建築士試験を受験するためには、受験案内と願書を受け取り、期限までに指定先へ提出しなければなりません。1日でも間違えてしまうと、次の年まで待たなければならないので気を付けたいところです。
今回は、建築士の受験案内および願書の入手方法などについてご紹介します。
受験案内および願書の入手方法
受験案内および願書の入手方法はふたつあります。具体的には、「窓口による配布」と「郵送による配布」です。窓口による配布は、試験実施機関である建築技術教育普及センター指定の場所で行われます。
受験案内および願書の配布期間は、一級建築士試験の場合「4月下旬~5月上旬」、二級建築士試験の場合「3月上旬~4月中旬」です。ただし、郵送配布と窓口配布で期間が異なることがあるので注意してください。
申込書の受付
受験案内および願書を受け取ったら、期限内に受験申込書を提出します。提出方法は、「郵送による受付」「インターネットによる受付」「受付場所による受付」の3つです。
申込の受付期間は、以下のとおりです。同じ申し込み方法でも、1級建築士試験と2級建築士試験では期間が異なるため注意しましょう。
1級建築士試験 | 2級建築士試験 | |
---|---|---|
インターネットによる受付 | 4月中旬~下旬 | 4月上旬の一週間 |
郵送による受付 | 4月中旬~下旬 | 4月上旬 |
受付場所による受付 | 5月上旬の一週間 | 4月中旬の一週間 |
また、申込時には学科試験と設計製図試験の両方に申し込む必要があります。学科試験の合格後に設計製図試験に申し込むわけではないため注意してください。学科試験免除者もこのタイミングで設計製図試験の申込をします。
提出場所は、1級建築士試験と2級建築士試験ともに住所地の建築士会の指定する場所となっています。間違えることのないよう、事前に確認しておきましょう。
まとめ
建築士試験は、受験案内および願書の入手方法や、申込書の提出方法が複数あります。また、期限も各方法によってさまざまなので、遅れずに手続きを済ませ、勉強に集中できる環境を作りましょう。
受験案内および願書の入手方法や申込書の提出に関する詳細な情報は、「公益財団法人 建築技術教育普及センター」のホームページをご覧ください。