ベンダーニュートラル資格とは?国家資格やベンダー資格との違いや種類を解説

ベンダーニュートラル資格とは、特定の企業やメーカーに依存していない資格のことです。そのほか、IT資格にはベンダー資格や国家資格もあります。

IT資格は種類が多いため、どれを取得すれば良いか分からないと悩む人もいるでしょう。

本記事では、ベンダーニュートラル資格の概要や資格の一覧、他の資格との違いについて解説します。

IT系の資格は多種多様!!

ここ近年、企業、学校など、様々な分野でIT化が進んでおり、IT系の業界を目指す方はもちろんのこと、IT業界以外の場でも、IT資格保有者はその能力を必要とされるため、その重要性は年々高まりつつあります。

IT系の資格を保有しているということは、その人の能力を証明することになります。そのためIT資格はIT業界への就職・転職を考えている方、もしくは、職場内での昇格を目指している方にとって、周りに自分の能力をアピールできる武器になります。

しかし、一言にIT系資格と言っても、その種類は実に様々です。特にIT系分野が未経験な方にとっては、どのIT資格が自分にとって必要なのか迷ってしまう事もあるでしょう。

今回は、IT系資格の代表的なものをご紹介していきます。


ベンダーニュートラル資格とは?

ベンダーニュートラル資格とは、ベンダー資格とは異なり、企業・メーカー・国等に依存していない資格のことを言います。主に、インターネットに関連する技術を認定するものの他、情報処理技術も特定の企業・メーカーの製品に依存しないので、ベンダーニュートラル資格の1つと言えます。

ベンダーニュートラル資格の種類一覧

資格名実施団体試験方式
実施日
概要
Linux技術者認定試験
(Linux Professional Institute Certification)
通称:LPIC
LPI日本支部CBT方式随時Linux技術者としての技術力を認定するIT資格
HTML5プロフェッショナル認定試験特定非営利活動法人
エルピーアイジャパン
(LPI-Japan)
CBT方式随時HTML5、CSS3、JavaScriptなど最新のマークアップに関する技術力と知識を、公平かつ厳正に、中立的な立場で認定する認定資格

ベンダーニュートラル資格を取得するメリット

ベンダーニュートラル資格を取得するメリットは、以下のとおりです。

  • 実務に活かせる
  • スキルを証明できる
  • 就職や転職で評価されやすい

ベンダーニュートラル資格は、応用的な知識や技術を身につけられます。難易度の高い資格もあるため、職場からの評価につながりやすいです。


ベンダーニュートラル資格以外の資格の種類

ベンダーニュートラル資格以外の資格の種類は、以下のとおりです。

  • ベンダー資格
  • 国家資格・国家試験

各資格の概要を解説します。

ベンダー資格

ベンダー資格とは、IT関連製品を製造・販売しているベンダー(企業やメーカーなど)が、自社製品について、一定の知識や技能を持っていることを認証する民間資格です。

ベンダー資格には難易度の高いものも多くあり、資格取得は簡単ではありませんが、実務スキルがすぐに身に付き、企業に対しても、ベンダー製品の習得度を証明することができるので、実用的な資格と言えます。

ベンダー資格の種類一覧

資格名ベンダー名
試験方式
実施日
概要
シスコ技術者認定(Cisco Career Certifications)シスコシステムズCBT方式随時Ciscoルータ、Catalystスイッチに関する技術力の証明、ネットワークエンジニアの技能を認定するベンダー資格。
オラクルマスター (ORACLE MASTER)日本オラクルCBT方式随時「Oracle Database」シリーズを扱う技術力を認定するベンダー資格
マイクロソフト オフィススペシャリスト
(Microsoft Office Specialist 通称:MOS)
マイクロソフトCBT方式随時「Microsoft office」(Word、Excel、PowerPoint)のパソコンソフト利用技術を証明するベンダー資格。

▼ベンダー資格を取得するメリット

ベンダー資格を取得するメリットは、以下のとおりです。

  • 実務で役立つ製品知識が身につく
  • 受験機会が多く、挑戦しやすい
  • 国際的な認知度が高い資格が多い

ベンダー資格は、特定の製品やサービスに特化した知識やスキルを証明できます。習得した内容をそのまま実務で活かすことが可能です。

また、民間企業が実施するため、受験機会が多いのもメリットです。世界的に知られている資格が多く、グローバルなキャリアも目指せます。


国家資格・国家試験

国家資格・国家試験とは、法律に基づいて国が認定する公的な資格です。合格すれば国からスキルを認められた証明となり、昇進や転職時の評価にもつながりやすくなります。

近年では、IT人材のニーズが高まっており、IT系の国家資格を取得する人も増えています。

国家資格・国家試験の種類一覧

(出典:情報処理推進機構https://www.ipa.go.jp/shiken/kubun/list.html

IT系の国家試験と言えば「情報処理技術者試験」が代表として挙げられます。国がITに関する知識・技能が一定水準以上であることを認定する資格となります。対象者別(IT利活用者、情報処理技術者)、レベル別(基本、応用、高度)、専門別(9区分)に試験体系が構築されています。

ITパスポート試験は、情報処理技術者試験の中では、IT利活用者を対象にした入門レベルに当たります。その後、基本情報技術者試験、応用情報技術者試験と、低いレベルの試験からはじめて、高いレベルの試験を目指すことで、スキルを着実に向上させていきます!

▼国家資格・国家試験を取得するメリット

国家資格・国家試験を取得するメリットは、以下のとおりです。

  • 有効期限を設けていない資格が多い
  • 民間資格と比べて受験料が安い
  • 就職や転職で高く評価される

国家資格は、国が認定する公的な資格であり、信頼性が高いです。民間のベンダー資格やベンダーニュートラル資格と比べると受験料が安く、挑戦しやすいのもメリットです。

とくにIT系の国家資格は多くの企業で認知されており、就職・転職時のスキル証明にもなります。キャリアアップを目指すなら、取得して損はないと言えるでしょう。


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まとめ

IT系資格には、ベンダーニュートラル資格、ベンダー資格、国家資格があります。自分の目的やキャリアプランに合った資格を選ぶことがスキルアップへの近道です。

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