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ITパスポート試験に合格しました!次はほかの情報系資格に挑戦したいのですが、どのようなものがありますか? |
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ITパスポート試験の上位資格に、基本情報技術者試験などといった資格があります。 |
ITパスポート試験は、情報処理技術者試験の中で、入門編のような位置づけの資格です。ITパスポート試験合格に向けた学習で、情報処理技術者試験自体に興味が沸いた方は、ぜひ上位資格への挑戦をお勧めします。
というのも、ITパスポート試験の出題範囲は、下記の図の上位試験の出題範囲と骨格がほぼ同様なので、0から試験対策を始めるよりも、ぐっと対策がしやすくなります。
今回は情報処理試験の中でも、ITパスポート試験合格後に比較的取り組みやすい「基本情報技術者試験」をご紹介します。
※(参考:情報処理推進機構https://www.ipa.go.jp/shiken/index.html)
基本情報技術者試験では、情報システム開発を行う業務で必要になる技術的な知識・用語が多岐にわたり出題されます。また、将来プログラマ・システムエンジニアなどの専門職を目指している方には、登竜門的な資格となっています。対象者像として「高度IT人材となるために必要な基本的知識・技能を持ち、実践的な活用能力を身に付けた者」とされています。
ITパスポート試験が「社会人すべてを対象にしたIT教養の習得」を目的にしているのならば、基本情報技術者試験は「IT業界人を対象としたIT基礎知識の取得」を目的としています。
科目A試験 | 科目B試験 | |
試験時間 | 90分 | 100分 |
出題形式 | 多肢選択式(四肢択一) | 多肢選択式 |
出題数 解答数 |
出題数:60問 解答数:60問 |
出題数:20問 解答数:20問 |
※ITパスポート試験とは大きく違う点は、科目A試験と科目B試験の二つの試験に分かれている点です。また、ITパスポート試験と比べ、試験時間も長くなっています。
※試験名の科目A試験、科目B試験、免除試験は試験名称です。科目A試験と科目B試験は同日受験となる旨が試験実施団体であるIPAより発表されています。
科目A試験は四肢択一制の多肢選択式での出題形式となります。ITパスポート試験と同様のCBT形式で実施されます。基本情報処理試験の科目A試験は、ITパスポート試験の出題範囲とほぼ同様の問題が出題されます。テクノロジ系は多少知識が深くなりますが、ITパスポート試験に合格していれば、それほど難しくはありません。
科目B試験では、科目A試験と同様に多肢選択式の出題形式となりますが、問題文がITパスポート試験よりも若干長くなるため、解答のためのヒントを見つけるのが、ITパスポートと比べるとやや高度になります。
また、科目B試験は、擬似言語によるプログラミングの出題が8割となるため、対策が必須となります。
「基本情報技術者試験」は2022年下期までの間は、上期・下期の年2回の開催でしたが、2023年4月よりITパスポート試験と同様の通年実施となる旨が発表されています。
基本情報技術者の試験会場は全国47都道府県の設置されている「テストセンター」で行われます。
受験希望の「テストセンター」について株式会社 シー・ビー・ティ・ソリューションズのホームページでご確認ください。
「基本情報技術者試験」、「ITパスポート試験」等の情報処理技術者試験の受講料は一律7,500円となります。
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