既知から未知へ

学習は「既知から未知へ」の順番で進めましょう!

よく分からない単語があると頭に入らなくて勉強が進まないんですが、どうすればいいですか?
「知っている知識」と「知らない知識」の境界線はどこかという問題意識で学習対象を検討してみましょう。

例えば、次の文章を一読して意味がお分かりになりますか?

「リポジトリを修正したら、デプロイしておいてください。」

これはシステム開発担当のエンジニアからもらったメールの一部です。
システムエンジニアでない普通の人間には意味不明ですよね。

それでは、こんな言葉はいかがでしょうか。

「kidaftari、mtoto、mnyama」

これはスワヒリ語ですが、ケニアあたりを旅行した経験でもない限り、どう読むのかすら分かりません。

いきなり「未知」と遭遇した場合、どんな感覚になるのか実感していただくために敢えて一例として取り上げてみました。
もちろん、それぞれちゃんとした意味があります。
意味はありますが、前提となる知識がない状態でこうした文章や単語を目にすると、まったく理解できないことになってしまいます。
もし、皆さんがお読みになるテキストが、このような「未知」の文章や単語で埋め尽くされているとしたらどうでしょうか。
おそらく、ほとんどの方が学習を継続することができず、途中で挫折することになると思います。

では、どうすればよいか。それは、「既に知っている知識」から「まだ知らない知識」へというステップをきちんと踏んで学習することです。
例えば最初の例ですと、まず「リポジトリ」というのは、データやプログラムの保管場所のことを指すということを知らなくてはなりません。
システム開発の現場では複数のエンジニアの共同作業で開発を進める場合が多いので、
データやプログラムを管理しやすいように共通の保管場所を社内サーバの中に設けますが、これをリポジトリというんですね。
普通の事務所ならキャビネットに書類ファイルを集めて共同利用するようなイメージですね。

次に「デプロイ」というのは、外部のWebサーバにプログラムなどをインターネット経由でインストールすることを言います。
普通のパソコンにソフトウエアを入れることをインストールといいますが、
同じような作業をインターネット経由で外部のサーバに対して行う場合、特に「デプロイ」と呼ぶわけです。

以上の前提知識を学習した上で先ほどの文章を見直してみますとエンジニアがメールで伝えたかったことは
「社内サーバの保管場所に置いてあるプログラムを修正したら、
それを外部のWebサーバにインターネット経由でインストールするところまでやっておいてください。」

という意味になります。

同じように、スワヒリ語についても「kidaftari(キダフタリ)、mtoto(ムトト)、mnyama(ムニャマ)」は
それぞれ「手帳、子供、動物」という意味です。

この場合、日本語で「手帳、子供、動物」の意味を知っている人なら、当然、それぞれのスワヒリ語の意味も理解できます。
このように、既に知っている知識(「保管場所、インストール」「手帳、子供、動物」)を手掛かりにして初めて、
まだ知らない知識(「リポジトリ、デプロイ」「kidaftari、mtoto、mnyama」)を理解することができるわけです。

ですから、ご自分が力を入れて学習に取り組むべき箇所を明確にするには、既知と未知の境目、
つまり、「知っている知識」と「知らない知識」の境界線はどこかという問題意識で学習対象を検討してみることが必要です。

また、学習のための講義や教材を選ぶ際も、ご自分の既に知っている知識からきちんと説き起こしてくれ、
しかもこれまで知らなかったレベルの知識まで導いてくれるものを選択するとよいということになります。


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