【早苗講師インタビュー/早苗講師紹介編】スタディング社会保険労務士講座


相談に来た人の表情がパッと晴れる瞬間、

それが社労士のやりがいにつながる


親しみやすい口調と丁寧な解説で受講生から非常に人気を博しているスタディング社労士講座 早苗敏博先生。

しかし、意外にも社労士試験の受験生だった頃は挫折しかけた経験があるのだといいます。

そもそも早苗先生はなぜ社労士を目指したのか、
社労士の仕事ではどのようなことにやりがいを感じていたのか、

ざっくばらんにお話を伺いました。


友人から社労士試験を受けるという話を聞き、自分も目指してみようと思ったのが社労士試験挑戦のきっかけ

――早苗先生ご自身が社労士試験を受けようと思ったきっかけを教えてください。

大学生の頃、実家が社労士事務所という友人がいました。
その友人から「ゆくゆくは実家を継ぐために社労士試験を受けるんだ」という話を聞き、「おもしろそうだな。彼が目指すなら僕も目指してみようかな」と思ったのが社労士試験の勉強を始めたきっかけです

きっかけは本当に些細なものでしたね。

友人も僕も、社労士試験に必要な内容が1冊の本にまとまった本を買って独学で勉強していました。
その友人はいわゆる天才肌で、本をパラパラめくっていただけに見えたのに1発合格したんです。
かたや、僕は本の分厚さに挫折。

その後、もう一回チャレンジしようと思って近くの予備校に通って自分なりに一生懸命勉強したのですが、1点足りなくて落ちてしまいました。
当時は学習塾の講師の仕事をしていた頃で、社労士試験のある時期はちょうど夏期講習や勉強合宿で非常に忙しい時期と重なります。

一年で忙しい時期に試験があるので、「受けるのは時期的に無理だな」と自分で自分をごまかしたことや、「きっと自分は社労士に向いてないんだ」と諦めかけたこともありました。

しかし、そのまま受験をやめてしまうのはどうしても悔しかったので、数か月のブランクを経て再度猛勉強。
次の試験でやっと合格したのです。

社労士試験に向けて最初に勉強を始めてから合格するまで3年ほど経っていました。


それまでの経験を活かし、職業訓練校で社労士のことを教えたり、年金コンサルタントや、本の原稿を書いたりと多岐にわたって活躍。

――社労士になってから、どのようなお仕事をされていたのですか?

社労士試験に合格した後は、学習塾で講師をしていた経験を活かして、職業訓練校で講師業をしていました
当時はリーマンショック後の失業者の救済措置として、大手の資格の予備校で失業者を対象に実務に結びつくようなさまざまな職業訓練を行っていた時期だったのです。

私は社労士の知識以外に会計の知識もあるので、社労士や会計のことを教えていました。

そのほかは会計事務所で働いたり、社労士仲間の誘いで年金事務所で年金コンサルタントとして約2,000件もの年金相談を受けたり、本の原稿を書いたりしていました


そんなことをしながら過ごしていた 2018年、私が学習塾の講師経験者であることを知っている社労士仲間から「今度こういうオンラインの講座を立ち上げるらしいから、やってみないか?」という話をいただきました。
それが、スタディング社労士講座との出会いだったのです。


まじめ・親切であること。そんな人には社労士はおすすめの資格。

――社労士に向いている人はどんな人だと思いますか?

一番はまじめな人。
頻繁に法改正があるので、きちんとそれをキャッチアップできる人が社労士として活躍できる人だと思います。

次に優しい・親切な人ですね。
年金のコンサルタントをしていると、相談者との雑談の中からぽろっと悩み事が出てくることがあるんです。そこで一緒に解決策を考えたり、役に立つ制度のことを教えてあげて解決してあげるのが当たり前のことだと思っている方が社労士にふさわしいと思います。

あとは、自分自身が年金のことや社会保険のことで何か困った経験を持っている人がいいですね
ちなみに塾講師の仕事で初めて給与明細をもらったときに、雇用保険や厚生年金保険の対象になるはずなのに保険料が引かれていなかったことがあるんです。
給与から所得税のほかに雇用保険料や厚生年金保険料、健康保険料が天引きされているのが当たり前なのに、所得税しか引かれていなかったんですね。
それを見て「何かおかしいぞ」とモヤッとした気持ちになったことを覚えています。

思えば、僕が社労士になろうと思った理由はこの経験があったことも大きかったのかもしれません。


自分がアドバイスすることを通じて困っている人の悩みを解決し、
晴れやかな表情でお帰りいただくことが社労士としてのやりがい。

――社労士として働いていたとき、どのようなことにやりがいを感じていましたか?

