一級建築士の資格試験概要を解説します。
▼全体の概要
試験会場 | 原則、住所地の都道府県に設置された試験会場 |
申し込み受付期間 | 例年4月上旬 |
受験手数料 | 17,000円(別途、事務手続き手数料が必要) |
試験実施機関 | 公益財団法人 建築技術教育普及センター |
▼学科試験の概要
学科試験日 | 例年7月第4日曜日 |
学科試験合格発表日 | 例年9月上旬 |
▼設計製図試験の概要
設計製図試験日 | 例年10月第2土曜日 |
設計製図試験合格発表日 | 例年12月中旬 |
受験申し込み方法は原則的にインターネットのみです。
あらかじめ申し込み受付期間を確認した上で、必ず期間内に申し込みを済ませましょう。
一級建築士の資格試験を受験するときの条件は、表のとおりです。
建築に関する学歴又は資格等 |
大学、短期大学、高等専門学校において、
・ 入学年が2009年度(平成21年度)以降:指定科目を修めて卒業した者 ・ 入学年が2008年度(平成20年度)以前:建築または土木の課程を修めて卒業した者 |
2級建築士の資格保有者 |
国土交通大臣が、上記の二者と同等以上の知識及び技能を有すると認める者 |
建築設備士の資格保有者 |
一級建築士の試験には、受験資格があります。一級建築士を受験するためには、学校で指定科目を履修して学歴要件を満たすか、二級建築士や建設設備士のいずれかの資格が必要です。
以前は一級建築士の資格試験を受験するには、実務経験が必要でした。しかし、2020年に改正されたことで、大学や専門学校などで指定科目を修めて卒業すれば、実務経験がなくても受験できるようになりました。
また、建築系の学校を卒業していない場合は、7年の実務経験を経て二級建築士の資格を取得すれば、一級建築士の受験資格を得られます。
・計画(学科Ⅰ)20問
・環境・設備(学科Ⅱ)20問
・法規(学科Ⅲ)30問
・構造(学科Ⅳ)30問
・施工(学科Ⅴ)25問
・設計製図 1課題
試験は、「学科試験」と「設計製図試験」の2回です。一級建築士の資格を取得するには両方の試験に合格する必要があり、学科試験に合格した人だけが設計製図試験を受験できます。
学科試験は、出題形式はマークシート方式で、4肢択一式です。建築計画や建築基準法、建築構造など学習範囲が広く、問われる内容も多岐にわたるので、合格するにはしっかりと学習しなければいけません。
また、設計製図試験は、あらかじめ公表された課題に基づいて図面を作成します。そして、設計した意図を「計画の要点」という記述形式で回答する試験です。
一級建築士の試験科目 | 満点 | 合格基準点 |
学科Ⅰ(計画) | 20点 | 11点 |
学科Ⅱ(環境・設備) | 20点 | 11点 |
学科Ⅲ(法規) | 30点 | 16点 |
学科Ⅳ(構造) | 30点 | 16点 |
学科Ⅴ(施工) | 25点 | 13点 |
総得点数 | 125点 | 90点 |
一級建築士の試験の特徴的は、各科目によって点数配分が異なることです。
2008年以前は、4科目各25点の100点満点の試験でしたが、現在は上記のように、5科目の試験であり、各科目で配点が異なります。合格基準点は総得点が90点、科目基準点が各科目の過半数以上の得点です。ただし、表に記載の合格基準点はあくまで標準的な基準であり、その年度により合格点に調整が入ることがあります。
また、科目毎に受験したり合格したりする制度はないため、毎年必ず5科目を受験し、すべての科目と総得点で基準点を達成しなければ合格できません。
回答方法はマークシート方式で四枝択一式で出題されます。多くが、4つの選択肢の中から「誤っている」ものを選択させる形式ですが、なかには「正しいもの」や「計算問題」で問われる問題もあります。
年度 | 学科試験の合格率 | 学科試験の合格者数 | 設計製図試験の合格率 | 設計製図試験の合格者数 |
平成24年 | 18.2% | 5,361名 | 41.7% | 4,276名 |
平成25年 | 19.0% | 5,103名 | 40.8% | 4,014名 |
平成26年 | 18.3% | 4,653名 | 40.4% | 3,793名 |
平成27年 | 18.6% | 4,806名 | 40.5% | 3,774名 |
平成28年 | 16.1% | 4,213名 | 42.4% | 3,673名 |
平成29年 | 18.4% | 4,946名 | 37.7% | 3,365名 |
平成30年 | 18.3% | 4,724名 | 41.4% | 3,827名 |
令和元年 | 22.8% | 5,729名 | 35.2% | 3,571名 |
