建築士試験の特徴、試験科目と攻略ポイント~製図編~

建築士試験では、学科試験に合格した後、設計製図試験を受けることになります。設計製図試験に合格してはじめて建築士の資格を受けられるのです。建築士になるための最終試験ともいえるでしょう。今回は、設計製図試験の特徴や攻略ポイントについてご紹介します。

設計製図試験の概要

設計製図試験とは、建築士試験の学科試験合格後に受けるもので、図面作成や計画の要点の記述が主な出題内容です。設計製図試験に合格してはじめて、建築士の資格を受けられます。

1級建築士試験では例年10月の第2日曜日に行われており、2級建築士試験では例年9月の第2日曜日に行われています。

設計製図試験を受けられるのは、基本的に学科試験を合格した方のみです。

設計製図試験の特徴

設計製図試験には、学科試験とは異なる特徴がいくつかあります。以下では項目ごとに特徴をご紹介します。

▶課題発表の有無

設計製図試験最大の特徴は、事前に課題発表がある点です。1級建築士試験では例年7月下旬ごろ、2級建築士試験では例年6月上旬ごろに試験実施機関のホームページで課題が発表されます。

テーマだけでなく製図を行うにあたっての留意事項や注意点なども発表されるので、しっかりと理解したうえで試験に臨む必要があるでしょう。

▶試験時間

設計製図試験は長丁場です。1級建築士試験では6時間30分、2級建築士試験では5時間、すべて休憩なしで行われます。設計製図試験の勉強では、製図の対策に加えて、集中力を長時間維持できるよう練習する必要があるでしょう。

▶採点方法

設計製図試験では、採点結果を以下の4つのグループに分け、ランクⅠのみを合格としています。

・ランクⅠ 「知識及び技能」を有するもの

・ランクⅡ 「知識及び技能」が不足しているもの

・ランクⅢ 「知識及び技能」が著しく不足しているもの

・ランクⅣ 設計条件・要求図書に対する重要な不適合に該当するもの


設計製図試験の攻略のポイント

択一式の学科試験とは異なり、設計製図試験は記述式のため、対策方法も新たに考えなければなりません。以下では、設計製図試験の攻略ポイントをご紹介します。

▶過去問研究

設計製図試験に合格するために必ず行わなければならないのが過去問研究です。過去問とまったく同じ問題が出題されることはありませんが、解いていくなかで問題の傾向や対策がつかめるでしょう。

また、過去の試験課題についてはホームページで合格基準が発表されています。それを確認すると、試験でどのようなポイントが問われているのか、どこを重点的に押さえるべきなのかが分かるはずです。

▶時間対策

前述のとおり、設計製図試験は長丁場の試験です。集中力を維持できるように、試験勉強の段階から時間を意識する必要があります。定期的に実際の試験時間に合わせてシミュレーションをしておきましょう。

▶道具の使い方

設計製図試験には多くの製図道具を持ち込みます。持ち込む道具の数は人それぞれですが、一般的には10~20程度持ち込む方も珍しくありません。

設計製図試験に合格するために大切なのが、どの道具をいつ使うかです。用途に合わせた道具を瞬時に選択しなければ、時間が足りなくなるだけでなく、試験で求められている答案が完成しません。普段の勉強から適切な道具をはやく選べるよう練習しましょう。


まとめ

設計製図試験は学科試験と大きく異なる性質を持つため、長時間の試験に耐え得る集中力や製図道具を適切に扱う能力、課題で問われているポイントを読み取る能力など、建築士としての力が幅広く必要です。短期合格するためには、それぞれを常に意識しながら勉強しなければならないでしょう。

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