困っている人にアドバイスをすることで、悩みが解決して晴れやかな表情でお帰りいただくことですね。
僕は個人の方からお話を聞いてアドバイスをするというケースが多かったんですが、僕のところに来る人は「どうやって働いていいかわからない」「どうやって年金を受け取ったらいいかわからない」などと困っている方ばかり。

そういった方々に自分の持っている知識を使って「これはこうすればいいんですよ」「こういう制度があるんですよ」と説明してあげると、今まで曇っていた目の前の人の表情がパッと晴れる瞬間が来るんです。

その瞬間を見るのがたまらなくうれしくて、やりがいを感じましたね。

相談業務を通して、受験勉強では全くと言っていいほど出てこないことが、現場ではとても重要になることがあるのだとだんだんわかってきました。

たとえば、基本手当を受け取るときは、前に在籍していた会社の証明が必要になることがあります。円満退社した人であればすぐに取り寄せることができるのでしょうが、「前にいた会社とケンカ別れをして、二度と連絡をしたくない」という方は取り寄せができず添付書類が揃わないから代替手段を考えなければなりません。

添付書類がそろわないときの対処法なんて、社労士試験には出てきませんよね。現実にはそういったことが頻繁に起こるからこそ、降りかかる難題に対処できたときは達成感がありました。


心がけていたことは間違ったことを伝えないように「とことんまで調べてから答える」こと。

――社労士として仕事をしていて心がけていたことは何ですか?

「とことんまで調べてから答える」ということですね。

こちらが間違ったことを教えてしまうと、その人は受け取れるはずだった手当や年金を受け取れなくなるリスクもあります。

実際、「この人は支給要件を満たしているはずだから手当が受け取れるはずだ」と思ったのに、たったひとつ要件を見落としていて手当を受け取れなかったことがありました。

年金事務所のスタッフの方に怒られたこともあります。

そういった失敗もあり、相談者の方に安易に希望を持たせず、わからないことはとことんまで調べて答えるようにしていました。


挫折したくなる、やめたくなる気持ちは十分にわかる。それでも、始めた以上はあきらめないでほしい。

――講座を通して受講生に伝えたいことは?

「あきらめないでね」ということです。

試験は受けないと絶対に受かりません。私も受験生だった頃は「仕事が忙しいから」などと言い訳をして勉強をおろそかにしたり、途中で挫折しかかったこともありました。

だから、挫折したくなる、やめたくなる気持ちは十分にわかります。

でも、途中でやめてしまうと自分の中で失敗経験になってしまうし、「ちょっと詳しい人」だけで終わってしまうんですよ。

だからこそ、スタディング社労士講座に少しでもご縁があった方には、全員にゴールを目指して走り切ってほしいですね。
そのために、僕も全力でみなさんをサポートしていこうと思います。


今回の早苗講師のインタビューを通して、自身の経験から

・過去の社労士としての仕事でやりがいを感じていたことと同じ様に、今は「合格を目指す受験生の役に立つことがやりがい」であること
・「年金アドバイスでの失敗」から、教材作成時にも、とことんまで調べて、受験生がつまずきやすい点をわかりやすく伝えること
・「社労士資格受験での失敗経験」から、辛いことにも共感しながらも「前を向き続けてほしい」と受講生を想っていること

が伝わってきました。

ご自身も社労士試験で失敗をしている早苗講師の、「同じ間違いをしてほしくない」との思いが詰まった、受験生に寄り添った講座で
皆様にも社会保険労務士試験の合格を目指していただきたいと思います。

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