ITパスポート試験は全国47都道府県に設置されている受験会場で随時開催されています。開催頻度は都道府県によって異なりますが、毎週~2回ほどのペースで行われているので、自分の都合に合わせて受験日を決めることができます。
会場毎に申込人数が設定されており、申込順で席が埋まっていきます。受験日を前もって決めておきたい場合は、早めの予約を心がけましょう。
※試験日程・試験会場についての詳細は以下をご確認ください。
CBT(Computer Based Testing)方式とは、コンピュータを用いた受験方式のことです。受験者は、マークシートや記述式のように実際に書く作業はせず、コンピュータで表示された問題に対し、マウスやキーボードを使用して解答していきます。
この方式を採用したことで、下記のようなメリットがあります。
●CBT方式を用いることにより、場所を問わず全国各地で受験することは可能となり、ITパスポート試験の受けやすさが向上。
●その場で採点されるので受験結果がすぐにわかる。
※CBT方式の特徴詳細については以下をご確認ください。
ビジネスのIT化が進み、ITパスポートに認知度が広まったこと、また、IT分野のカリキュラムが組み込んだ教育機関が増えてきたことにより、学生・社会人問わず、受講者数は年々増加しています。
ITパスポート試験は、国家試験である情報処理技術者試験の試験区分の中では、情報処理技術者試験の中では最も低い初級レベル(レベル1)に位置付けられています。ITを駆使した専門性の高いスキルではなく、あくまでITを利用する上での基礎的な知識が範囲となっているため、難易度は高くありません。
合格率はここ数年、平均50%前後となっていて、国家試験の中でも比較的取得しやすい試験です。
※学生・社会人別、年度別のデータはこちらより確認いただけます。
受験申込方法 | WEBからの申し込み |
試験日程・試験会場 | 全国47都道府県毎に試験日程・試験会場が設定 |
受験資格 | 受験資格は無。誰でも受験可能 |
出題形式 | ストラテジ・マネジメント・テクノロジ分野 合計:100問 |
試験形式 | CBT(Computer Based Testing)方式 |
受験料 | 7,500円 ※受験料が令和4年4月以降実施試験から改訂されました。詳細はIPA(情報処理推進機構)ホームページをご確認ください |
試験時間 | 120分 |
合格基準 | (a)各分野 300点以上/1,000点 かつ (b)総合評価点 600点以上/1,000点 |
|
業界、業種問わず、ITパスポート取得にはどのようなメリットがあるのでしょうか。
|
幅広い分野の知識が取得できる!ITパスポートでは、以下の知識をバランスよく習得することが可能となります。●業務上、必要なIT基礎知識情報システム、ネットワーク、データベースなどITに関する基礎知識が体系的に身につきます。 ●企業コンプライアンス・法令遵守に関する知識 知的財産権等に関する法律知識、コンプライアンス知識を習得することで、 ●経営全般に関する基礎知識ポートフォリオ分析、BSCなどの経営全般に関する知識、財務諸表・損益分岐点分析などの財務・会計知識の習得により、業務の課題把握・解決力の向上にITを活用することができます。 ●情報セキュリティに関する基礎知識情報セキュリティの基礎知識を身につけ、インターネット、電子メール、社内システムなどを業務で利用する際、機密情報漏洩・コンピューターウィルス感染を含めた様々なリスクがあることが理解できます。 |
|
IT系上位資格への挑戦につながる! ITパスポート試験は、情報処理技術者試験の中でも入門編となっています。 |
![]() |
就職・転職時に有利! IT化が進む現代社会において、IT活用なしにはビジネスも成り立ちません。企業でもITの基礎知識を習得している人材を求めています。その指標の一つとして、企業・省庁等の採用で、ITパスポートが活用されはじめています。 |