建築士試験は、過去問を何年やれば合格できるのか?

建築士試験の勉強方法は人それぞれですが、多くの方が過去問に手をつけるはずです。しかし、過去問はさかのぼろうと思えば何十年分もあり、どこまで勉強すればよいのか分からなくなる方もいるでしょう。そこで今回は、建築士試験の過去問について、その重要性や使い方、何年分取り組むべきかなどをご紹介します。

過去問の重要性

建築士試験に合格している方の多くが、過去問を重視し、繰り返し解いています。しかし、不合格だった方のなかには、過去問に手をつけずに、書店で販売されている参考書で学習しているケースが少なくありません。

もちろん、過去問での勉強も参考書での学習も大切ですが、過去問をおろそかにしていては、建築士試験に合格できないでしょう。

その理由は、とくに学科試験について、過去問と似た問題が出題される場合があるためです。例えば、2019年(令和元年)の1級建築士学科試験では、過去問を正しく理解していれば解ける問題が大半を占め、初出題の選択肢は125問中35問しかありませんでした。つまり、90問は過去問を参考に作られた問題なのです。

ちなみに、1級建築士学科試験の合格基準となる総点数は90点です。過去問を重点的に勉強することで合格に近づけるのが分かっていただけるでしょう。


過去問の使い方

過去問の重要性を理解していても、どう使えばよいのか迷う方もいるのではないでしょうか。以下では、過去問を使ううえで意識すべきポイントをご紹介します。

まずは一周解く

まず、過去問を用意したら全教科一周解きましょう。勉強をはじめたばかりのころは、分からない点も多いと思いますが、まずは解き切ることを目標にしてください。

その理由は、一周目から細かい部分に目を向けていると、いつまでも終わりが見えず、解き終わる前に挫折してしまう可能性があるからです。間違えた問題に固執しすぎず、全教科の問題を把握することに重点をおきましょう。

▶繰り返し解く

過去問は一周しただけでは不十分です。答えを覚えるくらいまで繰り返し解き続けましょう。ただ解くだけではなく、本番と同じ時間配分で学習すると時間感覚まで身に付くため、より効果的です。

▶解説を読み込む

過去問を学習するうえでもっとも大切な点はどこでしょうか。解答の正誤を重視していませんか?

過去問で1番読み込まなければいけないのは、解説部分です。過去問を参考に問題が作られる場合でも、一言一句同じ言葉を使うケースは多くありません。言い回しや意味を少し変えて出題するのが一般的です。

解答の正誤ばかり気にしていては、なぜその答えになるのか、どんな考え方が必要なのかを学べず、問題が少し改変されただけで対応できなくなってしまいます。

本番の試験で「この問題はあの考え方を使うんだ!」とひらめくためには、過去問に正解できたかどうかより、解説部分の理解に重点をおきましょう。


過去問は最低5年分取り組もう

冒頭でも述べたとおり、過去問はさかのぼろうと思えば何十年分と振り返ることができます。しかし、結論から述べると、過去問は最低5年分、多くても8年分こなすのがおすすめです。

まず、あまり昔の過去問まで取り組もうとすると、一周するのに時間がかかりすぎてしまい、継続できません。建築関連法も適宜変更されているので、古い問題は現在の法律に則していない可能性があります。

とくに学科試験については、8年分振り返れば似た問題が数多く出題されていることが分かります。そこから出題の傾向や得点を重ねるためのポイントを理解しましょう。

建築士試験における過去問の重要性は、多くの合格者が口をそろえて話します。短期合格するためには、過去問の攻略が必要不可欠です。5年~8年の過去問を、理解できるまで繰り返し解きましょう。

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