令和2年 | 20.7% | 6,295名 | 35.2% | 3,796名 |
令和3年 | 15.2% | 4,832名 | 35.9% | 3,765名 |
令和4年 | 21.0% | 6,289名 | 33.0% | 3,473名 |
学科試験の特徴を一言で表すと、「非常に難しい試験」です。
ここ10年の一級建築士の学科試験と設計製図試験の合格率と合格人数について、上記の表にまとめました。学科試験と設計製図試験を比較すると、多少の差はあるものの、学科試験のほうが合格率が低い状態が続いています。
学科試験は一級建築士の場合学科Ⅰ~Ⅴまであり、各科目と総得点の双方で合格基準点以上を取る必要があります。苦手科目があって科目の基準点に満たない場合は、総得点がどんなに高くても合格できません。
学習範囲も広く、問われる内容も多岐にわたるため、中途半端な学習では合格が難しい試験です。学科試験の先にある設計製図試験の学習もした方がよいのかと迷われる方もいらっしゃるとは思いますが、まずは学科試験の勉強に集中するのが無難です。
学科試験は難易度が高いため、適切に対策する必要があります。以下では、学科試験の各科目について、攻略ポイントを簡単にご説明します。
計画分野は出題範囲が広いことが特徴で、対策は容易ではありません。具体的には、以下の分野から出題されます。
普段生活しているなかで見聞きする情報もあって取り掛かりやすい一方で、細かい数値や実際にある建物の情報を数多く覚えなければならないという難しい側面もあります。
とくに近年は「建築事例」からの出題が増えている傾向にあり、暗記が不得意な方は苦手意識を抱きやすいかもしれません。「建築事例」が苦手な方は、過去問やテキストだけで無理に覚えようとせず、インターネットで実際の建物の写真を検索して、視覚的に情報を取り込んでみることもおすすめです。
余裕のある時期でしたら、建築を身近に感じるためにご自身の好きな建築物を探してみて、楽しんで学習を進める工夫をすると苦手意識は取り払えるのではないでしょうか。
環境設備では、「環境工学」と「建築設備」のふたつを学びます。出題範囲がある程度絞れるため、勉強の成果が出やすい分野でもあります。
「環境工学」は光や熱、空気などについて出題されます。文章問題が中心ですが、計算問題が出題される場合もあります。毎年同じ分野から出題されるわけではありませんが、過去問で出題された問題については押さえておくことが大切です。
「建築設備」は、空調設備や給排水衛生設備、電気設備などから出題されます。私たちが生きていくなかで欠かせない設備ですが、深い知識についてはよく知らない方が多いと思います。設備にはさまざまな方式があり、それぞれにメリット、デメリットがあるので、特徴を整理して覚えていってみてください。
法規では、建築基準法と建築関連のその他の法律を取り扱います。
建築基準法では個々の建築物の用途や規模などによって規定される「単体規定」と、敷地によってそれぞれ規定される「集団規定」について学びます。その他の法令では、建築士法や高齢者円滑法、耐震改修法、都市計画法、消防法などを学びます。
「単体規定」「集団規定」「その他法令」については、いずれも法令集に規定されている内容に照らし合わせて答える出題形式なので、暗記する必要はありません。試験会場へ持ち込み可能な法令集がありますので、本試験では法令集を素早く引いて「短時間で回答する力」が求められます。
普段から専門に法令に関わっている方でない限り、分厚い法令集から答えを探し出すのはかなり時間がかかる作業です。難しいように感じられますが、学習範囲はある程度決まっており、同じ問題も繰り返し出題されているので、何度も練習することでスピードアップが図れます。
法令集を素早く引くためには反復練習も大切ですが、試験元より許可される範囲でアンダーラインなどを引き、自分なりに法令集を読みやすくしておく準備も大切です。法令集は必ず受験年度のものを用意し、法規の学習に入るまでに用意しておきましょう。
法規は記憶するよりも、答えを探し出す試験であり、合格者は法規で得点を稼ぐともいわれています。5科目のなかで30点と点数配分も高いので、法規を得意科目にできれば、学科試験の合格もぐっと近づいてくるはずです。
構造は、「一般構造・材料」や「構造力学」を学んでいきます。難易度が高く、合格者と不合格の差が開きやすいポイントでもあります。
「一般構造・材料」は木造や鉄筋コンクリート造、鉄骨造などの構造方式や架構方式、地盤、基礎、材料などを学び、覚える学習をする分野です。
