すべての社会人が得るべきIT知識を体系的に学べるITパスポートは、現代のビジネスの「必修科目」です! スタディングでこれからの社会に活きるIT知識を効率的に楽しく学んでください!!
情報化が進み、日本の社会人全般に求められるITに関する知識やスキルは、日に日に高度になっています。ほんの数年前までは、ITを使いこなせなくても十分に仕事ができる環境があり、一方ITを使いこなす人はスペシャリストとして扱われていました。しかし、現在では、誰もがITを活用できなければならなくなっています。特に近年では、スマートフォンの普及に伴いネットワーク機器の日常生活への浸透や、「AI」「IoT」の登場といった我々人間とコンピューターやネットワークとの関わり方もより深く密接になってきています。
そのため、2009年度に「初級システムアドミニストレータ」から置き換わった「ITパスポート」の試験要綱の中では、“職業人が共通に備えておくべき情報技術に関する基礎的な知識をもち、情報技術に携わる業務に就くか、担当業務に対して情報技術を活用していこうとする者”が対象とされています。
前身の「初級システムアドミニストレータ」がビジネスにおけるユーザー側の「ITリーダーを目指す人のための資格でしたが、その対象が「社会人全てのひと」が対象に変わった点がポイントであり、これは現代の社会人にとってITの知識は必須であるということを意味しています。
この変化には、企業活動の中でIT、とりわけ業務システムを活用することが常識になった背景があります。業務システムはエンジニアのみで開発するものではなく、むしろ業務に精通したユーザーを中心に開発を進める必要があります。なぜならば、エンジニアはあくまでITの専門家であって、実際にシステムを使うのは他でもないエンジニア以外の社会人だからです。経営戦略をベースにきめ細やかな配慮に富んだシステムを取り入れて有効活用するには、業務システムのユーザーもITに精通する必要があるということです。
ITパスポートのシラバス=試験範囲には、このプロセスが存在します。経営戦略をきっかけにした事業戦略、そしてその戦略目標を達成するために必要なシステムを手に入れ活用するシステム戦略。このシステム戦略の中で、必要なシステムを把握し、エンジニアとともにシステムを導入し、その後の運用を円滑に進める。このために必要なITに関する基礎知識から、プロジェクトマネジメントやサービスマネジメントを含めてこの資格の骨組みは出来上がっています。
社会人すべての人が業務システムを活用する現在、これらの能力は誰もが手に入れるというのがITパスポートの目的であるということを理解し、そのシステム導入の旗振り役になった時のことを意識しながら学習することで、資格合格で終わらず、そこで得た知識を有効に活用して業務に活かし評価される未来が待っているとお考え下さい。
社会的にも業務に直結したシステムを活用し、安全に運用するための知識を体系的に学べるITパスポートは、今後も評価を高め続けていくことになるはずです。本講座が皆様のITパスポート合格への近道として、活用いただければ幸いです。