皆さんこんにちは!スタディング社労士講座スタッフのOです。8月25日(日)に行われた社労士試験に行ってまいりました!初めて受験会場に行った私が感じたことをレポートしていきます。これから受験される皆さんの参考になれば幸いです。
※本記事の内容は令和6年度試験時点のものです。受験要綱はかならず公式サイトでご確認いただき、試験会場では試験監督の指示に従ってください。
当日の朝は、開場の30分ほど前に試験会場に到着しました。少し早すぎたかなと思ったのですが、会場の外は既に受験生でいっぱい!皆さん思い思いの場所で参考書やスマホを見ながら最後の確認に余念がありません。緊張感がものすごく伝わってきました!
前の晩の雨で多少暑さは和らいでいたものの、やはり暑いです。少し早めに会場入りしたい方は、暑さ対策をしていかれるのが良さそうです。
9:30になると、各教室への案内が始まります。私が受験した会場は、1教室に60人ほどの受験生がいました。3人掛けの長机の両端を使用して、2人ずつ席が割り当てられています。教室の入り口にある座席表を確認しつつ、自分の受験番号のシールが貼られた席に着きます。
教室内の空調はあまり効いていないように感じました。廊下やトイレは全く空調が効かないのかとても暑かったです。過去の受験生の方のお話で、「空調が効きすぎていて寒かった」というお話が多かったので寒さ対策は気を付けていたのですが、屋内が暑いことはあまり考えていませんでした。暑くても寒くても対応できるように準備していく必要があります。
トイレはそれほど混雑なく使用出来ました。試験会場が3階で、女性用トイレは同じ階にあったのですが、男性用トイレは1階か4階にしかないと案内されていました。
9:45頃から、試験官の方が教室に入られて準備が始まります。私は1番前の席だったので、ちょうど私の目の前で問題を仕分けているのが気になって観察してしまいました。ちなみに、この間スマホは自由に触れますし、だいたい皆さん試験前の最終確認をされていました。
10:00ちょうどに、試験の説明が始まります。説明の中で特に注意したいところは、
・荷物は足元に置くこと(試験官が通るので通路にはみ出さないように置かないといけない)
・スマホはその場で電源を切って鞄に入れること(電源が切れない人は封筒をもらって、その封筒にスマホを入れて預かってもらえます)
・飲み物は足元に置いて、退出可能時間内で飲みたいときは手を挙げること
・退出時間は挙手をしてトイレに行くことが出来ること
などでしょうか。特に、スマホや電子機器が作動してしまうと即失格となるということで、この辺の注意は念入りにされていました。
ちなみに、説明の中でティッシュを使っていいかどうかの話はなかったので個別に聞いてみたところ、試験官の確認の後、机の上に置いてOKが出ました。エアコンなどでアレルギー反応が出ることがあるので安心しました!
説明が終わると、試験官の方が本人確認のため各机をまわります。手持ちの資料の写真と見比べて本人確認されるので少し照れます。この時、写真では本人とわかりづらい場合は本人確認書類を提示するようにアナウンスがありましたが、同じ教室内でそれをされている方はいらっしゃらなかったようです。
さて、いよいよ選択式の試験が始まります。
ポイント
・朝の待ち時間は暑いので暑さ対策は抜かりなく!
・ティッシュなど、説明になくて必要なものは個別に確認すると◎
選択式試験は10:30にスタート。11:50までの80分間の試験です。
11:10になると、退室可能時間のアナウンスがあります。ここから試験終了の10分前まではトイレや水分補給、退室が可能です。退室される方は、解答用紙を提出し、問題用紙を机上に置いた状態で退室します。お昼休みに戻ってきて問題用紙を回収してください、という指示でした。
午前中は、トイレに行ったり水分補給したりしている人はほとんどいない印象でした。途中退室したのも2人だけでした。
教室内は、ものすごく暑いというわけではないけれど、なんとなくムシムシしている状態。前述の通りエアコンの効きすぎを想定して、カーディガンをいつでも着れるように膝にのせていましたが全く出番はありませんでした。
ポイント
・暑い可能性も寒い可能性もどちらも考えておくのが大切!
