【おすすめ勉強法編】ITパスポート試験に合格するコツ6選
ITパスポート試験に合格するための勉強方法には、いくつかのコツがあります。
以下の6つのコツについて解説していきますので、ぜひ参考にしてください。
- 過去問を理解するまで何度も解く
- インプットしたらすぐにアウトプットする
- スキマ時間を使って勉強時間を確保する
- 出題の多い分野に絞って勉強する
- 計算問題は公式を暗記する
- 模擬試験を受けて本番環境に慣れておく
1. 過去問を理解するまで何度も解く
1つ目は、過去問を理解するまで何度も解くことです。
過去問対策は、ITパスポート試験の合格を目指す際に非常に有効です。
ただし本番では、過去問に近い内容の問題が出ることはあっても、完全に同じ問題が出ることはほとんどありません。
そのため答えをただ暗記するのではなく、解き方を理解するまで繰り返し解いてみることが重要です。
過去問はなるべく数年分を入手して何度も解き、間違えた問題は入念に復習しておきましょう。
2. インプットしたらすぐにアウトプットする
2つ目は、インプットしたらすぐにアウトプットすることです。
初心者がITパスポート試験対策をするなら、知識のインプットは必須です。
しかしインプットだけをしていても実際に問題を解く経験が無ければ、試験問題が解けるようにはならないでしょう。
試験合格を目指すなら、このアウトプットを通して知識を定着させることが必要不可欠です。
インプットした知識は、なるべく早く問題に挑戦することでアウトプットしましょう。
たとえば、講義を見たりテキストを読んだりしてある程度知識のインプットをしたら、早めに問題を解いてください。
ここで間違えた問題や、わからなかった問題についてはもう一度インプットし直し、もう一度解いてみましょう。
3. スキマ時間を使って勉強時間を確保する
3つ目は、スキマ時間を使って勉強時間を確保することです。
学校や仕事で忙しい人が、毎日まとまった勉強時間を作るのは難しいでしょう。
その際は通勤や通学時間、昼休みなどといったスキマ時間を有効活用すれば、動画やテキストを見たり問題を数問解いたりできます。
こうした数分単位のスキマ時間での勉強を積み重ねていけば、結果として十分な勉強時間が確保できるのでおすすめです。
4. 出題の多い分野に絞って勉強する
4つ目は、出題の多い分野に絞って勉強することです。
ITパスポート試験の問題は、ストラテジ系・マネジメント系・テクノロジ系という3つの分野から幅広く出題されます。
試験勉強をするにあたって、出題範囲をやみくもに丸暗記しようとする人もいるでしょう。
しかしITパスポート試験は出題範囲が広いため、すべてを網羅しようとすると時間がかかりすぎて効率が悪くなってしまいます。
効率良く勉強するには、頻出分野に絞って勉強する方法が有効です。
まずは過去問などでよく出題されているテーマや用語をつかみます。そして、それらを集中して学ぶようにしましょう。
5. 計算問題は公式を暗記する
5つ目は、計算問題の公式を暗記することです。
ITパスポート試験では、計算問題がいくつか出題されます。
計算に苦手意識がある人もいるかと思いますが、この計算問題を捨ててしまうのは非常にもったいないことです。
過去問を解いてみるとわかりますが、ITパスポート試験の計算問題は出題のパターンがある程度決まっています。
公式を覚えていれば当てはめるだけで解けますので、よく出題される問題の公式は暗記しておくと良いでしょう。
6. 模擬試験を受けて本番環境に慣れておく
6つ目は、模擬試験を受けて本番環境に慣れておくことです。
ITパスポート試験は筆記試験ではなく、CBT(Computer Based Testing)方式で実施されています。
CBT方式とは、コンピュータを用いた受験方式です。
受験者はパソコンの画面上に表示された問題に対し、マウスやキーボードを使って解答をします。
初めてCBT方式の試験を受ける場合、ややこしくて戸惑ってしまう可能性もあるため、前もって経験をしておくとよいでしょう。
オンラインで受けられる模擬試験などを活用すると、試験本番の環境を擬似体験できるのでおすすめです。