「構造力学」は建築物が荷重を受けたときに生じる力や変形などを解析する学問です。ただし、建築士試験では、構造物をモデル化して、生じる力や変形などを「計算式」から求める問が出題されます。
つまり、計算問題です。「構造力学」からは、6〜7問程度出題される傾向にあるので、たとえ計算が苦手だったとしても、安易に捨てるわけにはいきません。
構造力学は深く学習しようとするといくら時間があっても足りませんが、試験対策で深入りして無為に多くの時間を費やしてしまうのは危険です。学習範囲はある程度決まっており、過去問で使用した解法によって答えを導き出せる問題が多く出題されます。
したがって、まずは過去問を繰り返し解いて、どのような手順で解答しているのかを知ることから始めてみてください。はじめは理解できなくても解説を書き写すところからでもかまいません。徐々に解き方が掴めてくるはずです。
一度解き方を覚えてしまえば、計算問題の苦手な方でも、きちんと答えを導き出すことができます。
施工では、「施工計画・現場管理」「地業」「建築工事」「改修工事」「契約」などについて学習します。いずれも知識を問われる出題ですので、各種工法の特徴や手順、数値などを覚えなければいけません。
現場経験のある方だといろいろな工事を見たことがあると思いますが、建築士試験で出題のある全ての工事を見たという方は少ないと思います。いきなり細かい部分からの学習から始めるとイメージが沸きにくく、学習につまづいてしまうかもしれません。
最初は細かい部分にこだわりすぎず、工事の大まかな流れを学習することで徐々に理解を深められます。最近はインターネット上にも画像や図版が数多くありますので、イメージのわかないものは検索をしてみるのもおすすめです。
覚える範囲が多くて苦労される方も多い科目ですが、同じ問題も繰り返し出題されているので、時間をかけて学習すればその分得点力が高まっていきます。数値も多く登場しますので、表などにまとめて知識の整理をしながら学習を進めてみてください。
学科試験合格者には一定の期間、学科試験の免除制度が設けられています。
学科試験に合格すると、次は設計製図試験です。設計製図試験は学科試験よりも合格率は高いですが、学科試験を突破した方のうち40%前後しか合格できない試験でもあるため、難易度が高いことがうかがえます。
せっかく苦労をして学科試験に合格したのに製図試験で不合格になった場合、また学科試験から試験をやり直さないといけないと思っているかもしれません。しかし、実際は学科試験が免除されます。
学科試験に合格した年に製図試験を受けて不合格だったとしても、その翌年から4年間のうち、任意の2回を選択して学科試験の免除を受けられるのです。もし学科試験に合格した年に製図試験を欠席した場合は、翌年から4年間のうち3回の学科試験免除を受けられます。
ただし、与えられた免除の回数を使い切るか、学科試験合格の年度を含め5年が経過すると、また学科試験から受験をやり直す必要がありますので、ご注意下さい。
必ず、学科試験に合格した年に製図に合格しなければならないというわけではありませんが、期間内に突破できるように十分な対策をして製図試験に挑む必要があります。
【合わせて読みたい】一級建築士試験って難しい?合格率や特徴は?~設計製図編~
設計製図試験は、課題に応じた図面を描き、設計意図である「計画の要点」を回答する試験です。
ちなみに、2022年度は「事務所ビル」の製図を作成する課題が、7月22日に発表されました。課題があらかじめ公表されているため、設計製図試験当日まで課題を読み込んだり類似の過去問を探したりして対策を練る時間は十分にあります。
ただし、試験当日は時間管理してきちんと解答していくことが大切です。なぜなら、6時間30分の試験時間以内に複数の図面を作成し、さらに計画の要点に回答しなければならないからです。
計画の要点は公益財団法人建築技術教育普及センターのHPで模範解答が示されておらず、対策が難しいため、計画の要点をどう攻略するかが試験合格の鍵となります。
設計の意図を記載する「計画の要点」で点数を得るポイントは、図面と計画の要点が整合するように文章を記載することです。そのためには、建築計画や構造計画、設備計画、環境設備、法規などの切り口から計画の要点に回答できるように、知識を深めておくことが大切です。
文章だけでなく簡単な図の作成を求められることもあるので、必ず過去問を確認して問題に慣れておきましょう。さらに詳しく「設計製図試験」や「計画の要点」について知りたい方は、以下の記事もあわせて読んでみてくださいね。
【合わせて読みたい】1級建築士試験って難しい?合格率や特徴は?~設計製図編~
【合わせて読みたい】1級建築士 設計製図試験の計画の要点とは?
