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自分を深く納得させて取り組もう

勉強しなきゃいけないことは分かってるんですけど、やる気がなかなか出ません。
「なぜ、自分はそれをやるべきなのか?」という問いに対して、自分を深く深く納得させて、
「意思のチカラ」を効果的に使っていきましょう。

やりたいことが思い浮かばない人もいるかもしれません。

でも、ゆっくり寝たい!とか、何もしないでボーッとしていたい!というのも、
とりあえず今、自分が「やりたいこと」だと考えていいのではないでしょうか。

やりたいことをやるのに特別な意思のチカラは必要ありません。
やりたい!という気持ちのままに行動すればよいのですから。

この「やりたい!という気持ち」のことをモチベーションといいます。
そこで、もし、何らかの取り組みがあって、それがあなたの「やりたいこと」だとしたら、
特にメンタルトレーニングなんて必要ありません。

しかし、この社会で生きていくうえで、すべてが「やりたいこと」というわけにはいきません。
むしろ多くのことが「やるべきこと」というグループに入っています。
「やるべきこと」のグループには、例えばあまり面白くない仕事だとか、
家庭生活での雑用など、様々なものが含まれます。

それほどやりたいことではないけれど、生活のため、将来のため、
とりあえずやらざるを得ないもの、そんなことはたくさんありますよね。

でも、困ったことがあります。
「やるべきこと」の中には、やらなければならないことはわかっているんだけど「なかなかやれないこと」があるのです。
苦手な仕事や試験勉強、めんどくさい家事なども、その「なかなかやれないこと」のグループかもしれません。
その結果、ずるずると後回しになってしまい、だんだんココロの重荷になっていってしまう場合もあります。

それが「やるべきこと」なのに「なかなかやれないこと」ならば、「やりたい気持ち」が起こるまで待っていてはいけません。
「やりたい気持ち」が自然にわきあがってくるということはめったにないからです。
この場合に必要なことは「意思のチカラ」を発揮させることです。

なんだかむずかしそうですか?でも、実はかんたんです。
あなたは甘い物が好きですか?
例えば、ここの甘いお菓子が5個あって、4個まで食べたとします。
でもダイエットを考えると残りの1個は食べないほうがいい。
そう考えてグッとがまんして残りの1個は明日食べることにした場合、
それはあなたの「意思のチカラ」が働いたのです。

「やるべきこと」なのに「なかなかやれないこと」があるなら、
それはあなたの「意思のチカラ」を効果的に使う方法を学ぶことで「自在にやってしまえる」ようになります。

「意思のチカラ」にエネルギーを供給しているのは「納得」というココロの状態です。
別の表現で「腹落ち」ともいいます。

試しに、あなたにとって「なかなかやれないこと」がどれくらい「納得」できているか、かんたんなテストをしてみましょう。
次の質問を正直に考えてください。

あなたは、なぜ、その仕事や勉強などをやらなければならないと思っているのですか?
あてはまるものをすべてチェックしてください。

※ なお、〜には具体的な文章を入れてください。

  • 「誰か(親や上司など)から〜と言われたから」
  • 「やらないと誰か(親や上司など)に〜としかられたり、悪く思われるから」
  • 「それは自分にとって〜の理由で必要だから」
  • 「やらないと何となく不安だから」
  • 「やらないと自分の将来の〜という目的が実現できないから」
  • 「やらないと恥ずかしいから」
  • 「本音ではよくわかっていないが、なんとなくやるべきだと思うから」

いかがでしょうか。
何となく分かってきたと思いますが、あなたが「やるべきこと」について十分な深さで納得できていれば、
3とか5を選び、しかも「〜」の中をしっかりと具体的に書くことができるはずです。

反対に、あなたが「やるべきこと」について浅いレベルでしか納得できていないならば、
1、2、4、6、7を選ぶか、あるいは、3か5を選んでも「〜」の部分があいまいな内容になっているはずです。

もし、あなたが自分の「意思のチカラ」を自在に発揮させ、「やるべきこと」にどんどん立ち向かっていけるようになりたければ、
「なぜ、自分はそれをやるべきなのか?」という問いに対して、自分を深く深く納得させる必要があるのです。

自分を深く納得させられればさせられるほど、実行へのエネルギーがわき出てきます。