お昼休みは11:50~12:50までの約1時間ですが、選択式の解答用紙を集めるのを待って休憩に入るので、6~7分遅れて休憩となりました。
8割くらいの方が教室の中で勉強しながら食事をされます。おにぎりやパンを食べている方が多かったですし、午後に向けた当分補給でチョコレートを召し上がっている方もいました(私も食べました)
食事の後にコーヒーが飲みたいなぁと朝ペットボトルのコーヒーを買っていったのですが、教室が暑くて冷たいものが飲みたかったので自動販売機で購入出来たのは助かりました!ただ、近くにすぐ買える自販機があるかどうかは会場次第なのだと思います。
私が受験した会場は近くにコンビニ等はなかったですが、朝会場に着いた時に近くで買い物が出来るかどうかチェックしておくと良いかもしれません。
コーヒーを買いに教室の外に出たのもいい気分転換になりました。ずっとカーテンも締め切った教室にいると気持ちも澱んできますからね。同じ考えの方なのか、廊下や外で勉強されている方も結構いらっしゃいましたよ。(ただし暑い)
ポイント
・昼食は、おにぎりやパンなど食べやすいものが◎
・糖分摂取も忘れずに!
・暑かったので、自動販売機で冷えたコーヒーは沁みました。
12:50から午後の説明の時間です。ほとんど午前中と同じ内容が説明されます。スマホの電源を切っても本当に鳴らないだろうかと心配になってしまうのは私だけでしょうか…。
お昼も過ぎて、教室内はどんどん暑くなっていきます。ただ、どうやら後ろの席の方は寒かった様子。同じ教室でも空調の効き具合には差がありますね。試験官の方も暑かったようで、「水分補給しっかりしてくださいね」とおっしゃっていました。
択一試験では、問題に誤植があり、正誤表が配布されました。こちらは問題の配布の後に、印刷された用紙1枚が裏返しで配布されるという流れです。問題用紙と同様に試験が終わったら持ち帰って良い旨が伝えられました。
13:20より、午後の択一式試験が始まります。3時間半の長丁場です。退室可能時間は14:10。午前と同じくアナウンスがあります。
暑かったので、私は即座に手を挙げて水分補給しました。択一式試験は時間が長いというのもあって、トイレに行く方や水分補給される方が多くいらっしゃいました。
早苗先生も「気分転換にトイレには行った方が良い」とおっしゃっていますね。男性には男性の試験官が、女性には女性の試験官がトイレまで同行します。
午後の疲労と、択一式の長い問題文と、(私の場合は)暑さとの戦いです。
先述した通りトイレに行く方も多いので、ドアの開閉音や横を人が歩く気配で集中力が途切れます。自分も水分補給をしたり、一度深呼吸をしたり、切り替えながらやらないと3時間半を乗り切るのはなかなか大変だと感じました。
ポイント
・午後はうまくリフレッシュしながら乗り切る!水分補給をするだけでも気持ちは切り替わる。
試験が終わると、午前中の選択式試験同様解答用紙が回収されます。試験官の方が回収して確認を終えたら終了です。
帰りは一気に皆さん教室から出られますので、会場周辺は大混雑です。帰りの電車の時間など、余裕をもって計画を立てておく方が良いと思います。
ポイント
・終了時間は大混雑。ゆっくり帰れるように時間には余裕をもって。
さて、以上で私の社労士試験レポートは終了です。私自身が事前に調べていただけではわからなかったこと、知っておけたら良かったなと思うことや本番の空気感がリアルに皆さんに伝わればいいなと思います。最後までお読みいただきありがとうございました!
※本記事の内容は令和6年度試験時点のものです。すべての試験会場が上記の通りとは限りません。受験要綱はかならず公式サイトでご確認いただき、試験会場では試験監督の指示に従ってください。