一級建築士の免許登録をするためには、一級建築士の試験に合格し、学歴や取得資格に応じた実務経験を積まなければなりません。
免許登録に必要な実務経験は、以下の通りです。
受験資格要件 | 免許登録要件 |
大学で指定科目を修了 | 実務2年以上 |
3年制短大で指定科目を修了 | 実務3年以上 |
2年制短大、高専で指定科目を修了 | 実務4年以上 |
二級建築士 | 二級建築士として実務4年以上 |
一級建築士になるための最短ルートは、建築系の大学を卒業後に一級建築士の試験に合格し、2年の実務経験を積むことです。つまり、一級建築士になるためには大学4年の期間とあわせて、最低でも6年の期間が必要です。
ちなみに、一級建築士試験の合格者は、24~26歳の割合が最も多くなっています。さらに、学歴・資格別に見ると、建築系の大学を卒業した人の割合が合格者の約7割にあたり、圧倒的に多いことがわかります。
一級建築士試験合格に必要な勉強時間は、700時間から1,500時間ほどといわれています。難関資格であるため合格には、多くの勉強時間が必要です。
もちろん、必要な勉強時間は人によって異なりますが、初学者であれば1,000時間以上は確保しておきましょう。仮に、一級建築士試験の1年前から勉強を開始したら、毎日3時間ほどの勉強を続ける必要があります。
また、実務経験者や知識を備えた方でも勉強時間として、700〜1,000時間は必要です。とくに学科試験は出題範囲が広いため、必然的に多くの勉強時間を確保しなければいけないでしょう。
一級建築士の試験勉強を独学で行なうために必要なポイントを解説していきます。独学で一級建築士試験に合格するために鍵となるのは「時間の使い方」です。
まずは試験日から逆算して勉強スケジュールを立てましょう。いつまでにどの勉強を終わらせるのかを明確にすることが大切です。
例えば「半年でテキストを3回解く」と決めたとします。その場合、「1カ月でテキストの半分を終わらせる」「1週間で1章分を終わらせる」「1日5ページテキストを進める」とスケジュールを細分化させていきましょう。
勉強の計画を考えるときに意識したい点は、問題集や過去問を繰り返し解けるように計画を立てることです。
問題集や過去問を一度解いただけでは、難易度の高い一級建築士の試験問題を完全には理解できないでしょう。なぜなら、1つの問題の中にいくつもの知識が必要になり、一度にすべてを習得するのは難しいからです。
同じ問題を繰り返し解くことで、吸収できる知識量が増えていきます。解く回数を重ねるごとに内容の理解度が上がるからです。このように、問題集や過去問を繰り返し解くことで大きな学習効果を得られるので、反復学習できる計画を立てましょう。
「忙しくて一級建築士試験のための勉強時間を確保するのが難しい」と悩んでいる方におすすめの方法が、スキマ時間に動画学習をすることです。
動画学習であれば必ずしも机に向かう必要がないため、時間が空いたタイミングですぐに勉強を始められます。スマホをタップするだけで勉強が開始できるので、勉強に対するモチベーションが低下しているときでも、気楽な気持ちで勉強をスタートできるでしょう。勉強に向かうまでの時間を短縮し、スキマ時間の勉強を積み重ねることで、総合的な学習量を大幅に増やすことが可能です。
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一級建築士の資格を活かせる仕事は多岐にわたります。なぜなら、一級建築士が設計できる建築物には制限がなく、大規模な施設設計もできるため、多くの現場で求められるからです。
具体的には、以下のような就職先が挙げられます。
このように就職先はさまざまで、興味のある分野や得意なことに合わせて選択できます。一方で、明確に就職したい企業が決まっていない場合は迷うかもしれません。就職先を選ぶ際のポイントは、自分は何を優先したいのかを明確にすることです。
例えば、年収を上げることを優先するのであれば、一般的な会社員の年収より高い傾向にあるゼネコンへの就職を考えてみましょう。福利厚生を重視し安定して働きたいのであれば、公務員として働く選択肢もあります。
一級建築士の資格取得後における進路を考え、理想の働き方をイメージしておくことで、勉強に対するモチベーションも高まるでしょう。
2019年の厚生労働省の賃金構造基本統計調査によると、一級建築士の平均年収は703万円です。
※賃金構造基本統計調査による、支給する現金給与額×12カ月分+年間賞与その他特別給与額で算出した額。
ちなみに男女別に見ると、男性が718万円、女性が608万円となっており、男性の方が高い傾向にあります。また、経験年数による一級建築士(男性)の年収における推移は以下のとおりです。
【一級建築士(男性)の年収推移】
経験年数 | 年収 |
0年 | 527万円 |
1~4年 | 562万円 |
5~9年 | 638万円 |
10~14年 | 746万円 |
15年以上 | 650万円 |
とくに年収の伸びが大きいのは10~14年目であることがわかります。15年目以上は、定年を迎える人もいることが考えられ、平均として年収が下がってしまうのかもしれません。
一級建築士は経験年数を重ねることで、着実に年収アップが期待できる職業であるといえます。
また、十分に経験を積んで独立開業した場合、年収がさらに高くなる可能性があります。個人の実力にもよりますが、年収1,000万円以上も達成可能です。将来的なキャリアアップの選択肢として、独立開業も視野に入れてみてはいかがでしょうか。
今回ご紹介した一級建築士試験のポイントは次のとおりです。
一級建築士試験は難易度の高い問題ですが、時間を有効に活用することで試験合格が見えてきます。スキマ時間まで徹底的に活用したい方はstudyingの建築士講座をぜひチェックしてみてくださいね。