ITパスポートの有効期限はある?
ITパスポート試験の有効期限はありません。
ITパスポートは、受験した時点で「試験に合格できる基礎知識がある」と証明するものです。
ITパスポート試験受験から合格後までの流れ
ITパスポート試験の受験から合格後までの流れを見ていきましょう。
以下のステップごとに詳しく解説します。
- ITパスポート試験申し込み
- ITパスポート試験受験
- 合格発表
- 合格証書受領
1. ITパスポート試験申し込み
ITパスポート試験の受験申し込みは、ITパスポート試験の公式Webサイトから行います。
郵送や電話などによる受付はありません。
初めて申し込む場合は、まず利用者IDやパスワード、利用者情報を登録する必要があります。
そのあと、受験申込ページから試験会場や日時を選択して申し込みます。
受験料の支払い方法は、クレジットカード、コンビニ支払い、バウチャー(受験申し込みをするための前売りチケット)から選択が可能です。
2. ITパスポート試験受験
ITパスポート試験を受験する際は、試験会場にて本人確認書類や確認票の提示が必要となります。
確認票は、受験申込のページからダウンロードできます。
早めにダウンロードして印刷をしておきましょう。
なお、ITパスポート試験の受験方式は、コンピューターで表示された問題に対してマウスやキーボードで解答するCBT(Computer Based Testing)方式です。
3. 合格発表
ITパスポート試験の合格発表は、ITパスポート試験を受験した月の翌月中旬頃です。
合格者の番号が、ITパスポート試験ホームページにて公表されます。
4. 合格証書受領
ITパスポート試験に合格すると「情報処理技術者試験合格証書」が簡易書留にて送付されます。
なお不合格の場合、送付物は特にありません。
この合格証書は、受験時点の利用者情報をもとに交付されます。
受験後に修正された利用者情報は反映されないため、送付先住所などには注意しましょう。
【必要な方のみ】合格証明書申し込み
合格証明書は合格証書とは別に、証明書に記載された者がITパスポート試験に合格していることを情報処理推進機構が証明するものです。
合格証明書が必要な場合は、情報処理推進機構に申請する必要があります。
交付手数料は、1通700円です。
合格発表の2週間程度以降から発行が可能となりますので、必要な場合は申請ページから申し込みましょう。
【参考】【ITパスポート試験】合格発表
合格証書と合格証明書の違いとは?
合格証書と合格証明書の違いについて解説します。
主に挙げられる違いは以下の通りです。
申請の有無 |
再交付 | |
合格証書 | 不要 | 不可 |
合格証明書 | 必要 | 可能 |
まず、合格証書はITパスポート試験の合格者全員に、自動的に発送されるものです。
対して合格証明書は、申請をしないと交付してもらえません。
また、合格証書は受け取りができずに返送となった場合の再送申請はできますが、いかなる場合も再交付はされません。
合格証明書は申請と交付手数料の支払いが必要となりますが、再交付も可能です。
合格証書が届かない!どうすべき?
ITパスポート試験の合格証書が届かない場合は、以下の手順で確認をしましょう。
- 合格証書が発送されているかどうか、合格発表ページで確認する
- 自宅ポスト等に郵便局からの不在票が入っていないか確認する
- 保管期間を過ぎて返送された場合や配達状況を知りたい場合は、情報処理推進機構のサイトのお問い合わせフォームから問い合わせる
なお、問い合わせの際は以下の情報を記載しましょう。
- 件名:iパス合格証書発送状況確認依頼
- 氏名(漢字/カナ)
- 西暦の生年月日
- 利用者ID
- 受験番号
- 試験合格発表日
【参考】【ITパスポート試験】FAQ
合格証書が情報処理推進機構へ返送されていた場合は、以下の書類を情報処理推進機構に送付すれば再送依頼ができます。
- 合格証書再送依頼書(情報処理推進機構のサイトからダウンロードできます)
- 本人であることを証明できるもの(マイナンバーカード、運転免許証、健康保険証など)のコピー
- 460円分の返信用切手
- 送付用宛名メモ
【参考】合格証書の再送について
まとめ
最後に、今回のポイントをおさらいしておきましょう。
- ITパスポート試験に有効期限はない
- ITパスポート試験に合格すると合格証書が発送される
- 合格証書は再発行されないため注意して管理する
- 合格証明書を受け取るには別途申請が必要
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