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【心得編】ITパスポート試験に合格するコツ2選
ITパスポート試験に合格するためには、勉強方法だけでなく心得におけるコツもあります。
以下の2つのコツについて解説をしますので、参考にしてください。
- 満点を目指さない
- 捨て問は迷わず捨てる
1. 満点を目指さない
1つ目の心得は、試験で満点を目指さないことです。
小学校、中学校、高校と、試験では「100点」を目指して勉強をするのが普通でした。
そして、しっかり頑張ると、試験によっては満点を取れることもありました。
少なくともクラスの誰かが満点を取った姿を見た記憶は大多数の方が持っているのではないでしょうか。
ですから、ついつい、「試験」と聞くと自然に「満点を目指す学習」をやってしまうのです。
しかし、資格試験では、これは大間違いです。
資格試験で失敗する典型例の1つが、この「満点を目指す学習」の結果なのです。
では、なぜ「満点を目指す学習」が資格試験ではダメなのでしょうか。理由は3つあります。
まず、そもそも資格試験では満点が合格点ではないからです。
試験の種類によって違いはありますが、満点でなければ合格できないという資格試験はありません。
次に、資格試験が出題範囲としている知識分野は、たいていの場合、どれも奥深いものだからです。
試験自体は合格しやすいものであっても、その対象としている知識分野は広大な裾野を持っていて、踏み込んで行けば限りなく広がっていくといった場合が少なくありません。
そこで「満点を目指す学習」を始めると際限が無くなるのです。
そして、資格試験の本質が、「合格させるための試験」ではなく、「振り落とすための試験」だからです。
まともな資格試験では全員合格ということは通常あり得ません。
必ず、合格者と不合格者が発生するような制度となっています。
そのため、試験問題を作成する担当者は、「どうすれば上手く合格者と不合格者をふるい分けられるような問題を作問できるか。」と考えます。
そして、学習の進んでいない人を引っ掛けるための試験技術を駆使した作問をします。
この試験技術の一つとして存在するものが「捨て問」です。
2. 捨て問は迷わず捨てる
2つ目の心得は、「捨て問」とは、合格者でも正解できないような枝葉末節の知識を、意図的に試験問題の中に入れ込んでおく試験技術です。
なぜそんな知識を出題するのかといえば、学習が進んでいない受験者を心理的に動揺させ、ふるい落とすためです。
しっかり学習できている受験者は、見たこともない知識が出題されても他の問題で十分合格点を確保できることを熟知していますから、特に動揺することなく、その問題を後回しにして、先に進むという冷静な対応ができます。
つまり、そうした問題は「捨てる」ことができるのです。
しかし、学習が進んでいない人は、1問でも取りこぼすまいと「捨て問」にこだわってしまい、時間ばかり消費してしまいがちです。
結果として、試験時間が足りなくなり合格点には届かないということになってしまいます。
こうした事情で過去問の中には合格に貢献しないような枝葉末節の知識まで含まれています。
しかし、「満点を目指す学習」という考え方の受験者は、過去問で出題されたのだから必要な知識なのだろうと考えて、そうした知識についてまで重箱の隅をつつくような学習をしてしまいがちなのです。
本番中に捨て問を見極めるには「考える時間をあらかじめ決めておき、それを過ぎたら自動的に次の問題へ行く」と決めておくと良いでしょう。
余計な時間をかけすぎず、得点できる問題を取り逃さないようにすることが大切です。
まとめ
最後に、今回のポイントをおさらいしておきましょう。
- ITパスポート試験に合格するには、過去問を使い出題範囲に絞って勉強をする
- インプットしたらすぐにアウトプットをして知識を定着させる
- スキマ時間を活用すれば勉強時間は確保できる
- 試験本番では満点を取ろうとせず、捨て問は迷わず捨てることが重要
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