパスポート試験の申し込み方法
ITパスポート試験の詳しい申し込み方法については、以下のページで解説しています。
これから申し込みをする方は先にリンク先の記事を確認してください。
【あわせて読みたい】ITパスポート試験の受験料は?申し込み方法と注意点を徹底解説
ITパスポート試験当日の流れ
ITパスポート試験当日の詳しい流れを知りたい方はこちらを確認してください。
【あわせて読みたい】ITパスポート試験の際に用意するもの
ITパスポート試験当日に必要な持ち物
ITパスポート試験当日に必要な持ち物は、以下の通りです。
- 確認票
- 有効な期限内の顔写真付き本人確認書類
- 試験会場に持ち込めるもの以外を収納するカバン
確認票は、試験前日までに余裕をもってダウンロードをして、印刷しておきましょう。
また、本人確認書類は以下の顔写真付き証明書から1点が必要となります。
- パスポート
- 運転免許証(仮運転免許証を含む)
- 住民基本台帳カード(顔写真付き)、マイナンバー個人番号カード(顔写真付き)
- 特別永住者証明書、在留カード
- 身体障害者手帳(顔写真付き)
- 社員証(次の①~③の要件を満たすもの)
ITパスポート試験中の机上に置ける持ち物
ITパスポート試験で試験中の机上に置けるものは、以下の通りです。
- 確認票
- 会場で配布される受験者注意説明書、メモ用紙、シャープペンシル
- ハンカチ、ポケットティッシュ、目薬
ITパスポート試験当日の机上に置いてはいけない持ち物
前述の机上に置ける持ち物以外は、すべてロッカーに預けるかカバンに入れて足元に置いておくことになります。
携帯電話などの電子機器や時計(腕時計)を机上に置くことはできません。
時間は、パソコンの画面上の表示を見て確認します。
また、マスクや眼鏡を机上に置くことはできますが、眼鏡ケースなどを持ち込むことはできませんので注意しましょう。
まとめ
最後に、今回のポイントをおさらいしておきましょう。
- ITパスポート試験に電卓は持ち込めない
- ITパスポート試験の計算問題は手計算で解く
- 手計算をする際は会場で配布される白紙とボールペンを使用する
ITパスポートの計算問題は、きちんと対策をしておけば計算が苦手な人でも解けるレベルの問題がほとんどです。
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