令和2年の建築士法改正によって、学歴要件と実務経験要件がともに改正されます。そもそも、なぜ建築士試験の受験資格を変更しなければならないのでしょうか?
結論から申し上げると、「近年の受験者数の減少を受けて、受験資格を緩和する」ことが目的です。受験者数の減少に加えて建築士の高齢化も深刻なため、将来を担う人材確保が急務となっています。
建築士は、家を設計するだけが仕事ではありません。駅や学校・図書館・病院といった公共施設の設計も担っているため、私たちの生活にはなくてはならない存在です。そのため、受験資格を緩和することで、多くの方が試験を受けられるように制度設計を見直したということです。
今回の法改正を簡単にまとめると、以下の3つの項目に分かれます。
▶実務経験要件が受験資格から免許登録要件に
▶実務経験なしで受験可能になるケースも
▶2級建築士試験では、実務経験年数が短縮
総じて建築士試験を受けやすくなったといえるでしょう。ただし、試験の難易度が下がったわけではないので、短期合格するには必死に勉強する必要があります。
上記の受験資格の改正について、1級建築士試験に該当する部分を詳細に解説します。
改正建築士法の施行期日は、令和2年3月1日です。短期合格するためには、在学中からコツコツと勉強する必要があります。自分に適した勉強法を見つけましょう。
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